車一括査定の中でも最近よく聞くのが「MOTA車買取」です。
しつこい電話営業がないとクチコミでは紹介されていますが、本当なのでしょうか?
本記事では、筆者がMOTA車買取を使って車を売却した様子と、実体験に基づいてネット上の評判を検証していきます。
先に結果を知りたい方へ
本記事では、筆者がMOTA車買取を使って愛車を売却するまでの流れをブログ形式でご紹介しています。
先に結果を知りたい方は「筆者は結局ビッグモーターで売った」へお進みください。
ディーラーより30万円以上も高く売れたよ
MOTA車買取の利用の流れ
筆者は愛車の買い替えに伴い、実際にMOTA車買取を使って査定依頼をしてみました。
本章では、利用の流れを実体験に基づいてご紹介していきます。
1.専用サイトから申し込み
MOTA車買取を利用するためには、専用のサイトから申し込みを行います。
サイトには「45秒で入力完了!」と書かれていますが、最低限の情報を入力した場合の時間です。
正確な査定を受けるためには「任意項目」と呼ばれる箇所への入力や写真のアップロードが必要になるため、それらに対応していると10分程度かかります。
これらの情報を入れると結構な時間がかかるよ
詳しくは「利用してわかったMOTA車買取のデメリット」でご紹介します。
また、申し込みの様子を詳しく知りたい方は、「MOTA車買取の申込み方法を画像で紹介」をご覧ください。
2.翌日18時の結果を待つ
MOTA車買取の最大の特徴は、最大20社が入札してその結果が翌日18時にわかるというもの。
申し込みが完了するとマイページのIDとパスワードが発行され、翌日18時に入札結果が確認できるようになります。
待っている間、車買取業者から入札が入るとMOTAからメールでお知らせがあります。
しかしマイページにアクセスしても、入札会社と入札金額は表示されないので注意しましょう。
翌日18時になると、査定結果のお知らせがMOTA車買取からショートメッセージで届きます。
18時30分ごろに届いたよ
3.上位3社からの電話に対応する
ショートメッセージを受信したら、申込時に発行されたマイページから入札結果を確認します。
マイページに表示される入札結果の、上位3位の業者からは電話がかかってきます。
MOTA車買取で査定依頼を受けました◯◯です。出張査定にて実車を確認させていただくことは可能でしょうか?
電話の内容は出張査定の依頼で、正確な査定価格は出張査定のあとにお知らせされます。
MOTA車買取のルール上、最低価格以下での買い取りは禁止されています。
入札下限金額以下での買取の禁止(第5条1項&3項)
詳細:ユーザー(売主)が登録した売却対象車両の情報と査定した実車に大きな相違が無いにも拘わらず、加盟店都合で減額することを禁止する。原則入札金額の下限金額以上で買取りするものとする。※引用:MOTA車買取規約より
そのため各社の提示金額は、マイページに表示されている下限以下にはならないということ。
「最低でもいくらで売れる」というのがわかった状態で査定を受けることになります。
4.実際の査定を受ける
筆者がMOTA車買取を利用したとき、18時の入札終了直後に電話をかけてきたのはネクステージでした。
ネクステージと申します。MOTA車買取から査定依頼があったのですが、今すぐお伺いしてもよろしいでしょうか?
(今すぐ…!?)私は大丈夫ですが、夜でも査定できるんですか?
はい!査定用のライトを持参しますので夜でも査定可能です。
ネクステージはMOTA車買取の入札結果が出た1時間後に自宅に到着していました。
ここから先はMOTA車買取ではなくネクステージと筆者の取引になるので、ネクステージの査定員とやり取りを進めていきます。
筆者の場合、ネクステージが自宅に向かっている最中にビッグモーターからも電話連絡があり、同じ時刻にビッグモーターも査定することになりました。
ビッグモーターの◯◯と申します。MOTA車買取より査定依頼を受けた件ですが、明日はご在宅でしょうか?
