【現役ディーラーマン解説】車を売るならディーラー?買取業者?査定額の違いを紹介します

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車を売る際、高く売りたいと思うのは当然のこと。

ディーラーと買取店、どっちが高いのかな?

ここでは現役ディーラーマンの私が、私の経験や知り合いのディーラーに聞き込みを実施し、より実態に近い内容で解説させていただきます。

車売るならディーラーと買取業者どっちがいい?

値段を重視するなら買取業者がおすすめです

先に結論をお伝えすると、車を売るときに重視するのが買取価格であれば、断然買取業者がおすすめです。

詳しい理由は後ほどご紹介しますが、まずは下記の表をご覧ください。

車種 ディーラー査定 買取業者査定
トヨタ「クラウン」 330万円 380万円
トヨタ「アルファード」 350万円 390万円
日産「エクストレイル」 14万円 30万円
ダイハツ「タント」 120万円 140万円
※クラウン:「S Four」2018年式 39,000km
※アルファード:「S」2020年式 22,500km
※エクストレイル:「20Xtt」2010年式 83,000km
※タント:「カスタムRS」2019年式 26,000km
査定価格は2022年12月時点のもの

これは、正規ディーラーの査定価格と、弊社の中古車販売部の査定価格です。

上記の車にお乗りのお客様は、全員ディーラーの査定価格に不満を抱いて弊社にご相談に来られました。

弊社は中古車販売にも力を入れているので、全車種でディーラーよりも高い値段をつけることができました。

当サイト編集部員の「ダイハツ ムーヴ」も、ディーラー下取りでは25万円と言われましたが、最終的には買取業者に55万円で売却することに成功しています。

左がディーラー下取り価格

上記のことから、車を高く売りたいと考えている人は、ディーラーではなく車買取業者に売却しましょう。

記事後半では、ケース別に買取業者とディーラーのどちらがおすすめかご紹介しています。そこまでジャンプする

ディーラーで車を売る3つのメリット

では、ここでディーラーで車を売るメリットとはなにかをご紹介させていただきます。

ディーラーにて車を売る時点で買い替えること前提でお話させていただきますが、車購入と売却ををひとつの窓口で行うことにより様々なメリットが発生します。

1.手間がかからない

車を買うのも売るのも同じ営業が担当します

ディーラーで車を売るメリットは、とにかく手間がかからないという点でしょう。

車は買うときにも売るときにも書類が必要になります。

車を買うときに必要な書類はコチラ
車を売るときに必要な書類はコチラ

具体的に言えば、もしもあなたが車の売却や契約において必要な書類を知らない場合、営業から言われた書類を準備しますが、もし業者が異なる場合は同じ書類を2度取りにいくことになりかねませんよね。

