【KINTO ONE中古車サブスク】6つのデメリットと料金を比較

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※画像出典:KINTO公式サイトより

2022年7月、車のサブスク「KINTO」より、ついに中古車のサブスクリプションサービスが開始されました。

公式中古車のサブスクリプションサービスを本日より開始

結論からお伝えすると、中古車リースやサブスクを探している人にとって、KINTOの中古車サブスクサービスは最適解になると断言できます。

本記事では、KINTO ONE(中古車)がおすすめできる理由と、既存のKINTOと何が違うのかをわかりやすくご紹介していきます。

 新車のサブスク「KINTO」
おすすめポイント
  • 任意保険(車両保険)もコミコミ
  • 普通に買うより納期が早い
  • KINTO Unlimitedなら更に安い

KINTO公式サイトを見る

車のサブスク(カーリース)って何?

まずはじめに、車のサブスクについて簡単に解説します。

車のサブスクはカーリースのことで、自動車メーカーから買い上げた車を貸し出しているサービスのこと。

所有者はKINTOとなりますが、車検証の使用者にはあなたの名前が記載されるため、レンタカーとは異なります。

だから「わ」ナンバーじゃないんだよ

最大のメリットは毎月定額で車に乗れることで、その仕組から「車のサブスク」と呼ばれているのです。

参考カーリースと車のサブスクとは?違いは?秘密は「任意保険」にあった

KINTOはトヨタグループなので、トヨタ車とレクサス車を専門に扱うサブスクサービスです。

KINTO ONE(中古車)とは?

KINTO ONE(中古車)は、その名の通り中古車を扱うサブスクサービスのこと。

KINTOはトヨタとレクサスの新車を扱うサブスクですが、KINTO ONE(キントワン)は中古車を扱っています。

KINTO ONE中古車 KINTO
取扱車種 中古として在庫がある車種
(トヨタ、レクサス車)
約40車種
(トヨタ、レクサス車)
契約年数 2年 3、5、7年
月間走行距離 1,500km 1,500km
超過料金 トヨタ車11円(税込)
レクサス車22円(税込)
トヨタ車11円(税込)
レクサス車22円(税込)
頭金 あり なし
解約金フリープランはあり
中途解約 OK NG
解約金フリープランはOK
任意保険料 込み 込み
WEB契約

一覧表にするとKINTOとの違いがわかりやすくなります。

最大の違いは契約年数で、KINTO ONE(中古車)は2年契約となっています。

中途解約もOKなので、短期で車を乗り換えられる中古車サブスクサービスと言えそうです。

次章でサービスの特徴を解説するよ

KINTO ONE(中古車)8つの特徴・メリット

KINTO ONE(中古車)には、以下5つの特徴・メリットがあります。

1.トヨタ正規販売店でメンテナンスされた車両のみ

KINTO ONE(中古車)最大のメリットは、トヨタの正規販売店でメンテナンスされた上質な車両だけが選べるという点です。

中古車は前オーナーの使い方により、購入後の故障リスクが大きく異なります。

どんなに見た目がキレイな中古車でも、定期メンテナンスを受けていなければ中身はボロボロなのです。

その点KINTO ONE(中古車)で取り扱っている車種は全て、トヨタの正規販売店が定期メンテナンスを行ってきた車両です。

安心感がケタ違いでしょう!

車両はKINTOの新車サブスクで貸し出していたものばかりなので、以下4つの特徴があります。

  • トヨタの正規販売店のメンテナンスを受けている
  • 走行距離は月間1,500km以下の車両
  • ペット同乗歴や喫煙歴がない
  • 事故修復歴がない

KINTOの新車サブスク期間が終了し、トヨタに返却された車両をKINTO ONE(中古車)で提供しているのです。

2.毎月のサブスク料金が安い

KINTO ONE(中古車)は中古車のサブスクサービスなので、新車に比べて毎月の料金が安く設定されています。

KINTO ONE(中古車)で選べる車は、そのとき在庫があるトヨタ車、レクサス車に限られるので車種によって料金が異なります。

中古車は1台ごとに状態が異なるからね

しかし新車に比べて中古車は安いのが当たり前なので、当然サブスク料金も安く設定されています。

KINTO(新車)

