【口コミを検証】カババ売れないって評判は本当?実際に車を出品してみた結果

※本ページはプロモーションが含まれています。

最近増えている車の個人売買プラットフォームですが、中でも利用者が多いのがカババです。

愛車が高く売れたとか、カンタンだったという口コミがある一方、なかなか車が売れないとかトラブルに巻き込まれたとかネガティブな口コミも目立ちます。

登場から間もないサービスで評判が定まらないので、実際に筆者がカババで車を出品してみました。

その上でわかった良い点悪い点を解説しています。

カババで出品してみたが売れなかった

筆者はこの記事の執筆にあたり、実際にカババに車を出品しました。

カババの出品画面

出品の詳細画面

  • 出品期間:2024年9月9日〜12月12日(3カ月間)
  • 出品価格:30万円→25万円→20万円(値下げ3回)

途中で3回ほど値下げをしましたが、その間に問い合わせが1件あっただけでした。

カババに出品した車のデータ

カババに出品した車の詳細
今回カババに出品した車の詳細は下記の通りです。

査定してもらった車のデータ

  • 車種:ダイハツ「ムーヴ」
  • グレード:SR-XX
  • 年式:平成11年式
  • 走行距離:143,000キロ
  • 次回車検:令和8年3月(残1年6ヶ月)
  • 修復歴:不明

