【プロが教える】新車の見積もりパーフェクトガイド!比較すべきポイントと安く買う方法

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新車を手に入れるための見積もり、ちょっと面倒そう…と思っていませんか?

でも実は、これが新車購入のカギを握っているんです。

適切な車種選びから、賢いライバル車の比較、最善の見積もりの取得方法、そして最後の砦ともいえる交渉まで、全部一緒に見ていきましょう。

このガイドがあなたの新車購入をスムーズに進めるお手伝いをします。

新車の見積もりは複数取るのが鉄則

新車を最も安く、お得に購入するためには、見積もりを複数取りましょう。

その時の重要なポイントは2つ

1.ライバル車種の見積もりも取る

新車を購入する際、特定のモデルに目をつけているかもしれません。

しかし、あなたが選んだ車種だけでなく、そのライバル車種にも目を向けてみることは非常に重要です。

ライバル車種とは、あなたが選んだ車種と同じクラス、価格帯、性能を持つ他の車種のことを指します。

  • N-BOXのライバル:タント、スペーシアなど
  • ヤリスのライバル:フィット、ノートなど
  • ノアのライバル:ヴォクシー、セレナ、ステップワゴンなど
  • アルファードのライバル:オデッセイ、エルグランド、ベンツVクラスなど

ライバル車種の見積もりを取ることで、ディーラー間で競争を生じさせることができます。

つまり新車が安く買える可能性があるってことだね

2.同じ車種でも複数のディーラーで見積もりを取る

新車購入時、複数のディーラーから見積もりを取ることは大切です。

なぜなら、ディーラーごとに価格やサービスが異なるため、より良い条件を引き出せる可能性があるからです。

同一車種でも、追加オプションをサービスしてくれるディーラーも存在します。

また、販売スタッフとの相性も考慮に入れると、より良いサービスが期待できます。

コレについては次章で詳しく説明しましょう

同じ車種でも複数のディーラーで見積もりを取る理由

値引きのイメージ画像

同じ車だとしても、異なるディーラーで見積もりを取ると条件が違う可能性があります。

理由は簡単で、同じメーカーのディーラーであっても資本が異なる店舗であればライバルに当たるからです。

ここでは、複数のディーラーで見積もりを取るべき3つの理由を紹介します。

1.価格競争を引き起こせるから

ディーラーは新規顧客を獲得するため、可能な限り値引きをして販売しようと思います。

もし自社の車に興味を持ってくれているのであれば、ライバル車種に逃げられる心配はありません。

あとは売るだけってことですね

よそのディーラーで買われる位なら、自店舗で売りたいと考えれば、値引きを行うのは当然です。

その結果、ディーラー間の価格競争が起こり、顧客としてはより良い条件で車を購入する機会が生まれます。

この競争を利用するためには、複数のディーラーから見積もりを取ることが必要となります。

2.ディーラーならではのサービスが期待できるから

ディーラーによって系列が違えば、ディーラーごとに独自のサービスや特典を提供することがあります。

例えば無料のメンテナンスパック、保証延長、オプションの追加など、実質的には値引きと同じものばかりです。

複数のディーラーから見積もりを取ることで、より有利な条件を引き出し、自分に最適なサービスを選ぶことができます。

3.販売スタッフとの相性があるから

意外と大きいのが、販売スタッフとの相性です。

販売スタッフとの関係は、購入後の満足度に大きく影響します。

信頼でき、親切で、自分の要望を理解してくれるスタッフがいるディーラーを見つけることは、長期的なアフターサポートやアドバイスを得る上で重要です。

また販売スタッフの役職が低ければ、限界値引きを引き出すことはできません。

ディーラーを変えることで、担当を変えるのも新車の見積もりでは大事なポイントなのです。

最もお得に新車購入するためには、複数のディーラーから見積もりを取ることが鍵となります。

同じメーカーのディーラーでも別系列がある理由

ここまで、別系列のディーラーであれば見積もり結果が変わるとご紹介してきました。

しかしなぜそんな面倒なことになっているのでしょうか?