KINTO ONE(中古車)

ルーミー
G GAS 1.0L 2WD(5人)

38,720円
※申込金217,800円

38,060円
※申込金228,360円

ヤリス
Z HEV 1.5L 2WD(5人)

48,070円
※申込金271,920円

49,720円
※申込金298,320円

ライズ
X GAS 1.2L 2WD(5人)

37,400円
※申込金212,410円

33,770円
※申込金202,620円

RAV4
G HEV 2.5L 4WD(5人)

63,800円
※申込金365,840円

61,160円
※申込金366,960円

※KINTOは解約金フリープランを選択
※KINTOのパッケージは中古車両に近いものを選択
※KINTOの契約期間は3年を選択

上記の表は、同じ車をKINTO(新車)とKINTO ONE(中古車)で契約したときの料金を比較したものです。

同じ条件で比較すると、KINTO ONE(中古車)の方が毎月のサブスク料金が安いことがわかります。

けどあんまり安くないような…

一見新車のKINTOの方がお得に見えますが、KINTO ONE(中古車)の契約期間は2年です。

新車のKINTOは最短でも3年なので、中古車の方が契約期間が1年短くなっています。

サブスクは期間が短いほど高くなるでしょう!

2年で乗り換えできるということを考えると、KINTO ONE(中古車)のサブスク料金は新車より安く設定されていると言えます。

3.メンテナンス料・任意保険料コミコミ


※画像出典:KINTO公式サイトより

KINTOのメリットはメンテナンス料や任意保険料がサブスク料金にコミコミになっていることです。

これは中古車のサブスクでも同じで、車の維持費を気にする必要がありません。

KINTO ONE(中古車)に含まれる車の維持費は以下の通りです。

  • 自動車税
  • 自動車保険
  • 車検代
  • メンテナンス費用
  • 消耗品交換費用
  • 故障修理代金
  • 代車費用

これだけの費用がサブスク料金に含まれているので、ガソリン代と駐車場代を払えば車に乗ることができます。

さらにKINTO ONE(中古車)の自動車保険は、車両保険が付帯しています。

車両保険付きの自動車保険は高いので、KINTO ONE(中古車)ならその費用を負担する必要もないのです。

参考カーリースに自動車保険は必要?保険料と任意保険の仕組みを確認しよう

4.納車が早い

KINTO ONE(中古車)で扱っているのは、トヨタが在庫している中古車だけです。

そのため納車が早く、最短1ヶ月で車に乗り始めることができます。

新車のKINTOは早くて2ヶ月程度だよ

5.2年で乗り換えできる

KINTO ONE(中古車)の契約期間は2年に設定されています。

新車のKINTOは最短でも3年なので、1年短い期間に設定されていることがわかります。

そのため、2年経てば別の車に乗り換えることができるので、気軽に車を変えたい人におすすめです。

6.中途解約金なしでいつでも解約OK

KINTO ONE(中古車)はいつでも違約金なしで解約できます。

車に飽きたら乗り換えるのもOKですし、免許返納のタイミングで解約もOK。

自分のタイミングで解約できるので、ライフスタイルが変わっても安心です。

7.修理負担額は5万円のみ

KINTO ONE(中古車)に付帯する自動車保険は、車両保険もついています。

車両保険はフルカバータイプなので、自分でぶつけたりこすったりしても保険料が支払われます。

カバー内容

自転車と接触した

対人・対物、無制限保証

対向車とぶつかった

5,000万円まで補償

電柱にぶつけた

自己負担額5万円

車が全損した

自己負担なし

修理が必要になったときでも、自己負担額は5万円だけです。

例えば30万円かかるような修理でも、KINTO ONE(中古車)の車両保険を使えば5万円で直してもらえます。