古い車ではありますが、コペンにも搭載された4気筒ターボエンジンを積んだ車で、根強いファンがいるのが特徴です。

カババの出品画面を見てみると、比較的古い軽自動車でも売れていることがわかります。

カババの旧車出品画面

カババの出品画面

※画像:カババ公式サイトより

個人売買のほうが、どうしてもその車が欲しい人に行き渡りやすいので意外な車が高く売れるケースがあり、筆者はそれに期待をしていました。

出品にあたり、車買取店(ネクステージ)でも査定をしてもらった結果は1万円でした。

ネクステージで査定をしてもらった結果

ネクステージの査定結果

冒頭でお伝えした通りカババでは売れず、最終的にメルカリで20万円で売却しました。

車買取店 カババ メルカリ
値段 1万円 30万円 20万円
売却

カババで査定してもらった結果となぜ売れなかったのか、どんな点がデメリットと感じたのかをこれからご紹介していきます。

なぜカババでは売れなかったのか

筆者は実際にカババを利用してみましたが、使ってみてわかったことや思っていたのと違う点などがありました。

その結果、出品しても売れないという結果になってしまったので、なぜ売れなかったのかの理由をご紹介します。

考えられる理由は以下の3つです

1.単純に車に需要がない

カババで売れている車を見ると、個人売買では取引が難しいとされる高級車が多い印象でした。

テスラやベンツ、ジャガーなどが売れているように見えました。

これはカババがお金の受け渡しを代行しれくれるからであり、個人売買でありがちなお金のトラブルを防げるメリットがあります。

このあたりは、カババならではのメリット「お金の受け渡しをカババが代行してくれる」で詳しく解説しています。

筆者が出品したような安価で古い車であれば、メルカリやヤフオクの方が需要があったのかもしれません。

2.カババの利用者自体が少ない

カババのいいね数は3に対してメルカリは30もついた

カババとメルカリのいいね数の違い

カババは出品期間中、別のサイトで販売することも可能です。

そこで筆者は同期間にメルカリでも出品していましたが、期間中で付いたいいねの数はメルカリはカババの10倍でした。

メルカリは国内最大級の個人売買プラットフォームで利用者数も多く、多くの人にリーチできたのだと思います。

カババは出品期間中にいいね数以外の反応を見ることができず、お客さんの反応を見て価格を調整できないのがデメリットと感じました。

このあたりは、デメリットの「出品後にお客さんの反応が見られない」で詳しくご紹介しています。

3.価格の付け方が難しい

カババの査定というのは、「この車をいくらで買い取ります」というものではありません。

カババの査定スタッフによる査定風景

カババで査定を受ける様子

車の状態や写真を撮影して、状態が近い車をカーセンサーなどで検索して「これくらいの価格にしたら売れると思います」というアドバイスを受けられる程度です。

実際の車の価値を算出してくれるわけではないので、適正な値付けができずにいつまでも売れ残ってしまうケースもあるのです。

筆者は実際にカババを利用してみて、上記の点がデメリットをと感じました。

カババで車を売る流れ

カババで車を売る流れ

カババで車を売るのは、以下3つのステップです。

1.公式サイトで申し込みをする

カババ公式サイトから申し込みをするのは、以下11の手順です。

申し込みは10分程度で完了するよ

公式サイトより「車を売る」を選択する

カババ公式サイトにアクセスしたら、「車を売る」と書かれたボタンをタップします。

カババトップページ

車を売るボタンは合計3個所ありますが、どれを選択しても遷移先は同じです。

専用のページを確認し「出品依頼する」をタップ

売却に関する情報が記されたページに遷移したら、最後までスクロールします。

手数料などの情報が書かれているので、一通り読んだら「出品依頼する」というボタンを選択しましょう。

出品に関する情報ページ

出品手数料については「カババの出品手数料が有料に変更」で詳しくご紹介しています。

出品依頼ページに必要事項を入力する

ようやく売りたい車の詳細を入力する画面に遷移するので、画面の指示に従って車の情報を入力していきます。

車の情報を入力する画面

入力が必要な情報は下記の通りです。

  • 車のメーカー名
  • 車種名
  • 年式
  • 走行距離
  • 名前
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 都道府県
  • 市区町村
  • 要望など