看板は同じトヨタなのに、ディーラーによって系列が違うことがあるの?

そうなんです。一言に「トヨタのディーラー」とは言い切れないんです

これはトヨタに限らず、日産やホンダ、スバルやマツダも同じです。

ディーラーは基本的に、自動車メーカーから独立した会社で、その経営母体は様々です。

これらのディーラーはメーカー(トヨタやホンダなど)から車両を仕入れ、販売するというビジネスモデルです。

そのため、それぞれのディーラーは、自社のビジネス戦略、顧客サービス、販売方法などについて独自の戦略があります。

同じホンダディーラーでも系列が異なる例

また、地域の経済状況や顧客のニーズは場所によって大きく異なるため、その地域の状況に最適に合わせたサービスを提供できるように、異なる経営母体を持つディーラーが存在するのです。

結果として、これはお客様にとっても利点となります。

なぜなら、ディーラー間で競争が生まれ、それぞれがより良いサービスや価格を提供しようと努めるからです。

さらに、同じブランドの車であっても、ディーラーによって価格やサービスが異なることで、消費者はより多くの選択肢を持つことができます。

つまり、メーカーの看板を背負っていても、その背景には熾烈な顧客争奪戦が繰り広げられており、私達はそれを利用することで新車を安く買うことができるのです。

新車の見積もりを取る5ステップ

新車の購入を検討する際には、価格だけでなく、サービスや自分との相性も考慮に入れる必要があります。

そのため、以下に示す5つのステップを通じて、自分が得をする見積もりをもらうことが重要です。

1.車種を決める

まず、何を重視するかによって自分が求める車種を決定します。

燃費性能、デザイン、車内の広さ、運転のしやすさ、装備など、自分が一番重視するポイントは何かを考え、それに最も適した車種を選びます。

車種の選び方はコチラで詳しく解説しています。

2.ライバル車を洗い出す

次に、選んだ車種と同じクラスの他の車種、つまり「ライバル車」を調査します。

ライバル車を見つければ、その車と比較して劣っているところや優れているところを客観視できます。

これを武器にすれば、交渉がスムーズに行えます

  • N-BOXのライバル:タント、スペーシアなど
  • ヤリスのライバル:フィット、ノートなど
  • ノアのライバル:ヴォクシー、セレナ、ステップワゴンなど
  • アルファードのライバル:オデッセイ、エルグランド、ベンツVクラスなど

