【主要10社比較】ライズをカーリース・サブスクで買うといくら？

トヨタが販売する小型SUV「ライズ」は人気車種なのでカーリースやサブスク各社が取り扱っています。

しかし各社の価格は大きく異なり、しっかり比較することが大事です。

本記事ではカーリース・サブスク主要10社の価格を公開し、ライズを契約するならどこがいいのかひと目でわかるようになっています。

【主要10社の価格公開】ライズを主要なカーリースで契約したらいくら？

ライズをカーリース・サブスクで契約すると、月々の支払額は以下の通りです。

※2023/12/1時点
※メンテナンスパックが選べる場合は全て中間のものにしています
※ニコノリは「Z」が選択できなかったため、グレードが異なります
※リース料金は予告なく変更になる場合があるので、必ず公式サイトをご確認ください

上記の一覧表は価格が安い順に並んでいますが、カーリースやサブスクは料金だけで比較するのはおすすめしません。

カーリース料金は各社が提供しているサービス内容によって大きく異なります。

安いからといって契約すると、メンテナンス料金が別途支払いになっていることもあるのです。

このようなことが起こらないように、必ず各社のサービス内容まで比較しましょう。

そこでこれから、各社の料金と含まれるサービスについて詳しくご紹介します。

定額カルモくん

ナイル株式会社が提供しているカーリースが『定額カルモくん』です。

ローンを組んで車を購入する際には、頭金を用意しなければなりませんが、本サービスを利用すればその必要はありません。

税金などの諸費用も月額利用料金に含まれています。

さらにリース車両が故障しても、日本全国どこでも修理をしてくれます。

7年以上の契約であれば、月々500円を支払えば車がもらえるオプションを付けることも可能です。

参考定額カルモくんの評判はいい？特徴と口コミ、デメリットを紹介

リースナブル

株式会社三和サービスが提供しているカーリースが『リースナブル』です。

本サービスも毎年の自動車税や車検代は、月額利用料金に含まれます。

またトヨタ・アクアなど車種は限られますが、月額利用料金を抑えたプランも用意されています。

ただし台数限定なので問い合わせるなど確認してください。

リースナブル

MOTAカーリース

株式会社MOTAが提供しているカーリースが『MOTAカーリース』です。

本サービスは『3つの心配ナシ』を掲げています。

1つ目のナシは返却する必要がないこと。

2つ目のナシは走行距離が無制限であること。

距離制限がナシというわけです。

そして3つ目のナシは車の故障や破損をしても、修理費用が必要ないことです。

この『3つの心配ナシ』は新車のリースに限られますが、さらにお得に利用したい人には中古車のリースもあります。

MOTA公式サイト

ニコノリ

株式会社 MICが提供しているカーリースが『ニコノリ』です。

本サービスは最も安いプランなら、月額数千円程度で利用可能です。

しかもリース期間が終了すれば、そのまま車をもらえるプランもあります。

ただし月額利用料金が抑えられる反面、月間走行距離が短く設定されるのでご注意ください。

近所の買い物などを中心に車を使う人にはおすすめです。

月額利用料金が抑えられた『ニコノリ中古車』や、ひと月だけ車が使える『ニコリース』といったサービスも用意されています。

ニコノリ公式サイト

コスモMyカーリース

コスモ石油マーケティング株式会社が提供しているカーリースが『コスモMyカーリース』です。

本サービスの特徴は税金や車検代が月額利用料金に含まれる上に、ガソリン代の割引があることです。

コスモカードに加入すれば最大で1リッターあたり5円割引されます。

ただし加入するメンテナンスパックにより、ガソリンの割引率が下がることもあるので、よく確認を取るようにしてください。

参考コスモMyカーリースのゴールドパックは評判最悪？リアルなクチコミ

カーコンカーリース

カーコンビニ倶楽部株式会社が提供しているカーリースが『カーコンカーリース』です。

本サービスの特徴は2つのコースから、自分に合うものを選べることです。