二度手間のイメージ

ディーラーで車購入と売却を行えば、担当営業は同じ人なので必要書類を一度に全部教えてくれます。

このように二度手間防止においてメリットと言えるでしょう

2.新車が来るまで乗り続けることができる

次に、契約から納車になるまでの間、下取に出すことが確定している現所有車両を乗り続けられる点もメリットです。

ディーラーの方針にもよりますが、大抵の場合リクエストしたら次の車の納車まで乗り続けることができます。

ディーラーの営業マンは車を購入してくれるのが第一優先のためです

買取業者の場合は即手放す必要があるため、売却するタイミングを見極める必要があります。

体験談
当サイト編集部員は、車の買い替えに伴い買取業者に車を売却。その後新車の納期が何度も伸びて、3ヶ月ほど車がない期間が発生しました。

3.値段がつかない車でも下取りしてもらえる

どの業界の営業マンにも何かしらノルマがありますが、自動車販売の営業マンでの第一ノルマは車の販売利益(≒台数)です。

そのため、車を1台売るためであれば、他の二次三次ノルマに影響ない限り多少融通が効くものです。

そして、中古車専門ディーラーでない限り、下取車両の利益にノルマのある営業マンはそこまで多くないと思います。

そのため、ディーラーの営業マンは価値の少ない車でも値段を付けてくれることがあるのです。

ディーラーで車を売る3つのデメリット

次にディーラーで車を売るデメリットも紹介させていただきます。

1.買取業者に比べると安い

ディーラーは新車を販売するところであり、車買取専門業者ではありません。

そのため、買取専門業者と比較すると査定額が安く済まされる場合があります。

理由としては、そこまで中古車販売にチカラをいれている正規ディーラーが多くないのと、オークションや海外輸出等の販路に乏しい場合が多いためです。

買取専門業者は、仕入れた車をオークションに流したり海外に販売したり、高値で再販できるルートを持っています。

これが高価買取の裏側だね

2.新車を購入しないと利用できない

ディーラーに車を売ることができるのは、新車を買ったときだけです。

下取りというのは新車販売におけるサービスの一環です

そのため、「車に乗らなくなった」「違うメーカーの車に乗り換えた」などの理由でディーラーに車を持って行っても、買い取ってくれません。

3.出張査定は対応していない

ディーラーの査定は店頭で行うため、自宅に来て査定をしてくれる「出張査定」には対応していません。

ほとんどの場合、新車の見積もりを取る間に店頭で査定が行われます。

買取台数にノルマはないためです

お客さんをそこまで持っていない営業マンであればともかく、中堅以上の方は大抵対応してくれないと思います。

ディーラーで車を売るならこんな車がおすすめ

ディーラーで車を買い替える場合どんな車がおすすめなのか紹介いたします。

1.買取業者で値段がつかないと言われた車

買取業者が高く買い取ってくれる車は、比較的新し目の人気車種に限られます。

需要がない車は仕入れても再販できないので、人気車種に絞って買取を行っているのです。

そのため古い車や傷や凹みがある車は買い取ってもらえません

もし買取業者で値段がつかなかったら、ディーラーで相談してみましょう。

2.下取り強化をしている車

ディーラーは買い替え促進のため、下取り強化車種というものがあります。

下取り強化車種の一例
・5年目の車検前の車
・新モデルが発売された車
・リセールの良い車種

5年目の車検前の車

ディーラーとしては、メーカー保証が切れる5年のタイミングで買い替えてほしいと考えています。

そのため2回目の車検を目前に控えているお客様の車は、下取り強化して買い替えを促進します。

参考車の買い替えは何年が良い?全国平均8年/現役営業マンは5年をオススメする理由

新モデルが発売された車

新しいモデルが発売された車種は、旧モデルからの買い替え需要があります。

旧モデルにお乗りのお客様に対して新型を猛プッシュするため、旧モデルの下取りを強化します。

リセールの良い車種

アルファードやヴェルファイア、ランドクルーザープラドなどはリセールが良いため、常に下取り強化車種になっています。

新車からほとんど値落ちしていないケースもあり、お客様に下取り金額をお伝えするとそのまま買い替えなんてケースもあります。

3.カスタムしていない車

ディーラーはメーカー/ディーラーオプション以外のカスタムを嫌う場合が多く、カスタムされた車は高く買い取ってくれません。

やんわり買取業者への持ち込みを促すこともあるよ

カスタムしていない車であれば認定中古車として売れるため、ディーラーは喜んで買ってくれます。

4.持ち込み先と同メーカーの車

最後のおすすめは、売却を検討している車のメーカーとディーラーの取り扱っているメーカーが一致していることです。

例えば、現在ご自身の乗られている車両がトヨタの車でしたら、トヨタ車を扱っているディーラーにて売却いただくことが重要だと思います。

他メーカーのものでも査定してくれるとは思いますが、自メーカーほどその車両の価値や売り方を熟知していないため損をする可能性があります。

自社の車は慣れている上販路も多いので高く買い取ってくれます

ディーラーで車を売る方が良い時

前章では「どんな車を売るのがおすすめ」か紹介したので、次にどのようなタイミングでディーラーに車を売りに出すべきか紹介させていただきます。

次の車の納期が長い

車を買い替える場合、契約してから納車まで数ヶ月から長いものだと一年以上待つことになります。

ディーラーの場合は、納車まで下取予定の車両に乗り続けられます

もちろんディーラーによって対応は異なりますが、多くのディーラーが何かしらの対策はしてくれます。

体験談
編集部員がホンダのディーラーでフィットを買ったとき、納期が6ヶ月もあり下取り予定の車が車検切れになってしまいました。しかしディーラーが代車を用意してくれ、無事に納車まで車がある生活ができました。