3.ライバル車の見積もりを取る

まずはライバル車のディーラーに行き、見積もりを取ることで、価格やサービス面での違いを把握します。

同じクラスの車でも、メーカーやディーラーによって提供されるサービスや価格は異なります。

狙い目は、発売から一番年数が経過しているライバル車の見積もりを先に取ること。

車は日々最新モデルが発売されているので、発売から年数が経過した車ほど値引きが拡大します。

その値引きさえ手に入れれば「ライバル車はこんなに安くしてくれた!」というトークが使えます。

4.本命の見積もりを取る

続いて、最初に選んだ「本命」の車種のディーラーに行き、見積もりを取ります。

この段階でライバル車の見積もりと比較することで、より詳細な比較が可能になります。

先にライバル車の見積もりから取るのは、本命であることをバレないようにするためです。

その車が本命であると相手にバレると「値引きしなくても買ってくれる」と思われて、思うような見積もりが出ません。

そこで、先にライバル車の見積もりを取り、ライバル車が本命であると相手に印象づけるのです。

5.別系列のディーラー同士を競わせる

最後に、同じ車種を扱う別系列のディーラー間で競争を生じさせます。

たとえばトヨタ車であれば、トヨタカローラディーラーとトヨタネッツ店の間で競争させるということです。

同じホンダディーラーでも系列が異なる例

これにより、より良い価格やサービスを提供してもらうチャンスが生まれます。

この5ステップを経て新車の購入を考えることで、自分に最適な車を最も良い条件で購入することが可能となります。

見積もりのときに使える交渉テクニック

1.契約前に値引き交渉を済ませる

値引き交渉は、車の購入契約をする前に済ませましょう。

購入契約を結んだ後の値引きは難しいです。

契約前に値引き交渉を行うことで、有利な立場で交渉を進めることができます。

交渉の際には、自分の予算を明確に伝えることが大切です。

ただし、冒頭で予算を伝えてしまうと、本当はもっと安くできる場合でも伝えた希望以上の値引きは引き出せません。

最初はライバル車の見積もりを活用しつつ、相手の出方を伺いましょう。

2.現金値引き以外にもコーティングサービスなどを狙う

価格交渉の際には、現金値引きだけでなく、コーティングサービスやカーナビなどのオプションを追加してもらうことも視野に入れてみてください。

ディーラーによっては、現金値引きよりもこういったサービスの提供の方が引き出しやすい場合もあります。

ナビ取り付けやコーティングをする予定がある人は、実質的に値引いてもらったのと同じ効果があります。

実際、コーティングはほとんどが施工する人の人件費なので、ディーラーもサービスし易い商品の一つなのです。

3.ガソリン満タン納車をお願いする

車を購入する際には、ガソリン満タンでの納車をディーラーにお願いすることも一つの手段です。

これはささやかな交渉策のように思えますが、新車購入時の出費を抑える上で有効な手段となります。

ディーラーもこういった要望には比較的対応しやすいため、交渉時にはぜひ提案してみてください。

4.月末に見積もりを取る

月末はディーラーの販売目標達成のための「締め日」であり、このタイミングで見積もりを取ると、ディーラーから有利な提案を引き出しやすいです。

目標達成のためにも、ディーラーはなるべく多くの契約を取りたいと考えています。

このため、月末は通常よりも値引き率が高くなる可能性があります。

更に、3月と9月に開催される決算セールは狙い目だよ

5.買うと決めたときが最大の交渉チャンス

車を「買うと決めたとき」こそが、最大の交渉チャンスです。

あなたが車購入を決定したとディーラーが認識すれば、その取引を成立させるためにディーラーも最大限の譲歩をする可能性があります。

そのため、「ここで契約するつもりだ」という意思表示は強力な交渉カードとなるのです。

あとは価格次第で契約が取れそう…頑張ろう!

ただし、その時点で全ての条件が自分の望むものでなければ、まだ購入を決定しない、という選択肢も持っておくことが大切です。

参考新車の値引き交渉のコツを現役ディーラーマンが伝授!相場と成功のポイント

各メーカーのオンライン見積もりサービスも活用しよう

新車の購入を検討しているけれど、まだディーラーを回るほど本格的ではないというあなたに、オンライン見積もりサービスの利用をお勧めします。

各自動車メーカーは公式ウェブサイト上で、車種やオプションを選択することで、その場で概算の見積もり金額を算出するサービスを提供しています。

このオンライン見積もりサービスを利用することで、気になる車種の大まかな価格をあらかじめ知ることができ、購入予算の準備や、購入するかどうかの大まかな判断材料にすることが可能です。

複数の車種やメーカーの価格を比較することもできるね

しかしながら、オンライン見積もりサービスには注意点があります。

それは、オンライン上での見積もりはあくまで「概算」であり、具体的な値引き交渉の結果は反映されない点です。

ディーラーでは、お客様の購入意欲やその時点での販売状況により、見積もり価格からさらに値引きをすることがあります。

しかし、オンライン見積もりでは、これらの値引き交渉のプロセスを経ることなく算出されるため、最終的な購入価格とは異なる場合があることを理解しておく必要があります。

また、細かな条件、たとえば車両本体の色や内装の材質、各種オプションの選択などは、オンライン見積もりでは一部しか考慮されません。

これらの詳細な選択肢は、ディーラーで直接話し合うことで最終的に決定します。

以上の点を踏まえて、オンライン見積もりサービスは新車購入の「第一歩」として非常に有用ですが、実際の購入価格や条件については、ディーラーとの交渉を通じて決定されることを忘れないようにしましょう。