1つは『もらえる派』でリース契約終了後に車がもらえます。

そしてもう1つがリース契約終了後に車を返却し、車を乗り換えられる『のりかえ派』です。

SOMPOで乗ーる

株式会社DeNA SOMPO Carlifeが提供しているカーリースが『SOMPOで乗ーる』です。

本サービスは3年・5年・7年のリース期間では、残価ありプランなので車を返却しなければなりません。

これまで通りのカーリースといえますが、9年契約を結び残価なしプランを選択すれば、契約終了後に車をもらうことができます。

またグループ企業が運営する個人間カーシェアリングサービス『Anyca』に、リース車両を貸し出すことでリース料金を抑えることができます。

SOMPOで乗ーる公式サイト

参考SOMPOで乗ーるの評判は良い？トラブルは？口コミとデメリット

ENEOS新車のサブスク

ENEOSホールディングス株式会社が提供するカーリースが『ENEOS新車のサブスク』です。

本サービスの特徴は2年毎に無料で新車に乗り換えられること。

常に新車に乗りたい人には魅力的なカーリースでしょう。

ENEOSカードに加入すればガソリン代の割引もあります。

参考ENEOS新車のサブスクの評判は良い？口コミとデメリットを紹介

オリックスカーリース

オリックス自動車株式会社ダイレクト事業部が提供しているカーリースが『オリックスカーリース』です。

本サービスでは新車に加えて中古車のリースも用意されています。

早く車が必要な人や月額利用料金を抑えたい人には中古車リースがおすすめです。

なおリース終了時には車をもらえますが、契約途中の返却や乗り換えにも応じてくれます。

車を返却すればキャッシュバックを受けることができます。

参考中古車のカーリースはおすすめ？人気12車種の料金と安心の5社紹介

トヨタ「KINTO」

株式会社KINTOが提供しているカーリースが『KINTO』です。

トヨタグループのカーリース会社なので、扱う車はトヨタ車とレクサス車に限られます。

なお契約期間はトヨタ車が3・5・7年間で、レクサス車は3年間となります。

プランは2つあり『初期費用フリープラン』なら、その名の通り初期費用を用意する必要はありません。

『解約金フリープラン』を選ぶと初期費用として5ヶ月分を支払う必要がありますが、中途解約をしても料金は発生しません。

両プランとも契約満了時には車を返却する必要があります。

なお新車に加えて中古車リースも選べるようになりました。

KINTO公式サイト

参考車のサブスクKINTOの評判は悪い？高すぎる？口コミと特徴を紹介

カーリースを探すポイント

ライズのリース料金を比較すると、各社で大きな違いがあることがわかりました。

各社がリース料金や提供するサービスで差別化を図る中、どんな点に注意してカーリースやサブスクを選べばいいのでしょうか？

1.月額料金に含まれている項目を全て確認する

カーリースやサブスクは、各社が自由に料金設定をしています。

そのため同じ車種でも料金には大きな開きがあるのです。

料金が高いサービスほど、含まれているメンテナンス料金や各種費用が多いという特徴があります。

あまり車に乗らない人は、過剰なメンテナンスパックは必要ありません。

逆に安心感を大事にしたい人は、多少高くてもサービスが充実しているカーリースを選ぶ方が良いでしょう。

このように、月額料金に含まれている項目をしっかり確認することが大事なのです。

2.契約終了時に残価精算のない契約方式かどうか確認する

カーリースは一般的に、契約終了時は車両を返却しなければいけません。

しかし中にはそのまま車がもらえるプランを用意している会社もあるので、多少料金が高くてもこうしたものを選ぶのも一つの方法です。

またカーリースやサブスクには「オープンエンド方式」と「クローズドエンド方式」という契約があります。

オープンエンド型の方が月額料金は安いのですが、契約終了時に精算が発生する可能性があります。

クローズドエンド型の方が料金が高くなりますが、契約終了時の精算が発生しません。

こうした違いを理解した上で、各社の契約内容を確認しましょう。

3.用途に合わせて豊富なプランが選べるか確認する

