軽バンを黒ナンバー契約できるカーリース3社!軽貨物登録の方法は?

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  • 個人で独立開業したくて、黒ナンバー車両を契約したい
  • 軽バンを黒ナンバーが契約できるカーリースを知りたい
  • 失敗しないカーリース・サブスク選びをしたい

個人で運送業を始める人が増えている今、カーリースでも黒ナンバー車両を契約したいという需要が増えています。

この記事では、黒ナンバーをカーリースする際のメリットやデメリット、取得条件などを詳しく解説いたします。

黒ナンバー車両はリースでも契約できる

軽貨物の運送業を行う際に必要な軽バンの黒ナンバーは、カーリースでも契約可能なのでしょうか?

これから軽貨物運送業を始めようとしている人の中には、疑問に思っている人がいるかもしれません。

結論から言うと、黒ナンバー車両はリースでも契約可能です。

独立開業したい人にはピッタリだね

黒ナンバーとは

黒ナンバーとは、“軽貨物自動車運送事業”を行う際に必要なナンバープレートです。

一般的な軽バンは黄色いナンバーですが、事業用のナンバーは黒色になります。

個人でも法人でも、軽貨物運送業を営む際には取得する必要があるのです。

日本の法律では、貨物軽自動車運送事業とは以下の事業を指します。

この法律において「貨物軽自動車運送事業」とは、他人の需要に応じ、有償で、自動車(三輪以上の軽自動車及び二輪の自動車に限る。)を使用して貨物を運送する事業をいう。

※引用:e-GOV「平成元年法律第八十三号貨物自動車運送事業法」より

軽自動車のみを扱う点が特徴だね

軽貨物運送業は、黒ナンバーを取得することで運送会社に所属しなくても個人で開業可能です。

新型コロナウイルスの感染拡大以降宅配の需要は増えているので、これから開業しようと考えている人は、まず黒ナンバーを取得して準備を進めてください。

リースで黒ナンバー車両を利用するメリット4つ

黒ナンバーのメリットには、以下のものがあります。

  1. 手間をかけず独立や開業できる
  2. 軽車両で事業を開始できるため、初期費用が少ない
  3. 努力次第で、売上を上げることが可能

さらに、リースで黒ナンバー車両を利用するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

メリットは以下の4つだよ

1.すぐに事業が開始できる

軽自動車は普通自動車に比べると安く購入できますが、それでも決して安いものではありません。

また、購入する場合は税金や手数料などが初期費用として車両価格の10〜20%ほど必要になります。

しかし、カーリースであれば、初期費用がかかりません。

軽バンを購入するまとまった資金がなくても、少額の資金があればすぐに開業することができる点は大きなメリットです。

事業立ち上げには多額の費用が必要になる場合が多いですが、費用が抑えられることで早い段階から経営を安定しやすくなるでしょう。

2.管理の手間が省ける

カーリースには会社によって様々なプランが用意されています。

毎月定額の利用料を支払って利用する契約プランを選ぶことで、コストの管理が簡単です。

月額料金に維持費やメンテナンスプランも含まれているプランもあります。

自車を持っている場合、不定期に必要となる車検などのメンテナンス費用は、大きな出費となります。

しかしカーリースなら急な出費の心配がなくなり、資金の管理も楽になります。

3.会計処理の負担を減らせる

自車を購入した場合、固定資産税がかかります。

経費として計上するには、固定資産の購入費用を使用する年数で分割して計上する減価償却を行わなければなりません。

難しい…

減価償却を行うには、知識を身に付けなければならず、手間もかかります。

その点、リースであれば固定資産税がかからず、支払ったリース料金の全額を、損金として計上することができます。

しかも、リース料には自動車税などの税金も含まれるので、節税対策にもなるでしょう。

4.契約期間を選べる

リース会社やプランによっては、短期から長期まで契約する期間が選べる内容のものもあります。

短期で契約した場合、売上の状況によって契約期間を見直したり変更したりすることが可能です。

まずは始めることもできそうだね

リースで黒ナンバー車両を利用するデメリット3つ

一般的に黒ナンバー車両を利用すると、任意保険料が高くなるというデメリットがあります。