その上、等級にも影響がないので気軽に利用することができるのです。

廃車になるような事故でも負担がないのは嬉しいね

一般的に、カーリースや車のサブスクは、廃車になるような事故を起こしたら高額な違約金を請求されます。

そんなときでも、KINTO ONE(中古車)なら保険でカバーできるので、自己負担なしでサブスクを解約できるのです。

8.KINTO FACTORYで車のアップグレードができる

KINTO ONE(中古車)で契約した車両は、KINTO FACTORYというサービスでアップグレードができます。

中古車のデメリットは、一度人の手に渡ったものなので内外装が少し劣化している点です。

そのうえ年式が古くなるほど、機能面でも古さを感じてしまいます。

それをカバーするため、必要な機能を後付できる「KINTO FACTORY」というサービスが登場しました。

KINTO FACTORYでは、主に以下の3つのことができます。

  1. 内装や外装のリフレッシュ
  2. 車の基本性能の向上
  3. ドライバーに合わせた車の進化

傷んだ内外装のパーツを新品に取替えられるほか、今までは車を買い換えないと装着できなかった安全運転支援システムを後付できるようになりました。

KINTO ONE(中古車)で契約した車両は、KINTO FACTORYでアップグレードが可能です。

「中古車はボロいし機能も古い」という固定概念を覆すサービスとして、期待が集まっています。

KINTO ONE(中古車)6つのデメリット

一方で、KINTO ONE(中古車)には、以下6つのデメリットがあります。

1.中古車サブスクにしては高い

KINTO ONE(中古車)で取り扱っている中古車は、全てトヨタの正規販売店でメンテナンスをしてきた上質な車ばかりです。

その上年式も新しく、走行距離も少ないものばかり。

これは安心できる中古車としてはメリットですが、その分サブスク料金が高いというデメリットにも繋がります。

KINTO ONE(中古車)

定額カルモくん(中古車)

MOTAカーリース(中古車)

RAV4

57,200円~
※申込金343,200円

49,060円~

46,750円~

ヤリス

47,300円~
※申込金283,800円

29,370円~

26,070円~

ライズ

33,770円~
※申込金202,620円

36,080円~

31,680円~

クラウン

85,800円~
※申込金514,800円

60,610円~

67,430円~

※他社は頭金0円で試算

契約期間の違いや、中古車の年式などの違いがあるため、完全に同条件で比較することはできません。

しかしサブスク料金をなるべく安くしたい人は、他社の中古車カーリースも視野に入れた方がいいかもしれません。

参考中古車のカーリースはおすすめ?人気12車種の料金と安心の5社紹介

2.現車確認や試乗ができない

KINTO ONE(中古車)はネットで申し込みをする仕組みなので、現車確認や試乗ができません。

公式サイトに掲載されている在庫リストを確認し、その情報だけを頼りに申し込みをするのです。

詳しくは、次章のKINTO ONE(中古車)利用の流れでご説明します。

3.契約できる車に限りがある

KINTO ONE(中古車)は、新車のKINTOで使用していた車両を貸し出しています。

そのため在庫は常に変動し、契約できる車両に限りがあるのです。

記事執筆時点(2023/01/19)での在庫数は23台となっており、その中から車両を選ぶことになります。

KINTOの利用者数が増えるほど在庫が増える仕組みなので、潤沢な在庫から選べるのはまだ少し先の話になりそうです。

主要各社の在庫数を比較した表だよ

在庫数
KINTO ONE(中古車) 23台
定額カルモくん(中古車) 5,152台
MOTAカーリース(中古車) 9,266台
オリックスカーリース(中古車) 1,501台
ニコノリ(中古車) 544台