明日でもいいですが、すでにネクステージさんが自宅に向かっています。
本当ですか!?ビッグモーターもすぐに向かいます!
バチバチだな…
5.売るか売らないか決める
筆者がMOTA車買取で入札結果を確認した1時間後、自宅にはネクステージとビッグモーターが来ていました。
2社ともにタブレットを持参し、独自の査定基準で車を隅々まで確認していました。
査定結果は以下の通りだよ
1位の業者 | ビッグモーター | ネクステージ | |
MOTAの査定額 | 47〜59万円 | 35.1〜45万円 | 30〜35万円 |
実際の査定額 | – | 55.8万円 | 48万円 |
1位の業者は来るのが遅く、結局売却までに査定を受ける機会がありませんでした。
しかし2位のビッグモーター、3位のネクステージのどちらも、MOTA車買取で提示した査定額よりも高い結果となりました。
筆者はビッグモーターの査定額に納得したので、ネクステージを断りビッグモーターと契約することにしました。
しかし査定結果に満足できない場合は、キャンセルしても全く問題ありません(無料)。
これで「やっぱり売らない」ってなっても全然いいんですか?
全然構いませんよ。査定結果を見て決めるのはお客様なので。
ビッグモーターもネクステージも、不正事件以降は強引な営業など行わず、終始丁寧で誠実な対応を心がけているようです。
筆者も強引な営業を受けた等の印象はなく、お客様目線に立って査定をしてくれていると感じました。
利用してわかったMOTA車買取のデメリット
筆者が実際にMOTA車買取を利用してみたところ、公式サイトだけではわからない部分がかなりありました。
特にどんな点だったのか、7つのデメリットをご紹介します。
1.45秒で査定申込みが完了するのは難しい
MOTA車買取の申し込み画面には「45秒で入力完了!」と記載があります。
しかしこれは査定依頼のために必要最低限の情報を入力したときのこと。
上記の情報を入力するのに必要な時間が45秒ということだね
入札件数を増やしたい、もっと正確な査定結果を知りたいという場合は、追加で下記の情報を入力する必要があります。
装備品やコメントは、わかる範囲で入力しておくと査定の際に有利になるでしょう
こうした作業を行えば、当然45秒では入力を終えることはできません。
筆者は申し込みまでに10分程度かかったよ
正確な査定額を知りたければ入力項目が増えるというのは、1つのデメリットと感じました。
2.翌日18時までは結果がわからない
MOTA車買取の特徴は、最大20社が入札を行い、その結果が翌日18時にわかるというもの。
その間に入札があればお知らせは届くのですが、入札額を知ることはできません。
入札されていることはわかるのに値段がわからないというのは、少しもどかしい感じがしました。
先に金額がわかってしまうと、その時点で交渉してしまうことが考えられるため、このような仕様になっているのでしょう。
しかし筆者はこの点をデメリットと感じました
3.とりあえず高い価格で入札する業者がいる
MOTA車買取の仕様上、査定額で上位3位に入らないとお客様の情報を知ることができません。
買取業者としては、なんとしても上位3位に入らないとお客様との交渉テーブルにつくことすらできないのです。
そのため、むやみに高い価格をつけて入札する業者も現れる可能性があるのです。
MOTA車買取では、入札結果の上位3社に申込者の連絡先を教えたら、その後の交渉は申込者と買取業者で行います。
悪質な買取業者であれば、とりあえず高値で入札して申込者の連絡先をゲットし、自宅で強引な営業をかけることもできてしまうのです。
事実、筆者が利用したときも1社しつこく営業をかけてくる業者があり、「ここには売りたくないな」と感じました。
車一括査定であれば申し込みする買取業者が選べるのですが、MOTA車買取はそれができないのがデメリットです。
4.最大20社の査定なので実際はもっと少ない
MOTA車買取では最大20社が査定結果をお知らせしてくれると謳っていますが、必ず20社の査定が受けられるわけではありません。