カーリースやサブスクを契約する目的は人それぞれです。

子供の送り迎えに使う車が欲しい人や、事業で使う車が欲しい人までバラバラです。

カーリースは豊富なプランが選べるようになっているので、自分の用途にピッタリ合うものを選びましょう。

希望しない契約年数や用途を契約してしまうと、精算が発生する可能性があるので注意しましょう。

4.国産全メーカーすべての車種から選べるかどうか確認する

カーリースに自分が欲しい車が用意されているかどうかも大事です。

リース会社によっては車種やグレードを限定していることもあり、自分が欲しい車種が買えないことがあるのです。

またグレードによっては納期が長くなったり、料金が異なったりします。

こうした事態を避けるためにも、まずは取扱車種をチェックするのは大事です。

ちなみにライズはトヨタ車なので、KINTOであれば全グレード契約することが可能です。

5.車検費用が含まれているプランかどうか確認する

リース料金が安い会社は、車検代が含まれていないケースがあります。

オリックスカーリースのように、車検代は含まれていなくても無料クーポンがもらえるケースもあります。

しかしそうではないリース会社であれば、車検代は全額実費となります。

カーリースの醍醐味である「維持費もコミコミ」というメリットはなくなってしまうので注意しましょう。

参考安いカーリースはおすすめできない？選ぶポイントと料金節約のコツ

カーリースの仕組み

カーリースとは契約者が選んだ商品をリース会社が代わりに購入して、契約者は月額利用料金を支払って利用する形態を指します。

レンタカーに似ていますが、カーリースは車検証にも使用者として自分の名前が記されます。

基本的には新車が用意されますが、最近では中古車も選べるようになりました。

2000年代初頭までは法人利用が主流でしたが、最近では個人向けリースが充実しています。

カーリースやサブスクの最大の特徴は、維持費をコミコミにできるという点。

車にかかる不透明な料金を定額にできるので、家計に優しいのが人気の理由です。

カーリースが低価格を実現しているのが、想定残価を用いた分割払いを採用しているから。

予め想定残価を決めておくことで、その分は分割払いから免除されるのです。

カーリースは基本的には契約終了時に車を返却しますが、個人向けリースの中には返却せずにもらえるサービスも用意されています。

最近ではこうした多種多様なサービスが出てきたことにより、新たな車の買い方としてカーリースやサブスクが定着しています。

参考カーリースと残クレの違いは3つ！価格シミュレーション結果を公開

ライズの特徴

※画像出典：価格コムより

トヨタ・ライズはトヨタ自動車とダイハツ工業が、共同で開発した5ナンバー枠に収まる小型SUVです。

※画像出典：トヨタ公式サイトより

生産はダイハツ工業で行われ、ダイハツ工業からは『ロッキー』名で販売されています。

2019年11月から販売が開始され、当初は1.0L 直列3気筒ターボのみのラインナップでした。

しかし2021年11月にマイナーチェンジが実施され、2WDガソリン車と新たに加えられたハイブリッド車のエンジンは、1.2L直列3気筒に変更されています。

ハイブリッド車はトヨタのアクアやプリウスなどとは異なり、エンジンが発電のみに使われるシリーズ方式を取っています。

※画像出典：トヨタ公式サイトより

駆動させているのは78kw（106PS）を発生するモーターで、電気自動車のような中低速での力強い走りを実現しています。

フロントフェイスはロッキーとライズでは意匠が異なり、ライズには今日のトヨタ・デザインのアイデンティである『キーンルック』が用いられています。

※画像出典：トヨタ公式サイトより

バンパーコーナーは角張った形状に、ロアグリルは大きめの台形形状が与えられています。

またSUVらしいシルエットを表現するため、タイヤは16インチと17インチの大径サイズを採用しています。

※画像出典：トヨタ公式サイトより

内装では、GとZグレードには『LEDデジタルスピードメーター + 7インチTFTカラー液晶ディスプレイ』が与えられました。