4.申込金(頭金)が必要

KINTO ONE(中古車)は全車両に対して、申込金という名の頭金が必要です。

頭金の金額は車種によって異なりますが、安くても20万円以上発生します。

申込金
RAIZE X
GAS 1.2L 2WD(5人)
202,620円
ルーミー カスタムG
GAS 1.0L 2WD(5人)
226,380円
ヤリス G
HV 1.5L 2WD(5人)
283,800円
アクア X
HEV 1.5L 2WD(5人)
290,400円
RAV4 G”Z package”
GAS 2.0L 4WD(5人)
343,200円
ハリアー Z
HV 2.5L 2WD(5人)
376,200円
スープラ(2019年モデル)
RZ
438,240円
クラウン RS “LimitedⅡ”
HEV 2.5L 2WD(5人)
514,800円
ランドクルーザー ZX
GAS 4.6L 4WD(8人)
844,800円

高い車種だと80万円以上の申込金が必要になるので、決して「気軽に乗れる金額」とは言えません。

この他に毎月のサブスク料金だもんね…

その上、申込金という名の頭金は返金されることはありません。

Q:申込金は解約時/満了時には返金されるのでしょうか?
A:契約開始後は契約満了時や契約期間途中の解約時などいかなる場合においても、申込金の返金はいたしません。

※引用:KINTO公式サイトより

つまり、高額な申込金を支払っても車は自分のものにならないので、高いレンタル料と言わざるを得ないのです。

5.一部地域でしか提供されていない

KINTO ONE(中古車)は、2023年1月時点で「東京・愛知」でしかサービス提供されていません。

それ以外の地域では利用できないので注意しましょう。

エリアは順次拡大するということだよ

6.自分の車のように自由に使えない

これはKINTO ONE(中古車)に限らず、車のサブスクやカーリース全般に当てはまるデメリットです。

車のサブスクで契約する車は、KINTOの所有物です。

2年後には返却しなければいけないので、借り物として大事に使わないといけません。

具体的には、下記の行為は禁止されています。

  • 喫煙
  • ペット同乗
  • カスタマイズ
  • サーキット走行

自分の車ではないので、上記の行為が発覚した際には追加料金を請求される可能性があります。

こうしたデメリットについては、下記の記事で詳しく解説しています。

参考カーリースはやめとけ!その理由6つと後悔、失敗しない方法を紹介

KINTO ONE(中古車)利用の流れ

本章では、KINTO ONE(中古車)を利用する際の流れをご紹介します。

1.公式サイトで車両を選択


※画像出典:KINTO公式サイトより

KINTO ONE(中古車)はネットで申し込みをする仕組みなので、気になる中古車の現車確認や試乗ができません。

車両はKINTO ONE(中古車)の在庫ページから確認します。

※画像出典:KINTO公式サイトより

各車種の詳細ページには、車の内外装の状態を点数化したものが掲載されています。

約20枚ほどの画像も掲載されており、車両査定を行った担当者による一言アピールも掲載されています。

ここに掲載されている情報だけを頼りに、欲しい車を見つけて審査に申込みをするのです。

2.審査の申込み

審査の申込みはネットで行います。

欲しい車両を見つけたら審査申し込みに進み、販売店を選択します。


※画像出典:KINTO公式サイトより

販売店を選んだら、利用規約にチェックを入れて、個人情報を入力します。


※画像出典:KINTO公式サイト

その後は住所氏名、勤務先情報などを設問に沿って入力していきます。


※画像出典:KINTO公式サイト

入力項目が多いので、数ページに分かれています。

年収や家賃などの支払まで、細かい内容まで入力する必要があるので時間がある時に申し込み手続きを行いましょう。


※画像出典:KINTO公式サイト

最後に、申込み車両の詳細や入力した情報を確認し、間違いがなけれな「この内容で申し込む」を選択します。

これで申し込みは完了だよ

その後は審査に移りますので、結果が出るまで待ちましょう。

KINTOの審査は、申込みから3営業日を目安に結果がメールで送られてきます。

参考車のサブスク審査は甘い?基準と落ちたらすることを紹介

3.書類の用意

※画像出典:KINTO公式サイトより

無事に審査に通ると、登録にかかる書類を用意することになります。

必要な書類は下記の通りです。

  • 委任状(捺印済み)
  • 自動車保管場所証明書・保管場所標章交付申請書(複写式)
  • 保管場所の地図・配置図
  • 自認書もしくは保管場所使用承諾証明書
  • 印鑑証明、住民票、公共料金の領収書など