筆者の車は6社から入札があっただけで、20社の査定額を知ることはできませんでした。
これはMOTA車買取に加盟する買取業者が、自社ではいらないと判断すれば入札を行わないから。
人気がない車種だと1社も入札がない可能性もあるよ
これは車一括査定にも同じことが言えますが、高く売れるのは人気車種に限られます。
せっかく申し込んだのに入札がなければ意味がないので、この点がデメリットといえます。
MOTA車買取の提携業者数は834
入札が多いということは、提携している車買取業者の数が多いということ。
最大手のカーセンサーは、全国にある1,000社以上の車買取業者と提携しています。
対するMOTA車買取の提携者数は834なので、入札が少ないのはこうした原因もあるのです。
5.しつこい業者だと何度も電話をかけてくる
MOTA車買取は、上位3社の買取業者からは必ず電話連絡がきます。
買取業者はすでにあなたの連絡先を知っている状態なので、なんとしても電話をかけようとします。
しつこい業者は何度も電話をかけてきて、少し面倒に感じるかもしれません。
筆者のときも、すでにビッグモーターに売却する意思を伝えても食い下がる業者がいて、対応が面倒でした。
30分!10分でもいいから!査定させてください!
もうビッグモーターで売ろうと思ってますので
うちはもっと高い金額出せるかもしれないじゃないですか!?
仕事が忙しいので、、
この業者は、ビッグモーターとネクステージが査定をしているときにも電話をかけてきて「今日は即決しないでほしい」と何度も懇願されました。
6.表示される査定額は低めに設定されている
MOTA車買取で提示される査定額は、出張査定で提示される額より低めになっていました。
1位の業者 | ビッグモーター | ネクステージ | |
MOTAの査定額 | 47〜59万円 | 35.1〜45万円 | 30〜35万円 |
実際の査定額 | – | 55.8万円 | 48万円 |
これは実車を確認しないと正確な査定ができないからであり、現物を見てからでないと限界価格は提示できないとのこと。
特にMOTA車買取の場合、提示した額を下回る査定をするのは禁止されており、実車の状態が悪くても「やっぱり減額します」とはできないのです。
買取業者にはこうしたリスクがあるため、無難な価格しか提示できないのです
上位3社の出張査定しか受けられないということは、その分他社が高額査定をしてくれるチャンスを逃しているとも言えます。
7.実車を見せて査定した結果が全て
どれだけ詳細に車の情報を書き加えても、MOTA車買取で提示される価格は正確ではありません。
事実、ビッグモーターはMOTAの提示価格より20万円も高くなり、ネクステージも18万円高くなりました。
やはり車の価格は実際に査定を受けないと分からないため、MOTA車買取の3社では物足りなさがあるのは事実。
車一括査定であれば、自分で好きな業者を選ぶことができるため、5社程度を競わせた方が高価買取につながると感じました。
筆者はディーラーの下取り価格を超えてくれることを条件にしていたので、今回はビッグモーターで決めました。
まだ指標となる価格がわからない人は、先に他社で査定を受けてからMOTA車買取を利用しても良いのではと思います。
個人情報なしで相場を調べる方法は「自分の車の相場を調べる」でご紹介しています。
【検証】MOTA車買取を利用した人の評判と筆者の実体験
MOTA車買取の評判は良いものもあれば悪いものもあります。
そこで実際にMOTA車買取を利用して車を売却した筆者が、実体験を基に評判の信ぴょう性を検証します。
良い評判
手続きがスムーズで簡単
自家用車を買い替えるために、こちらの会社を利用しました。複数の買い取り業者に対して、一括査定を行うことが出来るのでとても便利でした。見積もり依頼を出した後、業者からの電話は査定額の上位業者だけでした。煩わしいことはほとんど発生しなかったので、安心しました。
※引用:みん評より
良い評判の中でも多かったのが「手続きがスムーズで簡単だった」という声。