車種、年式、走行距離は選択式ですが、車種名に関しては入力式となっています。

年式や走行距離を選択する画面

後ほど電話がかかってくるので、自信がない部分は大まかで構いません。

ちなみにカババは車検満了日まで60日を切っている車は出品できないので、車検間近の車を売りたい人は注意しましょう。

詳しくは、デメリットの「申込時に車検の有効期限を入力できない」で解説しています。

入力した情報を確認し「依頼する」をタップ

必須項目となっている箇所を全て入力したら、「送信内容を確認する」をタップします。

必須項目を入力または選択する

要望については任意項目となっていますが、愛車に対するアピールポイントなどがある場合は記入しておくことをおすすめします。

査定員はその情報を基に査定してくれるよ

筆者は売却する車が希少グレードであることを伝えておいたら、査定員がそのグレードについて詳細を調べてきた上で査定をしてくれました。

画面が遷移したら今まで入力した情報を最終確認するページになるので、問題ないことを確認したら「依頼する」をタップしましょう。

内容を確認したら依頼ボタンをタップ

メッセージを確認する

依頼ボタンをタップすると、画面上にメッセージがポップアップで現れます。

依頼完了画面

大体ここまで5分程度で完了しました。

一旦これで会員登録は完了ですが、査定日までに会員登録を済ませておく必要があります。

時間に余裕があれば、そのまま会員登録を済ませましょう。

筆者は4分程度で完了したよ

会員登録ページから会員登録を行う

画面の指示に従って操作すると、ログイン画面が現れます。

そのまま下にスクロールすると、「はじめての方はこちら」という表示があるので、「新規会員登録する」をタップしましょう。

新規会員登録画面

各種規約に同意する

その後は、会員規約や利用規約、プライバシーポリシーに同意する画面に遷移します。

同じようなページが続きますが、内容を読んで「次へ」をタップしていきましょう。

規約に同意する画面

3ページ目のプライバシーポリシーに同意して「次へ」をタップすると、ようやく次の操作に移ります。

メールアドレスやパスワードを設定する

メールアドレスとパスワードを設定する画面に遷移したら、マイページにログインするための情報を入力します。

メールアドレス入力画面

メールマガジン受信に関するチェック項目が表示されますが、不要な場合はチェックを外しましょう。

その後入力したメールアドレス宛てに認証メールが送られるので、ページに表示されているメールアドレスが正しいかどうか確認しましょう。

認証リンク送信画面

メール送付される認証リンクをタップ

査定依頼と会員登録を続けて行っている人は、メールボックスにカババからのメールが2通届いているはずです。

メールボックス

会員登録を続けるためには「カババ アラカンID登録メールアドレスの確認」のメールを開きましょう。

メールの中にリンクがあるので、そのリンクをタップしてカババの画面に戻ります。

メール内のリンクを選択

SMS認証を行う

メール内のリンクをクリックするとメール認証が完了し、続けてSMS認証に移ります。

SMS認証画面

SMSが受信できる携帯電話の番号を入力したら、すぐに認証コードが送られてきます。

SMSで認証コードが送られてくる

マイページを確認する

SMS認証が完了すると、アカウント登録完了のメッセージがポップアップで表示されます。

会員登録完了画面

これでカババの査定依頼と会員登録は完了です。

全部で10分くらいかかったよ

2.査定員と待ち合わせて駐車場で査定を受ける

申し込みが完了すると、早ければ当日中にカババより電話がかかってきます。

そこでいくつかの質問に答えた後に、査定の日付を決めます。

電話で受けた質問の内容

  • 次回の車検はいつか
  • 不具合や修復歴はあるか
  • 手放し時期は決まっているか
  • 車をいつまで持っておきたいなどの希望はあるか

当日は待ち合わせ場所付近のショッピングモールなどの駐車場で、査定と写真撮影を行います。

査定を受ける様子

査定時間は概ね30〜40分程度で、車種によって異なるとのこと。

筆者の車は修復歴や気になるような箇所は特になく、現状を把握するのに時間がかからなかったため30分程度で終了しました。

写真は外装や内装をメインに撮影し、傷や汚れが目立つ箇所は特に念入りに撮影されます。

カババの査定で傷があるところを撮影する様子

傷や凹みの写真は重点的に行う

最後に動画を撮影されますが、これはカババの出品画面に掲載されるYouTube動画用のものです。

査定員は事前に車の特徴などを調べてから査定に来てくれるので、細かな装備品までしっかり把握してくれています。

筆者がすっかり忘れていたところも「コレって純正から変わっているのでアピールポイントになりますね!」とアドバイスをくれました。

これは車に詳しくない人にとっては嬉しいね

ちなみに査定場所は、両サイドを空けて駐車できる広いスペースが望ましいとのこと。

大型スーパーの立体駐車場などがあれば、天候に関係なく査定が行えるのでおすすめだそうです。

全ての査定と写真撮影が終わると、査定結果を教えてくれます。

ここで出品価格を決めることになるのですが、カババは購入者が以下の手数料を負担することになっています。

  • システム利用料:38,500円(税込)
  • 名義変更手続き代行料:55,000円(税込)
  • 車庫証明手続き代行料:20,000円(税込)
  • 陸送費:車種や距離に応じて数万円〜20万円程度

車庫証明手続き代行料はカットできますが、それでも購入者は10万円程度の利用料を支払うことになります。

出品者はその金額も考慮した上で価格設定をした方が良いでしょう

3.データを作成してもらい出品する

査定が終わってから数日後、カババより出品確認依頼がメールで届きます。

カババからのメール

カババは写真撮影と出品画面の作成まではしてくれますが、最終的に販売をするかどうかの判断は個人に委ねられます。

メールにも下記の注意書きがあるよ

当社は出品車両の鑑定、データ入力に正確を期して代行しますが、その結果を当社が保証するものではございません。
※鑑定結果、およびサイト記載情報に関する責任は販売者にございますので、ご自身でも必ず確認をお願い致します。

※引用:カババから届いたメールより

カババの出品は、内容を確認して出品ボタンを押すだけです。

カババ出品画面

まずは「車両詳細」を選択すると、カババの実際の出品画面に遷移します。

出品の詳細画面

そこには査定をしてくれた査定員のコメントもあるよ

写真だけでも100枚以上掲載されており、傷の写真なども全て分かりやすく掲載されていました。

その様子はカババのメリット「詳細な出品画面を作成してくれる」で詳しくご紹介しています。

ここでは、伝えたことが書かれていない、車両情報が正しいかなどを確認し、問題なければ出品ボタンを押しましょう。

最終確認ボタンを押す

最終確認のボタンを押したら出品が開始されます。

【改悪】カババの出品手数料が有料に変更

カババの手数料が有料に変更

カババはサービス開始以来ずっと出品側の手数料は無料でしたが、2024年10月よりシステム利用料改定を行いました。

出品は無料ですが、成約時にシステム利用料を取られることになりました。

出品価格が200万円未満:55,000円(税込)
出品価格が200万円以上:110,000円(税込)
ただ、メルカリの手数料が10%であることを考えると、そんなに高い手数料ではありません。
カババ メルカリ
〜49万円 55,000円 10%
50万円 55,000円 50,000円
100万円 55,000円 100,000円
200万円 110,000円 200,000円
300万円 110,000円 300,000円
500万円 110,000円 500,000円
600万円 110,000円 600,000円
1000万円 110,000円 1,000,000円