書類については、担当販売店から詳しい説明があるので心配する必要はありません。

参考カーリース・車のサブスク契約の必要書類は?用意する方法もチェック

4.販売店で受け取り

車は申込時に選択した販売店に到着するので、そこで受け取ります。

今後のメンテナンスなどは受け取った店舗で可能です。

ここで初めて販売店に足を運ぶんだね

KINTO ONE(中古車)はどんな人に向いている?

ここまでの情報を踏まえ、KINTO ONE(中古車)はどんな人に向いているのかご紹介します。

安心して乗れる中古車を探している人

KINTO ONE(中古車)で提供される車は、トヨタの正規販売店がメンテナンスした車です。

新車のKINTOで提供していた車が、契約終了でトヨタの元へ戻ってきた車を使っています。

そのため定期メンテナンスが実施され、喫煙歴やペット同乗歴がない車両に限られています。

中古車と言っても安心して乗れる、綺麗な車が欲しいという人にはKINTO ONE(中古車)はピッタリなサービスです。

車を頻繁に乗り換えたい人

KINTO ONE(中古車)の契約年数は2年なので、2年毎に車を乗り換えることができます。

また2年経たなくても中途解約可能なので、車を乗り換えたいと思ったときにすぐ行動できます。

ライフスタイルが変わりやすい人、趣味が頻繁に変わる人にはKINTO ONE(中古車)がおすすめです。

車の維持費をわかりやすくしたい人

KINTO ONE(中古車)の維持費には、任意保険料やメンテナンス料が含まれています。

そのため毎月のサブスク料金さえ払えば、安心して車に乗り続けることが可能。

突発的な出費がないので、お金の管理がしやすいというメリットがあります。

車は欲しいけど維持費のことが心配という人は、KINTO ONE(中古車)が向いています。

ネットで車購入をしたい人

KINTO ONE(中古車)はネットで車探しと申込みが可能です。

受け取りの時に初めて販売店に足を運ぶので、車購入がネットでできるというのがメリットです。

車は買いたいけど、店舗に足を運ぶのは面倒という人は、KINTO ONE(中古車)が向いています。

KINTO ONE(中古車)の評判・口コミ

KINTO ONE(中古車)は2022年7月開始のサービスなので、あまり利用者がいないのが実態です。

東京と愛知でしかサービス提供していないしね

本章では、KINTO ONE(中古車)に寄せられたクチコミをもとに、評判をご紹介していきます。

高いんだよ
この値段払える人は車持ってるわ

※引用:5ちゃんねるより

KINTO ONE(中古車)の評判は下記の通りです。

  • 新車より安くサブスク利用できるのは良い
  • とりあえず車が必要なとき便利
  • KINTOは高すぎる

【Good】新車より安くサブスク利用できるのは良い

KINTO ONE(中古車)の良いクチコミとして投稿されていたのが、新車より安く利用できることを評価するもの。

車のサブスクは新車がメインだったので、中古車は購入するしかありませんでした。

しかしサブスク大手のKINTOが中古車に参入したことで、消費者の選択の幅が広がりました。

維持費をコミコミで利用できるサブスクが、ついに中古車で利用できるようになったのは大きな進歩といえるでしょう。

【Good】とりあえず車が必要なとき便利

KINTO ONE(中古車)はいつでも違約金なしで解約可能なので、とりあえず車が欲しいときに便利です。

最近は世界的な半導体不足が影響して、新車を買っても数年待たされるというケースが多発しています。

しかしKINTO ONE(中古車)ならすぐに納車可能なので、新車が来るまでのつなぎとしても利用できます。

【Bad】KINTOは高すぎる

KINTO ONE(中古車)に対する悪いクチコミは、KINTOというサービスが高すぎるというものでした。

たしかに車のサブスクは、維持費や保険料がコミコミになっている分割高というデメリットがあります。

車に詳しい人なら、安い車を買ってネット型の自動車保険を契約した方が安く済んでしまいます。

KINTOに関する評判やクチコミ、料金の仕組みは以下の記事で詳しくご紹介しています。

中古車購入とどちらがお得?比較した結果

中古車サブスクは本当にお得なのか?