MOTA車買取は車一括査定のような煩わしさがなく、売りたい車の情報を登録しておけば勝手に入札が行われる仕組みとなっています。
高い価格を提示してくれた業者だけとやり取りすればいいので、とにかく手間がかかりません。
これは筆者も事実だと思いますが、デメリットの項でもご紹介した「3社では物足りなさがある」という問題があります。
最高価格で売りたいなら、5社は競わせたいところ
買取業者選びが楽で良かった
車の査定を専門業者にしてもらおうと思っても、どこの業者を選ぶべきかとても迷ってしまったことがあります。そんな時に役立ったのがこちらのサイトでした。一括車買取査定ができるからです。しかも、申し込みがとても簡単で必要項目に入力し送信するだけでいいというのが魅力的に思えました。
※引用:みん評より
買取業者は星の数ほどあるため、車に詳しくない人はどの業者を選んでいいのかわかりません。
事実、車買取系のサイトを運営している筆者ですら全ての業者を把握しているわけではなく、何度も失敗を繰り返して詳しくなっています。
あの車、もっと高く売れたはず…
こうした点を踏まえると、MOTA車買取は高値を提示してくれた業者だけとマッチングする合理的なシステムといえます。
実際に利用してみて「車一括査定は面倒、でもディーラーの下取りでは満足できない」という人にはおすすめのサービスと感じました。
車を高く売ることができた
一度に複数の会社に査定を依頼できるのと、ネット上で査定金額の算出が出来る点を気に入ったのです。利用してみると、思っている以上に高額査定を得られる点に驚きました。幾つかの査定結果を見比べながら、最も高い店舗に買取を依頼していきます。結果、考えていた以上の高評価を得ることが出来たため、新しい車両を購入するにあたっての頭金は十分に賄うことが出来ました。
※引用:みん評より
MOTA車買取で最大のメリットは「車を高く売ることができる」ということ。
確かに筆者が売却したムーヴも、ディーラーに提示された下取り額より30万円も高く売ることができました。
これこそ、MOTA車買取や車一括査定最大のメリットと言えます。
悪い評判
とりあえず高い金額で入札される
上位3社の高額査定の会社とだけやり取りが謳い文句ですが。
交渉の椅子につく為に高額な概算金額を提示して交渉に参加して来ます。
3社ともに何処にも傷も無く過走行でしたが凄く綺麗で見るからに大切にされていたと分かる状態。どの業者も欲しいと思うと思いますと誉めていただきました。
ですが3社ともそれぞれの概算金額まで全く届かず、話になりませんでした。※引用:みん評より
デメリットの項でもご紹介しましたが、MOTA車買取は高額で入札しないと申込者の連絡先を知ることすらできません。
そのため悪質な買取業者は、とりあえず高い金額で入札し、とにかく査定しようとします。
その結果、何らかの理由をつけて減額し、無理やり商談をまとめようとしてしまうのです。
こういうのはビッグモーターに限った話じゃないんだよね
昨今の報道で、ビッグモーターの悪質な営業が取り沙汰されましたが、中小の車買取業者では未だに似たような営業を行っているケースがあります。
言ってしまえば、車買取業界自体が全部あんな感じといえます
こうした悪質な業者も混ざっていることは覚えておいた方が良いでしょう。
電話がしつこい
自分の車が今どれくらいか聞きたくて登録したのですが、3社から連絡あり、ザックリの金額を知りたいと告げたのですが、見ないと言えないと言われ今回はお断りしたのですが、毎日の様に、多い時は1社で20回くらいの連絡が来て、1週間ほとしつこく電話が来ました。もう、一括査定はしないかな…
※引用:みん評より
MOTA車買取の公式サイトを見ても「電話が少ない」とは書いてありません。
「上位3社とやりとりする」と書かれているだけなので、上位の買取店がしつこく電話をしてくるケースもあるのです。
特にネクステージやビッグモーターという大手企業は、オートコールシステムと呼ばれるものを採用しており、申込者が電話に出るまで自動でコールし続けます。