しかし、50万円以下の車を売却するときだけはカババの方が高くなるので注意しましょう。

また、以下のサービスは引き続き無料で受けられます。

  • 出品料
  • 出品キャンセル料
  • 査定(取材)
  • 出品データ作成費用

成約したときに料金が発生するので、”気軽に出品する”ということは変わらずできそうです。

利用してわかったカババのデメリット

実体験でわかったカババのデメリット

↓タップでジャンプします

1.申込時に車検の有効期限を入力できない

カババの出品申込画面

車の情報を入力する画面に車検有効期限の項目がない

カババでは車検切れ、または車検満了日まで60日を切っている車は出品できない規約になっています。

しかし申込み画面では車検の有効期限を聞かれることはなく、その後の電話で車検について質問を受けます。

車検間近の車を出品する人は、このタイミングでカババが利用できないことを知ることになります。

あらかじめ査定申込画面で車検満了日を入力して、出品不可の場合は申込み自体ができないようにする仕組みがあればいいのにと感じました。

2.出品後にお客さんの反応が見られない

カババは出品後のマイページでお客さんの反応を見る機能がありません。

メルカリのようなコメント機能もないので、問い合わせがあったらカババから連絡がありやり取りすることになります。

カババのマイページのキャプチャ画面

カババのマイページ

いいね数だけは確認できますが、メルカリのような閲覧数や検索数、コメント数などは確認できません。

メルカリの出品数はいいね数やコメント、閲覧数や検索数が見られる

メルカリの出品画面

個人売買ではお客さんの反応を見ながら価格調整をする必要があるので、カババはその部分が弱いと感じました。

3.なかなか車が売れない

筆者は3カ月ほどカババに出品し、その間3回ほど値下げをしましたが売れることはありませんでした。

「値付けが高すぎるかも?」と思ったのですが、同じ価格で出品していたメルカリでは売却できたので値付けが原因ではなさそうです。

メルカリでは他人がコメントすることで交渉が盛んになり、そのまま成約という流れも珍しくありません。

カババではそうした流れの成約は起きないので、その点がデメリットと感じました。

誰かがコメントし始めたら焦って欲しくなることってあるよね

カババの評判はあまり良くない?

ネットに寄せられたカババの口コミ

カババは2020年6月17日に開始したサービスなので、口コミの数が十分ではありません。

またサービス開始直後にはトラブルなどもあったようで、そうしたタイミングで利用した人のネガティブなクチコミも見受けられます。

出品者側の口コミを【売】購入者側の口コミを【買】と表現しています。

カババのネガティブなクチコミ

カババのネガティブ口コミ

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【売】なかなか車が売れない

カババの口コミで多いのが「売れない」というもの。

中古車は定価がないので価格が曖昧になり、出品者は「なるべく高く売りたい」と思い、購入者は「少しでも安く買いたい」と思ってしまうのです。

個人売買は高く売れるのが醍醐味!