買取業者の場合は、車を売ると決めたらすぐに手放す必要があります。

そうなると、納車までレンタカーに乗って我慢しなければいけない可能性出てきます。

下取り価格が買取業者より高い

稀に、ディーラーの査定が買取専門業者よりも高額になることがあります。

特に多いのが、同じメーカーの車をディーラーで下取りに出したときです

買取業者は全メーカーの車種を査定するため、細かいオプションやグレードを見落とすケースがあります。

しかしディーラーの営業マンは、ディーラーオプションなどの価値を正しく判断できるのです。

買取業者が見落としてしまうような細かな点も評価してくれるので、ディーラーの方が高くなったというケースもあるのです。

その時は素直にディーラーに売ってしまいましょう

同じメーカーの新車を買うとき

買いたい車と現所有車両が同じメーカーの場合は、先述の通りディーラーでの売却をすると正しい価値を査定してくれるためおすすめです。

また買い替え促進のために同メーカーの車種は高価買取キャンペーンを行っていることもあるのです。

ディーラーの査定基準

査定を受ける様子

ここで、一般にディーラーはどのような基準で下取価格を設定しているのか紹介させていただきます。

1.年式

まずは年式です。

年式は車両全体の劣化度合を評価するための基準になり、特に5年落ち以降は価値が急落します。

理由は新車保証の終了する期間のためで、これを過ぎるとディーラーが保証できないような経年劣化による不具合の発生が見込まれるためです。

5年を過ぎた車両は車買取業者の方が高く買い取ってくれるかもしれません。

参考車を買い換えるタイミングは保証が切れた時!理由と事例

2.走行距離

走行距離は年式と似ていますが、車両のパワートレインや足廻りの劣化を評価するための基準のひとつです。

走行距離が多いほど故障のリスクが高く、査定価格が下がる原因になります。

主に年間走行距離が8,000km以上だと過走行の部類に入ると思われます。

私個人としては過走行とは思わないのですが、中古車としてのイメージが低下してしまうのです

買取業者は年間1万キロに設定していることが多く、ディーラーの査定少し基準が厳しくなっています。

参考車は10万キロで買い替えはウソ!実例やメンテナンス費用を紹介

3.内外装の傷

内外装の傷は中古車販売に回ったときに需要が低下し、場合によっては修理してから販売しなくてはいけなくなるため評価基準のひとつになります。

しかし傷や凹みがあるからといって、修理してから売却することはおすすめしません。

今ある傷などはそのまま売却する方が損をしません

参考車を高く売るコツ【11】傷や凹みは直さない

4.修復歴

修復歴のある車両は、その事故によって修理しきれなかったり、その当時は壊れていなかったが消耗してしまった部品がゆくゆく故障してしまうケースがあります。

修理業者によっては修理が甘く、板金修理箇所が後日サビてきてしまったりします。

このようなリスクが想定されるため、もし修復歴ありだとするとマイナス査定は必至です。

だからといって、修復歴を意図的に隠して売却すると瑕疵担保責任を問われる可能性があります。

参考【プロに聞いた】車を売るとき不具合を言わないとどうなる?損しかないからやめとけ

5.車内のにおい

煙草のにおいが特にこれにあたります。

中古車購入を検討されているお客様が現車を確認したとき、その車両のにおいを嗅いで臭いからと破断してしまうケース、案外あるんです。

この写真は当サイト編集部員が中古で買った車の車内です。

購入した中古車の天井がタバコのヤニで汚れている

天井はタバコのヤニで汚れており、車内は猛烈なタバコ臭がしました。

また、弊社は中古車販売にもチカラを入れていますが、オークションで車両を探すことになった場合、禁煙車が必須条件に入っている方もいるくらいです。

このように需要に影響するため査定に影響いたします。

ディーラーと買取業者どっちがおすすめ?