電話に出ないといつまでもかかってくるよ
筆者もしつこい業者に当たったため、何度も査定させてほしいと粘られました。
意外だったのは、ネクステージからの電話で査定の意思を聞かれたこと。
査定の意思がなければ、これ以降の電話はしないということです。
MOTA車買取で電話がしつこいと感じる場合は、一度電話に出た上で断るようにしましょう。
入札の数が少ない
少し古い車ですが、希少性のある車(2Lターボ4WD)をMOTAに一括査定してもらいました。
結果、なにがしステージ1社から連絡が・・・。
MOTAに上位3社じゃないの?って確認したら
お宅の車は古いので、他社は買い取りませんって。※引用:みん評より
悪い評判でチラホラ見かけたのが、入札の数が少ないというもの。
MOTA車買取は834社と提携しており、最大20社が入札を行う仕組みです。
しかし入札自体は必須ではないので、不人気車種や古い車は入札が集まりづらいのです。
他にも地方は入札が集まりづらいよ
筆者の車は6社から入札があり、まだ良かった方といえます。
査定に来たビッグモーターとネクステージは、筆者の車がターボ付きの軽自動車であったために入札したと話していました。
MOTA車買取とは
※画像:MOTA車買取より
MOTA車買取を簡単に説明すると、車一括査定の一つです。
しかし他の車一括査定と違うのは、「やり取りするのが上位3社だけ」という点。
一般的な車一括査定は、申込みをしたら全ての買取業者から電話がかかってきます。
しかしMOTA車買取の場合、一度個人情報はMOTAが預かり、買取業者に提供するのは売却車両の情報だけ。
その情報を基に全国の車買取業者が入札を行い、上位3位までの業者にだけ申込者の個人情報を提供しているのです。
結果は申し込み翌日の18時にわかり、マイページから確認できます。
そのため、不要な電話が少なく、提示価格が高い3社とだけやり取りすればいいのです。
便利なサービスで利用者にもメリットが多いMOTA車買取ですが、利用者側の手数料などはかかりません。
完全無料で使えるサービスなので、ディーラーの下取り価格に不満があるけど車一括査定はめんどくさいという人におすすめです。
またMOTA車買取は利用者の安全性を確保するため、下記3つを禁止しています。
入札下限金額以下での買取を禁止
MOTA車買取では、規約の中で入札下限以下での買取を禁止しています。
入札下限金額以下での買取の禁止(第5条1項&3項)
詳細:ユーザー(売主)が登録した売却対象車両の情報と査定した実車に大きな相違が無いにも拘わらず、加盟店都合で減額することを禁止する。原則入札金額の下限金額以上で買取りするものとする。※引用:MOTA車買取より
利用者はMOTA車買取に車の情報を入力し、各社の入札を待ちます。
その結果を見て査定を受けることになるのですが、査定の結果がMOTA車買取で提示した額を下回ることを禁止しているのです。
上記の画像の場合、ビッグモーターは35.1万円以下、ネクステージなら30万円以下で買い取ることを禁止しています。
しかし、規約の中にはこのような1文も含まれています。
ユーザー(売主)が登録した売却対象車両の情報と査定した実車に大きな相違が無いにも拘わらず
つまり、申込みの情報と実車が大きく異なるような場合は、減額されることもあります。
この件を査定に来てくれたネクステージの担当者に聞いたところ、下記のような回答が得られました。
過去にあったのは査定した車が盗難車だったケースですね。あとは修復歴がないと申告されていたのに実車は明らかな事故車だったこともあります。
こうした場合は入札下限以下の査定になるので、申込時に虚偽の情報を入力するのはやめましょう。
売却キャンセルの拒否の禁止
MOTA車買取は、買取業者に対して売却キャンセルの拒否を禁止しています。
ユーザーからの売却キャンセルの拒否、キャンセル料等徴収の禁止(第6条2項&3項)