実際に程度の良いハリアーを中古車として買った場合とKINTO ONE(中古車)でサブスク契約した場合の比較をしていきます。

比較するのはこの2台のハリアーだよ

比較車両の条件

  • 2019年式
  • 走行距離4〜5万キロ
  • グレードは「2.0プレミアム」
  • 装着オプションは「9インチナビ」

ほとんど同じ条件のハリアーを中古車として購入したケースと、KINTO ONE(中古車)で購入したケースの比較結果をご紹介します。

2年乗ったケース

まずは、KINTO ONE(中古車)の契約年数である2年乗ったケースで比較してみましょう。

中古車購入 KINTO ONE(中古車)
車両・オプション代金 2,800,000円
申込金 341,880円
サブスク料金(合計) 1,367,520円
自動車税 90,000円 サブスク料金に含む 
任意保険料 267,240円
車検(1回分) 122,728円
オイル交換(4回) 16,000円
支払総額 3,295,968円 1,709,400円
2年後の下取り価格 1,590,000円
実質負担額 1,705,968円 1,709,400円
※自動車税は2.0Lで年間45,000円で計算
※任意保険料はソニー損保の見積もり結果を参照
(30歳以上、ブルー免許、本人限定、車両保険あり)
※2年後の下取り価格はズバット車買取比較の査定相場を参照

この結果を見ると、2年しかハリアーに乗らない場合は中古車購入の方が若干安いことがわかります。

しかしこれは現金一括で中古車を購入したケースなので、ローンで購入すると当然金利負担分が発生します。

仮に金利3%で280万円を借りると、利息分だけで88,328円がかかります。

すると結果は逆転し、KINTO ONE(中古車)の方が安くなります。

2年後の下取り価格も不透明なので、KINTOの方がトータルバランスが優れていると言えます。

6年乗ったケース

次は、6年間乗り続けたケースをご紹介します。

KINTO ONE(中古車)の契約年数は2年なので、合計3回契約したと仮定します。

中古車購入 KINTO ONE(中古車)
車両・オプション代金 2,800,000円
申込金 1,025,640円
サブスク料金(合計) 4,102,560円
自動車税 270,000円 サブスク料金に含む


任意保険料 801,720円
車検(3回分) 368,184円
タイヤ交換(2回) 358,000円
バッテリー交換(2回) 60,000円
オイル交換(12回) 48,000円
支払総額 4,705,904円 5,128,200円
2年後の下取り価格 650,000円
実質負担額 4,055,904円 5,128,200円
※自動車税は2.0Lで年間45,000円で計算
※任意保険料はソニー損保の見積もり結果を参照
(30歳以上、ブルー免許、本人限定、車両保険あり)
※2年後の下取り価格はズバット車買取比較の査定相場を参照

ハリアーに6年乗ると、中古車購入の方が安いことがわかりました。

仮にローンで購入したとしても、金利3%で計算したら6年間で支払う利息は263,024円です。

これでもなお中古車購入の方が安いので、長期間車に乗り続ける場合はKINTO ONE(中古車)だと割高になってしまうことがわかりました。

【結果】KINTO ONE(中古車)は短期利用が安い

KINTO ONE(中古車)は短期利用だと安い

中古車購入とKINTO ONE(中古車)を比較した結果、短期利用ならKINTO ONE(中古車)が安く、長期利用なら中古車購入が安くなることがわかりました。

KINTO ONE(中古車)は契約期間が2年と短めに設定されており、利用には数十万円単位の申込金(頭金)が必要です。

申込金は返金されないので、2年に1度数十万円の出費があると捉える事ができます。

これが大きな出費となり、長期利用するほど高くついてしまう結果に繋がったのです。

3年以上利用するなら新車のKINTOの方がいいかもね

KINTOとKINTO ONE(中古車)はどちらがお得?