なお、ステアリングはZグレードでは本皮巻きとなります。

後席は控えめながら2段階のリクライニングができ、ラゲッジスペースも十二分な広さがあります。

※画像出典：トヨタ公式サイトより

後席を前に倒すと大きめのMTBでも楽に乗せられます。

しかしフルフラットにはならず、室内長も大きく取れないので、車中泊には向いていません。

カラーは全11色が用意されますが、ツートンカラーはZグレードのみの、メーカーオプションとされています。

ライズはどんな人におすすめ？

ライズは以下に当てはまる人におすすめです。

ライズは5ナンバーサイズの小型SUVなので、どなたでも持て余すことなく使えるでしょう。

※画像出典：トヨタ公式サイトより

最小回転半径も16インチ仕様では4.9m、17インチ仕様では5.0mに抑えられているので小回りが利きます。

ですからSUVには乗ってみたいけど、大きすぎると不便とお考えの方にもおすすめできます。

また運転席の着座位置は、665mmと高い位置に設定されているので、前方視界が優れています。

こうした実用性の高さはダイハツ工業が開発に携わっているからかも知れません。

ミニバンやセダンに飽きた方や、軽自動車からのステップアップをお考えの方は、1度ライズをチェックしてみてはいかがでしょうか。

なお豪雪地帯の実用車として使うのなら別ですが、普通に乗る分には2WDで十分です。

実際にライズの売れ行きトップ3は、すべて2WDで占められています。

ライズのカーリースがおすすめな理由

ライズはカーリース・サブスクで契約するのがおすすめです。

それぞれ解説していきましょう。

1.想定残価が高くリース料金を安くできる

ライズの場合、残価設定型でのリース契約なら、月額料金が抑えられます。

これはライズに人気があるため、想定残価を高めに設定できるからです。

人気のない車ではこうは行きません。

逆に月額料金が高くなる可能性があります。

2.お金がなくてもライズに乗れる

車を購入する際には頭金などを用意しなければなりません。

しかしカーリースなら月額料金を用意するだけで、新車のライズに乗ることが可能です。

貯金がない人や、現金を残しておきたい人にはピッタリです。

3.申込みや審査がネットで完結する

カーリースは各社ともに申込みや審査はすべてネット上で済ませることが可能です。

審査も定職についていれば問題ありません。

ただし一部のカーリース会社では、窓口で手続きが必要な場合もあります。

申し込む前に会社のサイトで確認しましょう。

審査基準について知りたい人はこちらの記事が参考になります。

参考カーリースの審査は甘い？審査に通りやすくするコツも紹介！

4.わずらわしい手続きがなくなる

車を所有するとさまざまな手続きが発生します。

自動車税やメンテナンス、車検にも手間がかかります。

しかしカーリースは車両の所有者はリース会社なので、税金の支払いはリース会社が行います。

さらに車を譲渡したり廃車にする際にも、所定の手続きが必要です。

カーリースではこれらの手続きは一切必要ありません。

5.新車より納期が早い

世界的な半導体不足の影響で、新車を買っても数年待ちという事態が発生しています。

しかしカーリース各社は事前に見込み発注をしているため、ライズを在庫として持っている可能性があるのです。

そのため新車なら数ヶ月待つような車でも、カーリースなら数日〜数週間で乗れてしまうのです。

特にKINTOは専用の生産枠を設けているため、新車を発注するより納期が早いのです。

シエンタ 8/27 にkintoで契約しました。今日連絡きて、9月末に納車出来そうです。早い。

— barıcheeee (@barischee) September 8, 2022

6.個人事業主なら節税になる

法人や個人事業主が車を購入すると、固定資産とみなされ固定費扱いになります。

しかしカーリースで車を借りれば、賃借料となるので流動費扱いとなります。

そのためリース料金を全額経費扱いにでき、節税につながるのです。

参考個人事業主のカーリースって審査は通るの？今からできる対処法は？

まとめ

カーリースはどこがいいのか、以下の記事で詳しくご紹介しています。