現役ディーラーマンの私としては、買取業者をおすすめします。

ここで、記事冒頭でご紹介した一覧表を改めてご紹介します。

車種 ディーラー査定 買取業者査定
トヨタ「クラウン」 330万円 380万円
トヨタ「アルファード」 350万円 390万円
日産「エクストレイル」 14万円 30万円
ダイハツ「タント」 120万円 140万円
※クラウン:「S Four」2018年式 39,000km
※アルファード:「S」2020年式 22,500km
※エクストレイル:「20Xtt」2010年式 83,000km
※タント:「カスタムRS」2019年式 26,000km
査定価格は2022年12月時点のもの

これは、正規ディーラーの査定価格と、弊社の中古車販売部の査定価格です。

弊社は、各メーカーの正規ディーラーではなく、各正規ディーラーからの業販を通じて新車を販売するいわゆる非正規ディーラーであり、中古車販売にも新車と同じくらいチカラをいれています。

もともとは中古車をメインで販売していたディーラーであるため、中古車や価値の低い車の販路や使い道も確保しており、査定価格は買取専門業者に負けずとも劣らずと自負しております。

ディーラーと買取業者の査定

そのため正規ディーラーのようなマニュアル通りの査定ではなく、実際の市場価格に基づいた査定が可能です。

その結果、お客様にはディーラーよりも高い査定をご提示することが可能なのです。

本記事の中でも、正規ディーラーと車買取業者の違いを多数ご紹介してきました。

ディーラーのメリットも色々ありますが、やはり車を高く売るときに一番重視するのは価格ではないでしょうか。

価格を重視すれば、どうしてもディーラーは不利になります

車を高く売る方法を知っておこう

せっかく車を売るのであれば少しでも高く買い取ってもらいたいと思いますので、そのコツを紹介いたします。

1.ディーラーと買取業者の価格を比較する

先述したお客様の中には、我々が査定したあとにもう一度ディーラーに戻って、我々が査定した金額を伝えたところそれよりも高額で下取価格を提示されたお客様もいらっしゃいましたので、他社比較は大切です。

ただし、下取価格を上げた代わりに、本体価格の値引きを抑えられたりオプションパーツをいくつか付けることを条件にされたりすることもあるようなので注意してください。

ディーラーは数字のマジックを利用して損をしないように動くよ

参考ディーラーの収益の内訳はコチラ

2.なるべく純正状態に戻しておく

こちらも先述しましたが、正規ディーラーにおいて社外カスタムはよほどのことがない限り喜ばれません。

できる限りの範囲で純正に近い状態で査定に出すことをおすすめいたします。

参考車を高く売るコツ【3】純正パーツを用意しておく

3.洗車と掃除をしておく

内外装の状態とにおいは査定に影響しますので洗車と掃除は大切です。

特に外装についてはワックスがけしておくだけで細かい傷を目立たなくできますからやっておくべきだと思います。

参考車を高く売るコツ【4】かんたんに洗車をしておく

4.書類を用意しておく

今すぐ売る気があるという意思表示として書類を持参しても良いかもしれません。

営業マンは、商談の後に保留のまま帰宅されて熱が冷めて断られることを本当に嫌います。

その場で契約する意思表示をするだけでも食いつきが変わると思います。

事前に役所で発行する書類などありますので、査定予約時に必要な書類を聞いてみましょう。

参考車を売るときに必要な書類は?

5. 車一括査定を利用する

みなさん車を買うときは相見積もりをしますが、売るときは相見積もりしない方が多い印象があります。

相見積もりするだけでカンタンに車が高く売れるので、一括査定を活用すると良いでしょう。

特に相場が上り調子の時期はどの業者もどんどん高めで提示してくれるため狙っていきましょう。

車一括査定とは

車一括査定は、一度の申し込みで複数の買取業者に査定依頼ができる便利なサービスです。

中古車にはハッキリした値段がないので、1社の査定だと「もっと高く売れた可能性」を潰してしまうのです。

最低でも3社の査定は受けるべきだよ

車一括査定を使えば業者同士が勝手に競い合うため、面倒な交渉ナシで車が高く売れるのです。

各社が競い合った結果

自分で買取業者を回ると、時間もかかるし交渉も面倒、、

車一括査定なら1時間あれば査定が終わるでしょう!