KINTO ONE(中古車)は短期利用がお得ということがわかりました。

それでは3年以上利用する場合、新車のKINTOとどちらがお得なのでしょうか?

本章では同じ車を新車と中古車のKINTOで契約した比較結果をご紹介しています。

3年乗ったケース

KINTO ONE(中古車)は2年契約なので、再契約を1回した上で1年で解約することを想定しています。

KINTO(新車) KINTO ONE(中古車)
申込金 359,840円 733,920円
サブスク料金(合計) 2,296,800円 2,201,760円
自動車税 サブスク料金に含む サブスク料金に含む
 
任意保険料
車検(1回分)
オイル交換(4回)
支払総額 2,656,640円 2,935,680円

比較車両の条件

  • RAV4 G HEV 2.5L 4WD(5人)
  • 中古車は2022年式、走行距離5,758kmの車両

同じ車に3年乗ったケースでは、KINTO(新車)の方が約28万円も安いことがわかりました。

これはKINTO ONE(中古車)の契約期間が2年になっているため、1度再契約しなければいけないことが影響しています。

もう一度申込金を支払う必要があるため、3年乗るなら新車のKINTOの方が安い結果になってしまうのです。

4年乗ったケース

KINTO(新車)の更新は3年、KINTO ONE(中古車)の更新は2年です。

4年乗ったケースでは、どちらも1度再契約する必要があるので、その結果を比較しました。

KINTO(新車) KINTO ONE(中古車)
申込金 359,840円 366,960円
再契約料 191,400円 366,960円
サブスク料金 2,296,800円 2,935,680円
3〜4年目サブスク料金 650,760円
自動車税 サブスク料金に含む サブスク料金に含む
 
任意保険料
車検(1回分)
オイル交換(4回)
支払総額 3,498,800円 3,669,600円

比較車両の条件

  • RAV4 G HEV 2.5L 4WD(5人)
  • 中古車は2022年式、走行距離5,758kmの車両

同じ車に4年乗るケースでも、KINTO(新車)の方が約17万円も安いことがわかりました。

これには以下2つの理由があるよ

  1. KINTO(新車)は再契約料が安い
  2. KINTO(新車)は再契約後のサブスク料金が15%引きになる

新車のKINTOは、解約金フリープランに限り再契約が可能です。

その際に再契約料としてもう一度申込金を支払う必要があるのですが、同じ車に乗り続ける場合は申込金が少し安くなるのです。

その上、再契約後のサブスク料金が15%程度割引になるため、同じ車に乗り続ける場合はKINTO(新車)の方がお得になるのです。

3年/5年経過時点で車検費相当の申込金をお支払いいただくことで、2年間(最大2回まで)の再契約可能です。初回契約満了の5ヶ月前(32ヶ月目)を目途に、メール、およびMyKINTOにてご案内の方法にて申込みいただけます。
再契約時の申込金は月額の3ヵ月相当で、月額は1回目の再契約で15%程度割引、2回目の再契約で30%程度割引く設計となっております。

※解約金フリープランのみ再契約が可能です。

※引用:KINTO公式サイトより

ただし、再契約時の申込金の金額は明確になっていません。

契約終了の5ヶ月前に料金が提示されるので、シミュレーションの結果は変わる可能性があります。

4年乗ったケース(乗り換えあり)

KINTO(新車)は乗り換え無しの再契約だと安くなることがわかりました。

それでは同じ4年乗ったケースで、再契約時に乗り換えた場合はどちらが安いのか比較しましょう。

KINTO(新車) KINTO ONE(中古車)
申込金 359,840円 366,960円
再契約料 359,840円 366,960円
サブスク料金 2,296,800円 2,935,680円
3〜4年目サブスク料金 765,600円
自動車税 サブスク料金に含む サブスク料金に含む
 