個人売買は安く買えるのがメリット

両者が個人売買に対して期待していることが異なるので、なかなか価格の折り合いがつかずに車が売れないのです。

個人売買の売る側と買う側のミスマッチ

個人売買のイメージ

カババは査定をして目安価格を教えてくれますが、最終的にいくらで売りたいのか決めるのは出品者です。

また公式サイトでも、価格にこだわって出品することを奨励するような一文も見受けられます。

カババは個人売買サービスのため、売却までお時間をかけることで買取価格、下取価格よりも高く売ることができるサービスです。

※引用:カババ公式サイトより

こうした点からも、カババはすぐに車を売りたい人向けのサービスではないことがわかります。

事実、筆者もカババでの売却はできず、結果的に別のサービスを使い売却しました。

相場よりも安い価格に設定しましたが売却できなかったので、この口コミは筆者も「確かに」と感じました。

出品後にお客さんの反応が見られないのもデメリットと感じたよ

【売】入金まで遅い

カババのデメリットは、仲介サービスなので入金までに時間がかかることです。

カババで車を売却すると入金までが遅い

入金までのイメージ

買取業者に車を売却する場合、買い取る業者が直接あなたに振り込むので、入金までの時間は数日です。

筆者がビッグモーター(ウィーカーズ)に車を売ったときは3日で振り込まれたよ

しかしカババの場合、購入者が一旦カババに振り込み、全ての取引が終わったタイミングでカババからあなたに振り込みがあります。

そのため入金まで長いと1ヶ月以上もかかるケースがあるのです。

ちなみに入金のタイミングは名義変更完了後ではなく、購入者が車両を引き取ってから3日経過後となっています。

購入者が車両を受け取ってから3日(納車日・土日祝含む)経過後の翌営業日の振り込みとなります。

※引用:カババ公式サイトより

また、個人売買なので購入者が現れるまでの時間もかかるので、「車を売るぞ!」と決めてから振り込みがあるまでは数ヶ月が必要です。

【売】査定額が安い


車売買サービスにありがちなネガティブなクチコミが「高く売れなかった」というもの。

査定価格は各社違う基準を持っているため、どうしても「あそこは安くこちらは高い」という現象が起きてしまいます。

業者によって得意ジャンルと不得意ジャンルがあるので、持ち込んだ車と業者がミスマッチを起こしていると相場より安い価格を提示されてしまいます。

だから買取業者は相見積もりが必須なんだよ

参考【見積書を公開】車を売る時は相見積もり必須!買取業者で36万円高く売った方法

高く売れたという口コミも多いので「カババの査定額が安い」というわけでなく、たまたまその車はカババでは評価されなかったという表現の方が正しいかもしれません。

ただ、カババの査定結果はカーセンサーの中古販売価格をベースに提示されるので、流通数が多い人気車種以外は正確な査定になる保証はありません。

【買】買った車にトラブルが

納車された車体に出品情報には記載されていないA4サイズの薄い凹みがありました。すぐに証拠画像を添えて報告したところ、出品時の査定士が見落としていたと謝罪がありました。自分には許容できない損害だったので修理費相当額(ディーラー見積もり額)の返金を主張しましたが、車両の不具合は全て出品者の責任であるとして「カババ」は返金に応じず、出品者は承知していない凹みなので返金は出来ないと拒否します。

※引用:みん評より

カババの口コミで多かったのが、買った車にトラブルが起きたというもの。

カババは個人売買の仲介サービスをしているだけであり、トラブルが発生したときは基本的に当事者同士で解決することになります。

規約にもこう書いてあるよ

トレード会員は、本サービス又は本ウェブサイトに関連してトレード会員と他のトレード会員、その他の第三者との間において生じた取引(本取引を含みますが、これに限られません。)、連絡、紛争等については、ご自身の費用と責任で解決しなければならず、当社にトラブルの解決を求めることはできず、当社はかかる事項について一切責任を負いません。ただし、当社は、本サービスのために必要と当社が判断した場合、トラブルに介入できます。

※引用:カババ利用規約より

お金のやり取りなどはカババが代行してくれるので、「振り込まれなかった」などのトラブルは起きませんが、イレギュラーが発生したときは一般的な個人売買と同じというイメージです。