詳細:売買契約後であっても車両引き取り日の翌日まではユーザー(売主)の希望があれば売買契約の解除を行うことができる。また売買契約の解除に伴い、買取店(買主)はユーザーにキャンセル料等の請求は出来ないものとする。※引用:MOTA車買取より
査定終了後に売買契約を交わしても、その翌日まではキャンセル(無料)ができます。
買取業者はそのキャンセル依頼を拒否することはできず、申し出があったら必ず応じなければいけません。
キャンセル料の徴収の禁止
MOTA車買取ではユーザーがキャンセルを依頼したとき、キャンセル料を取ることも禁止しています。
悪質な買取業者の場合、売買契約書に小さく「キャンセル料を請求します」と書かれているケースがあります。
しかしこれはMOTA車買取で禁止されていることなので、万が一キャンセル料を請求された際には、MOTA車買取まで連絡しましょう。
利用者が安心できる環境を整えるのがMOTA車買取の仕事であり、こうしたサービスが無料で利用できるのは利用者側としても嬉しいことではないでしょうか。
会社概要
社名 | 株式会社MOTA(モータ) |
所在地 | 東京本社
〒107-0061 |
設立 | 1999年6月3日 |
資本金 | 244,000,000円(2023年1月31日時点) |
決算期 | 12月 |
事業内容 | モビリティ事業 |
役員 | 代表取締役社長 佐藤 大輔 |
従業員数 | 78名(役員、従業員合計) |
※出典:MOTA公式サイトより
MOTA車買取の申込み方法を画像で紹介
MOTA車買取の申込み方法を詳しく知りたい方に向けて、これから画像付きで申し込みの流れをご紹介します。
1.公式サイトから車種を選択する
MOTA車買取の公式サイトから、車種と年式を選択して「次へ」をタップします。
2.グレードや車体色を選択する
画面が遷移したら、グレードや車体色を選択します。
車種と年式を選択した時点で、MOTA車買取のデータベースから車種情報が適用され、グレードや車体色は選択するだけでOKの状態になっています。
3.事故歴や走行距離を選択する
続いて画面をスクロールすると、事故歴や走行距離を選択する画面になります。
ここは事実をありのままに記載しようね
中古車で修復歴がわからない場合は「なし」を選択し、最後の自由記述のコメントで「中古車で購入したので修復歴は不明です」と記載しておきましょう。
売却希望時期は正直に申告した方が良いですが、1ヶ月以内を選択した方が多くの入札が集まるでしょう。
全て選択が終わったら「お客様のご連絡先を入力」をタップします。
4.個人情報を入力する
画面が遷移したら、個人情報を入力します。
- 氏名(漢字)
- 氏名(カナ)
- 郵便番号
- メールアドレス
- 携帯電話番号
上記はいずれも必須項目となっており、ここに間違った情報を入力すると最終申込画面に進むことができません。
ショートメッセージによる認証があるよ
そのままスクロールすると、赤枠で囲った「+任意項目の入力で愛車の買取額UP!!」というボタンが出現します。
ここをタップして、任意項目の入力をしましょう。
5.任意項目の入力
任意項目は、以下4つの情報を入力することです。
任意項目の入力画面では、設問に対する回答を選択する方式となっています。
ローン残債や装備品を選択したら、コメント欄に申し送り事項を入力します。
車台番号は車検証を見れば記載されていますが、ここで入力する必要はありません。
査定額に影響が出るような項目じゃないよ
ここで重要なのは車検有効期限で、査定額に影響が出るので正確な年月を入力しましょう。
そのままスクロールすると、写真をアップロードする画面が現れます。
写真は6枚までアップロードできるので、なるべく綺麗に撮影した画像を添付しましょう。
筆者は、下記の画像を1枚ずつアップロードしました。
写真で入札を行うことになるので、簡単な洗車と室内清掃はしておくことをおすすめします。
また日中に撮影することで、傷や凹みの状態が視認しやすくなります。
傷や凹みがあると高く売れないのは事実ですが、黙っていても実車を査定するときにバレます。