任意保険料
車検(1回分)
オイル交換(4回)
支払総額 3,782,080円 3,669,600円

比較車両の条件

  • RAV4 G HEV 2.5L 4WD(5人)
  • 中古車は2022年式、走行距離5,758kmの車両
  • 乗り換えは同条件の車を想定

再契約時に乗り換えるケースでは、KINTO ONE(中古車)の方が約11万円も安くなることがわかりました。

初めて逆転したね

KINTO ONE(中古車)は同じ車で再契約することができす、2年経過したら必ず車両を返却しなければいけません。

Q:契約期間を超えて、車を乗り続けることはできますか?
A:所定の期間を超えてのご利用はできません。ご利用終了時は車両をご返却いただきます。

※引用:KINTO ONE(中古車)公式サイトより

そのため2年以上乗る場合は、常に100%の申込金が発生します。

対するKINTO(新車)は同じ車での再契約が可能なので、乗り換え無しで4年乗る場合は新車の方が安かったのです。

しかしKINTO(新車)であっても再契約時に乗り換える場合、割引などはありません。

その結果、単純にサブスク料金が高いことが影響してKINTO ONE(中古車)よりも総額が高くなってしまったのです。

少しややこしいからこれからまとめるね

【結果】頻繁に乗り換えるならKINTO ONE(中古車)がお得

KINTO ONE(中古車)は良くも悪くも、2年で契約終了するサービスです。

そのため長く乗るには都度再契約をする必要があり、コストパフォーマンスが悪いのが実情。

対するKINTO(新車)は同じ車に長く乗ることを想定しており、再契約でサブスク料金が安くなる仕組みを用意しています。

こうした違いから、同じ車に長く乗るなら新車のKINTO、頻繁に車を乗り換えたいならKINTO ONE(中古車)がおすすめと結論づけることができそうです。

  • 同じ車に3年以上乗る人:新車のKINTOがおすすめ
  • 2年ごとに乗り換えたい人:KINTO ONE(中古車)がおすすめ

2023年1月からは、新型プリウスを皮切りによりサブスク料金が安く抑えられる「KINTO Unlimited」というサービスも登場しました。

最新車種ならKINTO Unlimitedで契約するというのも一つの手なので、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

まとめ

  • KINTO ONE(中古車)は2年ごとに乗り換えられる車のサブスク
  • トヨタの正規販売店がメンテナンスした上質な車に乗れる
  • 東京と愛知のみのサービスで、全国展開はまだ未定
  • 短期利用ならお得だが、長期利用なら新車のKINTOがお得
  • KINTOは選べるサービスが多く、自分にピッタリなプランが見つかる

KINTO公式サイト

よくある質問

KINTO ONE(中古車)とはどんなサービス?

KINTOが提供する中古車サブスクです。2年ごとに乗り換えられるのが特徴で、トヨタの正規販売店がメンテナンスした上質な中古車から好きな1台を選べるのがメリットです。KINTOについて詳しく知りたい人はコチラ

中古車のサブスクって安いの?

もちろん安いです。しかしKINTO ONE(中古車)は中古車の質が高い分、割高感があります。本記事では、各種サービスと比較した結果をご紹介しています。中古車サブスクについて詳しく知りたい人はコチラ

KINTOの中古車はカーセンサーで買える?

買えません。直売カーセンサーというサービスは終了し、KINTO ONE(中古車)に統一されました。本記事では新しく始まったKINTOの中古車サブスクについて詳しくご紹介しています。

トヨタKINTOのデメリットは?

以下の6つです。

  1. 契約期間に縛りがある
  2. 任意保険の等級が引き継げない
  3. 中途解約の際には解約金が原則必要
  4. トヨタとレクサス以外の車種は選べない
  5. 走行距離に制限がある
  6. 喫煙・ペット・カスタマイズは禁止

詳しく知りたい人はコチラ

カーリースはどこがいいのか、以下の記事で詳しくご紹介しています。

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