メーカー認定中古車のように保証が充実しているわけではないので、その点は注意が必要です。

参考【走行距離10万キロの中古車買ってみた】交換部品の詳細と修理費用を公開

【買】出品者と取引できない

これはカババで車を購入した人のネガティブ口コミです。

筆者が口コミを調べていて気になったのが、キャンセルが多いということ。


サービスの特性上、誰でも気軽に出品できる上、価格も自由に設定できるのがカババです。

とりあえず出品しておいて、そのことを忘れて他社で売却をしてしまった。

そのタイミングでカババでも売れて、やむを得ずキャンセルするというケースが目立ちました。

他にも、相場より安く出していたのでキャンセルする、出品してから気が変わったのでキャンセルするというケースも見受けられました。

こうした出品者がある程度いるため、購入者は「出品者と連絡が取れない」という事態が発生するようです。

結局は個人売買と変わらないという声も多かったよ

カババのポジティブなクチコミ

ネガティブなクチコミもあれば、ポジティブなクチコミも多数見受けられました。

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【売】高く売れた

カババは車を高く売るためのサービスなので、当然ですが「高く売れた」という口コミも多数投稿されています。

ただし初回の値付けが強気だと売れにくく、結局値下げを繰り返して売却というケースが多いようです。

はじめに設定する金額はあくまで希望金額であり、その価格で売れることを期待するとがっかりするかもしれません。

筆者も始めは相場以上の価格設定を行いましたが全く反応がなく、結果的に相場以下に下げましたがそれでも売れませんでした。

どんな車でも高く売れるわけではないね

【売】詳しくなくても取引できた

車を売りたいと考えて、売る為のいくつかの方法を検討しておりました。中古車屋さんに見積もりを依頼したのですが満足いく価格出なかった為、一度取りやめてその他の方法を検討しました。オークションサイトでは沢山の車が出品されていたので、自分の希望価格で出せるので利用したのですが、写真をうまく撮れなかったりなど大変苦戦をしてしまい結局売れませんでした。そんな時にカババを知り、利用すると使いやすく大変スムーズに売買まで進むことが出来ました。自分の車の相場も教えてくれますし、手数料やマージンも安いので自分に入ってくるお金も多いです。更にカババが間に入って査定に出してくれるのでよかったです。

※引用:みん評より

カババ利用者の口コミで多かったのが「車に詳しくなくても取引できた」というものです。

ヤフオクやメルカリ、ジモティだと写真撮影はもちろん、車の情報入力まで自分でする必要があります。

車種や年式だけでなく、グレードや装着オプション、今までのメンテナンス履歴まで紹介しないといけないので、個人売買は車に詳しくない人にとっては非常にハードルが高いものです。

しかしカババは写真の撮影や出品など、知識が必要なことや面倒なことはスタッフが行ってくれます。

査定を受ける様子

筆者の車もスタッフが撮影、出品作業を行ってくれたよ

カババの手数料は2024年10月1日より値上げしましたが、出品手数料は引き続き無料です。

出品期間中に別のサービスで売却するのもOKなので、とりあえず出品しておくだけなら無料なのでそうした使い方もアリかもしれません。

【売】取引が簡単だった

10年ほど乗ってた車があったのですが引っ越しするにあたり場所的に駅にも近いし車を置ける駐車場もついてないので売却しようと考えました。車のことも詳しくなかったのでカババを利用しました。メリットとしてはカババに依頼したら、あとはとくに何もしなくて良い点でした。あとはスタッフの方がやってくれて売れた際の売買もしてくれる、名義変更とかもしてくれたのですごく楽だし助かりました。あとは、売れたら売れた金額をもらうだけだったのでとても良かったです。

※引用:みん評より

カババは個人売買の仲介サービスなので、面倒な手続き関連もすべて代行してもらえます。

依頼できる手続き

  • 自宅までの陸送
  • 名義変更
  • 車庫証明
  • 希望ナンバー

こうした手続きをまとめて「らくらく納車パック」として依頼できるのです。

パック料金は車種にもよりますが6〜10万円程度かかります

少し料金が高いのがネックですが、購入者負担で進められるので出品者の負担はありません。

ただし購入者はらくらく納車パックの料金を考慮した上で購入するかどうか決めるので、結局はその費用も考慮して値付けする必要があります。

【売】手数料無料が嬉しい

手数料無料の魅力と売却までの時間

2023年8月に初めてカババを利用してみました。利用を決めた一番のポイントは価格の安さです。

※引用:みん評より

カババは手数料が無料なので気軽に使えて嬉しいという口コミもありました。

しかしカババは利用規約を変更し、2024年10月1日から下記の手数料がかかることになりました。

出品価格が200万円未満:55,000円(税込)
出品価格が200万円以上:110,000円(税込)
詳しくは「カババの出品手数料が有料に変更」をご覧ください。

【買】いい車を安く買えた

カババは出品者が自由に価格設定できるため、たまに相場より安い”掘り出し物”が見つかることがあります。

相場より安くすればその分早く売れるので、急いで車を売りたい人から買えば安く購入できることになります。

こうしたメリットもあるので、車を買うときにカババを使うもアリかもしれません。

ただし以下の手数料がかかることは忘れないでね

カババの購入手数料一覧

  • システム利用料:38,500円(税込)
  • 名義変更手続き代行料:55,000円(税込)
  • 車庫証明手続き代行料:20,000円(税込)
  • 陸送費:数万円〜200,000円程度