見積もりだけでもOK!迷惑ではない

買うつもりもない車の見積もりを取るというのは、少し気が引けるかもしれません。

そこでくるまりこちゃん編集部では、実際に複数のディーラーに「見積もりだけの客は迷惑と感じますか?」と質問。

その回答をご紹介します。

【結論】全く迷惑ではない!むしろ歓迎

今回取材を申し込んだ5つのディーラー全てが、見積もりだけのお客様に対して「迷惑とは思わない」と回答してくれました。

理由としては、「少しでも興味を持ってくれたならアピールするチャンスがあるから」というもの。

ライバル車が本命だったとしても、そのジャンルの車の購入を考えているお客様であれば気が変わる可能性があります

見積もりついでに試乗までしてもらえれば、あとはセールスマンの腕の見せ所です!

今回取材をしたディーラーでは、みなさんがこのように答えてくれました。

ちなみに、購入予定が少し先でも「先に値段を知っておきたいのは当然だから迷惑とは思わない」という回答を得ました。

車は高い買い物なので、慎重に行動するのは普通のようです。

見積書はココを見る!要チェックポイント

新車の購入を検討中で見積書を手にしたものの、どの部分を重点的に見れば良いのか困っているというあなたへ、見積書の重要なポイントをご紹介します。

次の6つがチェックすべきキーポイントとなります。

1.車両価格

これは見積書の基本となる金額で、選択した車種の基本的な価格です。

車両価格は全国統一価格なので、極端に高い・安いということはありません。

選択するグレードが間違っていないことを確認してください

※北海道や一部地域によっては数万円ほど定価が高いケースがあります

2.オプション価格

カーナビや革シートなど、追加したオプションの価格がここに表示されます。

オプションを追加すると全体の価格がどれほど変動するかを確認しましょう。

オプションは抱き合わせ販売となっていることも多く、見に覚えがないオプション品が装着されているときは、他のなにかとセットになっている可能性があります。

3.自動車重量税や消費税などの各種税金

自動車重量税や消費税など、車購入に関わるさまざまな税金がここに記載されます。

車の価格だけでなく、これらの税金も考慮に入れる必要があります。

4.登録費用や納車費用などの諸経費

登録費用や納車費用など、車両価格やオプション価格以外で必要となる費用がここに含まれます。

これらの諸経費も全体のコストとして把握しましょう。

納車費用は、ディーラーに新車を引き取りに行けば無料にできます

5.値引き額

ディーラーとの交渉により、車両価格やオプション価格からどれだけ値引かれたかを表示します。

値引きの成果を確認するために重要な項目です。

話していた値引き額と違う場合、別の項目から金額を調整している可能性があります。

必ず営業マンに確認し、商談時に約束した値引き額が実現されているか確認しましょう。

6.総額

上記全てを合計した最終的な金額がここに表示されます。

これがあなたが支払うべき金額となります。

これらの項目をしっかりと確認し、自分が何にどれだけの費用を支払うことになるのかを理解することで、より明確な購入判断ができるようになります。

まとめ

  • 自分が本当に欲しい車種、好みに合った仕様を最初に決定する。
  • 比較対象となるライバル車種の見積もりも集め、比較検討を行う。
  • 同じ車種でも別系列ディーラーからも見積もりを取り、価格競争を引き起こす。
  • 見積もりの詳細をチェックし、税金や諸経費まで含めた全体コストを理解する。
  • 購入決定前に値引き交渉をする。これが最大の交渉チャンスとなる。

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