車一括査定のおすすめは「MOTA車買取」

MOTA車買取公式サイトのキャプチャ

画像:MOTA車買取より

数ある車一括査定の中でもオススメは、MOTA車買取です。

MOTA車買取は一括査定にありがちな電話ラッシュがないので、自分のペースでじっくり考えることができます。

MOTA車買取3つの特徴

画像:MOTA車買取より

電話ラッシュが少ない理由は、買取業者による入札制度を設けているから。

MOTA車買取のイメージ

利用者はMOTA車買取に売りたい車の情報を入力して、各社の査定結果が出るのを待つだけ。

>>MOTA車買取を利用してみる

最短で当日の18時には、Web上で査定結果を確認することができます。(00:00~14:59に申し込みの場合。15:00~23:59に申し込みの場合は翌日12時)

MOTA車買取の査定結果

入札の結果、査定価格が高かった上位3社からしか電話がこないので、安い業者とやり取りする必要がありません。

もちろん、全国834社の中から最大20社が競い合うから、他の車一括査定のように高値が期待できます。

「とにかく社数重視!たくさんの中から比較したい」という方は、全国1,000社以上の中から最大30社が競い合うカーセンサーもおすすめです。

>>カーセンサー公式サイトを見る

筆者は実際にMOTA車買取を利用し、ディーラーの査定価格より30万円以上も高く車を売ることに成功しました。

MOTA車買取で査定を受ける様子

新車の値引きが少ない中、少しでも車が高く売れればそれだけお得に車を買い替えることができます。

このサイトは実際に使ってみたサービスを中心におすすめしているので、気になる方は是非一度MOTA車買取公式サイトをご覧ください。

>>MOTA車買取公式サイトを見る

筆者がMOTA車買取を利用した記事はここから読めるよ

MOTA車買取で車を売ってみた!ネットの評判を検証した結果とデメリットを紹介
MOTAの評判やデメリットを確かめるため、筆者が実際にMOTA車買取を利用した結果を公開。ネットの口コミ通り車が高く売れるサービスであることは間違いありませんでした。MOTA車買取利用の流れや、最終的にビッグモーターで売却するまでを写真付きで紹介します。

ケース別自分にピッタリなのはどっち?

さて、ここではケース別にどのような時にディーラーまたは買取業者に車を売るべきなのか紹介していきたいと思います。

自分に近いものを選んでね

手間なく新車に乗り換えたいなら下取り

まず、車を売って終わりではなく乗り替える場合はディーラーがおすすめです。

売却と契約を同じ営業マンと行うことができるため手続きがスムーズであることと、買い替えをひきあいに査定額を引き上げられる可能性があるためです。

次の車の納期が長いなら下取り

車を買い替える場合、契約してから納車まで数ヶ月から長いものだと一年以上待つことになります。

ディーラーの場合は納車まで下取予定の車両に乗り続けられる可能性が高いです。

車を他業者に売却した後に納車までレンタカーに乗って我慢しなければいけない可能性が低くなるためおすすめです。

同じメーカーの車に乗り換えたいなら下取り

売却を検討している車のメーカーとディーラーの取り扱っているメーカーが一致している場合もディーラーです。

例えば、現在ご自身の乗られている車両がトヨタの車でしたら、トヨタ車を扱っているディーラーにて売却いただくことが重要だと思います。

他メーカーのものでも査定してくれるとは思いますが、自メーカーほどその車両の価値や売り方を熟知していないため損をする可能性があります。

違うメーカーにするなら買取

逆に言うと、違うメーカーの場合は買取業者でもいいと思います。

買取業者の方が他メーカーを査定するディーラーよりも車両の価値を正確に判断できるため、より高額を提示してくれることでしょう。

とにかく高く売りたいなら買取

ディーラーと買取業者の査定

先程実例を数点紹介しましたが、とにかく素直に金額だけを求めるのであれば間違いなく買取業者(あとは弊社のような中古車も本気で販売しているディーラー)になります。

ディーラーに売却するメリットは、目先の金額ということよりも、同じディーラーと長く付き合うことにより享受する親切さやサービスなど、金額以外のところにあります。

わかりやすく言うと、色んな人を同じディーラーに紹介し、そのご友人らが契約していけば、いざ自分がそのディーラーで買い替えを進めた際は本体価格の値引きだけではなく様々なお得を体験できると思います。