陸送費が高いという口コミも多数見受けられたので、購入前に陸送費も含めた総額を確認しておきましょう。

カババとは

カババ公式サイトのキャプチャ

※画像:カババ公式サイトより

カババは個人間で車の売買ができるフリマサイトです。

車(カー)が売買できるから、カーバイバイ→カババだよ

個人間で取引をするので、業者に売却する車一括査定よりも、メルカリやヤフオク、ジモティに近いサービスです。

他のサービスとの比較

カババ 車一括査定
売却先 個人 車買取業者
査定する人 カババ 車買取業者
売却手数料 有料(5〜11万円) 完全無料
売れるまでの平均期間 72日 数日

個人売買はトラブルが多いので、最近はこうした仲介サービスが流行っています。

カババのような個人売買仲介サービスのメリット

個人売買仲介サービスのメリット

  1. 値付けは業者がしてくれるから価格設定で悩まない
  2. 購入者からお金を預かってくれるから安心
  3. 必要書類を用意してくれるから簡単
  4. ローンを利用できるので高額車両も売買できる
  5. 陸送なども依頼できるから遠方の車も売買可能

車を売る方にも買う方にもメリットがあるのが、カババのような個人売買仲介サービスのメリットです。

カババならではのメリット4つ

実際に利用してわかったカババのメリット4つ

1.査定が丁寧

カババを利用してみて感じたことが、査定がとても丁寧だったということ。

カババの査定員は全員が資格保持者なので、査定を正確かつ丁寧に行ってくれます。

カババで査定を受ける様子

事前に車の情報を調べて来てくれるので、装備品などの情報量も十分です。

その上査定前に丁寧にヒアリングを行ってくれるので、忘れていたアピールポイントなども思い出すことができます。

カババ
カババ

これ、純正では装着されていないパーツですね

そういえばそうでした!

カババ
カババ

アピールポイントに入れておきますね

このようなやり取りが何度かあり、最終的にアピールしたい点は存分にアピールすることができました。

2.詳細な出品画面を作成してくれる

車両情報や装着オプション、アピールポイントなども査定時に会話したものを丁寧に書き起こしてくれています。

カババの出品ページにかかれている車両のポイント

カババの出品ページ

個人売買で車の出品をするとき、意外と紹介文を書くのは大変です。

何をアピールすればいいのかわからないよね

カババは査定員が全員中古車売買に関する資格を持っているので、プロの目線で”売れる文章”を作ってくれます。

出品期間中に他サイトで販売するのもOKなので、カババで売れる文章を作ってもらい、それをベースに他サイト用の文章を作るのもいいかもしれません。

写真の撮り方も参考になるでしょう!