参考【プロに聞いた】車を売るとき不具合を言わないとどうなる?損しかないからやめとけ
MOTAのサイトにも記載されていますが、ここでは車検証をアップロードしないように注意しましょう。
画像のアップロードが終わったら、下までスクロールして「入力内容を確認する」をタップします。
6.認証コードを入力する
最後に、個人情報入力画面で入力した携帯電話番号宛に、SMSで認証コードが届きます。
その4桁の認証コードを入力することで、申込みが完了します。
7.申込み完了
全ての入力が完了すると、ようやく申込完了画面となります。
45秒は無理だね
その後査定結果を確認するためのマイページのログインIDとパスワードが表示されるので、必ず最後までスクロールしましょう。
そのままスクロールすると、今後の流れを解説するイラストが記載されているので、念のため確認しておきましょう。
実際の流れは、本記事「MOTA車買取の利用の流れ」でご紹介しています。
次章では、売却した車の詳細や各社の査定額をご紹介します。
筆者は結局ビッグモーターで売った
筆者はこの記事の執筆に際して、実際にMOTA車買取を利用して愛車を売却しました。
ビッグモーターで車を売った様子はコチラの記事で詳しくご紹介しています。
売却した愛車ムーヴの詳細
車種 | ダイハツ・ムーヴ |
グレード | カスタムRS SA |
車体色 | パールホワイト |
年式 | 2015 |
走行距離 | 86,000キロ |
車検 | 24年1月(2ヶ月後) |
事故歴 | なし |
装備品 | 禁煙、カーナビ、バックカメラ、アルミホイールなど |
上記の情報と写真をMOTA車買取に提供し、実際にビッグモーターとネクステージの出張査定を受けました。
ちなみにMOTA車買取に申し込みしたときに相場が表示されるのですが、その結果は13.7万円でした。
今回査定を受けた会社を査定価格順でランキングにしたよ
ランキング | 査定価格 | MOTA車買取の入札額 |
1位:ビッグモーター | 55.8万円 | 35.1〜45万円 |
2位:ネクステージ | 48万円 | 30〜35万円 |
3位:ディーラー | 25万円 | – |
圏外:地元業者 | – | 47〜59万円 |
ランキングを見ると、ディーラーの下取り価格よりも30万円以上も高く売れたことがわかります。
またMOTA車買取の入札額よりも高くなっていることもわかります。
こうした点から、MOTA車買取であれば車が高く売れるという評判は本当であり、筆者が自らそれを証明しました。
利用料も無料なので、使うことにデメリットはないでしょう!
くるまりこちゃんでは、車一括査定の中でもMOTA車買取はおすすめとご紹介しています。
これからも、実体験に基づいた価値ある情報を提供していけるよう努めてまいります。
申し込み翌日18時には査定結果がわかるので、すぐに愛車の値段を知りたい人にピッタリです。
最大20社の買取店が競うので、驚きの査定額が期待できます!
よくある質問
MOTA車買取のデメリットは?
以下7つです。
- 45秒で査定申込みが完了するのは難しい
- 翌日18時までは結果がわからない
- とりあえず高い価格で入札する業者がいる
- 最大20社の査定なので実際はもっと少ない
- しつこい業者だと何度も電話をかけてくる
- 表示される査定額は低めに設定されている
- 実車を見せて査定した結果が全て
MOTA車買取の体験ブログを見たい
コチラでMOTA車買取を使って車を売却するまでの流れをブログ形式でご紹介しています。
MOTA車買取は高く売れるって評判は本当?
本当です。筆者はMOTA車買取を使ってディーラーよりも30万円以上も高く愛車を売りました。詳細はコチラ
車一括査定はやめたほうがいい?
そんなことはありません。電話の数が多いというデメリットはありますが、車が高く売れるのは事実です。MOTA車買取のように、電話の数が少ない車一括査定を使うことをおすすめします。
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