参考ディーラーマンが教える!値引きしたくなる客

こまめに利用して深い付き合いをしていけば良いかと思います

車を売って現金を手に入れたいなら買取

また、ディーラーで車を売る場合は下取前提であるため、新しい車の購入価格と相殺されることがほとんどです。

売ったお金がご自身の口座に振り込まれるようなことは、特別相談しない限り基本的にありません。

弊社は対応しますが、相談されても対応してくれるディーラーは周りにはいませんでした。

そのため、現金を確保する目的で車を売る場合は買取業者の方がいいかもしれません。

ディーラーは車買取だけはしていない

ディーラーは車を買い取って現金に交換するサービスはしていません。

最近だとUカーなど正規ディーラーでも中古車を取り扱っていますが、基本的にディーラーにおいて車の買取は乗り替え(下取)前提であるためです。

つまり、乗り換えのときしか利用できないのがディーラーの下取りなのです

まとめ

ここまで、車の買取について現役ディーラーマンとして紹介させていただきました。

  • ディーラーは車買取だけはしていない場合が多い
  • ディーラーで車を売るメリットは、新車契約から納車まで下取予定の車両に乗り続けられる点
  • 買取業者で車を売るメリットはディーラーよりも高い点
  • 私の本音は、ディーラーよりも買取業者がおすすめ
  • 自分が車を売る際に何を重視するのかで決めるべき
筆者が36万円高く車を売った方法
車を高く売るために必要なのは、複数業者に査定をしてもらうことです。

車一括査定を使えば、近所で車を高く買ってくれる業者を自動でマッチングしてくれます。
MOTA車査定:最大20社が競い、査定額が高い最大3社からしか電話が来ないサービス。最短で当日の18時には Web上で査定結果がわかります。(00:00~14:59に申し込みの場合。15:00~23:59に申し込みの場合は翌日12時)
カーセンサー最大30社に査定依頼ができるサービス。査定額を比較すれば最高額で売却も可能。
くるまりこちゃん編集部のカローラツーリングも、最初の見積もりから36万円も高く売ることができました。
購入よりカーリースがおすすめな理由
カーリースは車を買うよりメリットが多いって知っていましたか?

維持費がコミコミ、納車が早いのはもちろん、ネットで車選び〜契約までできちゃいます。
MOTAカーリース:走行距離制限なし!最後は必ず車がもらえるカーリース。改造もタバコもペットもOK!

オリックスカーリース:国産全車種・全メーカーの新車、中古車OK!車検もオイル交換も無料になるクーポンがもらえる。クレカ払いもOK!

よくある質問

最後になりますが、ここでよくある質問を紹介いたします。

ディーラーで買取のみってやってますか?

まず、車を乗り替えるのではなく売りたいだけの場合、ディーラーでは対応してくれないことが多いです。最近だとUカーなど正規ディーラーでも中古車を取り扱っていますが、基本的にディーラーにおいて車の買取は乗り替え(下取)前提であるため。

ディーラーで下取り車を買うことはできる?

正規ディーラーの場合、ディーラーで下取りした車は主にモータープールで修理や整備をされてからそのディーラーやそのメーカーの中古車専門ディーラーに回されることが多いですが、新車と中古車どちらも同じ店舗で販売していることがあるため一度相談してみましょう。

ディーラーの下取りと買取の違いは?

ディーラーの営業マンにとって、下取りは新しい車への乗り替えが前提であり、あくまで新車を契約いただくために必要なプロセスのひとつくらいの認識です。そのため基本的に買取だけで対応してくれないディーラーも存在します。

ディーラーで車を売るのがおすすめなのはどんな人?

次の車の納期が長く、同じメーカーの新車を買う場合はディーラーがおすすめです。車を買い替える場合、契約してから納車まで数ヶ月から長いものだと一年以上待つことになりますが、ディーラーの場合は納車まで下取予定の車両に乗り続けられる可能性が高いです。車を他業者に売却した後に納車までレンタカーに乗って我慢しなければいけない可能性が低くなるためおすすめです。

ディーラーで下取りした車はどうなるの?

ディーラーで下取りした車は主にモータープールで修理や整備をされてからそのディーラーやそのメーカーの中古車専門ディーラーに回されることがほとんどです。他にも、付き合いのある中古車ディーラーへの業販なども実施しているところがあります。

【2024年】カーリース申し込みランキング

当サイトを通じて申し込み数が多かった順に、ランキング形式でご紹介します。

1位:オリックスカーリース

2位:MOTAカーリース

3位:KINTO

この記事を書いた人
ひらた@現役ディーラーマン

某大手自動車部品メーカーにて技術総合職に5年従事。現在はディーラーにて営業を経て本社および関連グループ会社の事業全体統括を担当。クルマの仕組みから整備・修理・カスタム・コーティング・レンタル・販売・カーリースなど幅広い知識を基に執筆活動中。

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