3.キャンセルはいつでも無料

カババは「とりあえず出品しておく」という使い方ができるので、いつでも無料でキャンセルできます。

購入依頼者が現れても、その時点で売却の意思がなければ承認しないということも可能です。

価格設定も自由にできるので、売れたらラッキーぐらいの価格で掲載することもできてしまいます。

システム利用料も売買が成立しなければかからない上に、キャンセルペナルティもありません。

次の車が納車されるのがかなり先になりそうな人も、カババだったら気軽に出品できます。

買う人が「キャンセルが多い」というのはこれが理由でもあるんだけど、、

4.お金の受け渡しをカババが代行してくれる

個人売買で多いのが、お金のやり取りに関するトラブルです。

支払いがされない、設定した金額で揉めるなどトラブル事例が数多く報告されています。

個人売買は購入代金を直接支払うシステムだから、こうしたトラブルが後を絶たないのです。

しかしカババの場合は出品者と購入者の間にカババが入り、お金のやり取りを代行してくれます。

カババで売買するお金の流れを説明する画像

カババのお金の流れ

購入者は一旦カババにお金を支払い、購入した車に不具合がないことを3日で確認します。

3日間ので特に不具合などなければ、出品者の元へカババより代金が振り込まれる仕組みです。

これなら高額車両でも安心して売買ができるので、個人売買には応じないけどカババ経由ならOKというオーナーさんもいます。

カババの利用が向いている人の特徴3つ

本記事ではカババについて詳しくご紹介してきましたが、「どんな人に向いているサービスか」をご紹介します。

売却を急いでいない人

カババは即金性が高いサービスではなく、購入者が現れるのをじっくり待つサービスといえます。

車一括査定などは査定から売却までが長くて1週間程度ですが、カババは数ヶ月かけてもOKです。

もちろん、その間も車の価値は下がっていくので定期的に価格を見直す必要があります。

出品中は車を使ってもOKなので、次の車の納車まで時間がかかる人にもおすすめです。

とりあえずカババに出品しておき、いよいよ売却の必要が出てきたら価格を下げるか車一括査定に切り替えるという使い方が向いています。

成約しなければ手数料も無料だよ

とにかく希望価格で売りたい人

売却を急いでいなくて、希望価格が最優先の人もカババは向いています。

車一括査定だと、業者から提示された査定価格以上で売ることはできません。

しかしカババなら自分で自由に価格設定ができるので、売りたい金額に設定しておくという使い方ができます。

カババの価格設定のイメージ画像

価格設定のイメージ

買いたい人が現れるまでじっくり待つことで、車を安売りしないで希望金額で売却できる可能性があるのです。

もちろん、あまりに市場価格からかけ離れた価格に設定していては、ずっと売れ残る可能性が高いので適正な価格設定は大事です。

また車の価値は日に日に下がっていくものなので、いつまでも希望金額にこだわり続けて長期在庫化させるのも危険です。

参考車の価値は1日ごとに下がっている

高額車両を個人売買したい人

カババは個人売買でもローンが利用できるので、高額車両を売買したい人にも向いています。

メルカリやヤフオクでは自動車ローンを組むのが大変ですが、カババは提携のローンが利用できます。

銀行ローンなど自分で見つけたローンを利用したい場合も、カババが見積書を発行してくれます。

銀行によっては個人売買でローンが使えない可能性はあるよ

現金一括で売買しにくい高額車両や、お金のやり取りに不安がある人などはカババが向いています。

とはいえ、筆者はカババを実際に利用してみて、手軽さと買取金額の高さで考えるとMOTA車買取の方がおすすめできるサービスだと感じました。

参考MOTA車買取で車を売ってみた!ネットの評判を検証した結果とデメリットを紹介

まとめ

  • カババは個人売買仲介サービスで利用者の評判は賛否両論
  • 筆者が利用した結果カババで売却することはできなかった
  • 出品者にメリットが多いサービス故にトラブルも多い
  • 成約時に手数料がかかるので50万円以下の車は売却に向かない
  • カババは人を選ぶサービスなので特徴をよく理解する必要がある
MOTAは最短3時間で、最大20社が競い合った査定結果を”Web上で”教えてくれるサービスです。

売るかどうかは決めてない、値段を見てから決めたいというときに、買取店まで査定に行くのは面倒ですよね。

車の買い替え、週末に動き出すなら平日中にMOTAでネット査定に出しておくのが一番賢いやり方です。


筆者はMOTA車買取でディーラーよりも30万円以上高く売れました。

よくある質問

カババは売れないってホント?

人気車種で相場より安くしないと売れない傾向があります。カババは個人売買なので、購入者は相場より安く買いたいと考えるので中古車販売サイトより安くしないと売れません。また陸送費が高いというデメリットもあるので、支払総額が高くなりがちになり売れにくくなります。詳しくはカババのデメリット「なかなか車が売れない」をご覧ください。

カババのデメリットは?

カババで売却するときの手数料は?

カババはサービス開始以来ずっと出品側の手数料は無料でしたが、2024年10月よりシステム利用料改定を行います。

その結果出品は無料ですが、成約時にシステム利用料を取られることになりました。

出品価格が200万円未満:55,000円(税込)
出品価格が200万円以上:110,000円(税込)
メルカリの手数料が10%であることを考えると、そんなに高い手数料ではありません。

カババのトラブルは?

買った車が商品説明と異なっていた出品者と取引ができないなどが報告されています。

【2025年】カーリース申し込みランキング

2024年の1年間で、当サイトを通じて申し込み数が多かった順に、ランキング形式でご紹介します。

1位:MOTAカーリース

2位:KINTO

この記事を書いた人
くるまりこちゃん編集部

本サイトにある全ての記事は、自動車売買の経験が豊富なメンバーが監修、執筆を行っています。実際に現役ディーラーマンをメンバーに加え、実話を交えて車の買い替えに関する情報をご紹介しています。

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