黒ナンバー車両を利用する場合は、さらにどのようなデメリットがあるのでしょうか。

リースのメリットも多くありますが、購入した場合にはない、以下のようなデメリットもあります。

1.走行距離の制限がある

ほとんどのリースには走行距離の制限があります。

決められた距離を超過した場合は、追加料金が発生してしまいます。

走行距離の上限はリース会社やプランによって様々ですが、運送業を行なうということは長距離の移動が必要ですよね。

走行距離の上限や追加料金を確認しながら事業を継続することが必要となります。

超過1kmにつき10円前後の費用が発生するよ

2.中途解約できない

リースの場合、原則途中で解約することはできません。

長期契約の方が短期契約よりも料金は抑えられる反面、途中で解約すると高額な違約金が発生する場合もあります。

契約期間の選択は、今後を見据えてじっくりと検討する必要があるでしょう。

3.残価精算のリスクがある

カーリースは、契約が満了した時点の残価設定を行うことで、月々の利用料金を抑えて利用することが可能です。

その反面、契約が満了したときに契約時に想定していた残価を下回ってしまった場合、その差額の清算が必要になる場合があります。

傷や凹みなどがあれば修理費用も発生してしまうので、リース利用中はできるだけ丁寧に乗ることが求められます。

黒ナンバーの取得条件

黒ナンバーを取得するには、いくつかの条件を満たす必要があります。

取得条件は以下のとおりです。

しっかりと確認しておこうね

1.車種

軽自動車には、乗用と貨物用の2種類があります。

軽貨物の車検証

黒ナンバーが取得可能な軽自動車は、車検証の用途欄に“貨物”と記載されている軽自動車に限ります。

125cc以上のバイクも可能だよ

2.車庫

黒ナンバーを取得するには、車庫にも条件が定められています。

黒ナンバーの車両を駐車する車庫から半径2km以内に、営業所と休憩や睡眠施設があることが条件です。

原則として、営業所と車庫は併設されていることが望ましいとされています。

また、車庫には事業に使用する全ての車両が駐車できるスペースがなくてはなりません。

距離だけではなく、以下の条件も満たさないといけません。

  • 営業所と休憩・睡眠施設を設置できる場所は都市計画上の市街化調整区以外
  • 建物を事務所として利用できると定められた場所にある
  • 休憩・睡眠施設は、乗務員が有効に利用できる適切な施設

結構面倒だね…

しかし、以上の条件を満たしていれば、自宅を営業所や休憩・睡眠施設として登録することも可能です。

また、自宅は持ち家ではなく、マンションやアパートなど賃貸でも問題はなく、面積も問われることはありません。

3.運送約款・管理体制

黒ナンバーの取得には、運送約款や管理体制を整える必要があります。

運送約款とは、事業を営むに当たり取り決め料金や責任事項などが記載された文章です。

内容は、荷主の正当な利益を害することがない内容にしなければなりません。

以下3つを記載する条件があるよ

  • 利用料や運賃などを利用者にわかりやすく記述する
  • 事業者の責任範囲を明記する
  • 旅客運送を目的としない旨を書いておく

ちなみに、国土交通省が定めた“標準貨物自動車利用運送約款”を使用することも可能です。

届出を行う際には、国土交通省が定めた標準約款を使用することが記載してあれば、運送約款の提出は不要です。

管理体制に関しては、軽貨物運送業を適切に行うための管理体制を整備する必要があります。

黒ナンバーの場合は、運行管理者や整備管理者の確保は必要ありません。

4.損害賠償能力

損害賠償能力については、自動車損害賠償保障法に基づき、自賠責保険や自動車任意保険、責任共催に加入するなど、損害賠償能力が十分にあることが必要です。

軽貨物登録に必要な書類と記入のポイント

前述した条件を満たしたら、届出を行いましょう。

黒ナンバーを取得するためには管轄の運輸支局に必要書類を提出し、“事業用自動車等連絡書”を発行してもらう必要があります。

審査に通るためには、必要な書類を確実に記入することが必須です。

必要な書類

必要な書類は以下のとおりです。

  • 貨物軽自動車運送事業経営届出書(2部)
  • 運賃料金設定届出書(2部)
  • 運賃料金表(2部)
  • 事業用自動車等連絡所
  • 車検証(コピー)

書類は運輸局からもらうほか、HPからダウンロードすることもできます。

ここにリンクを貼っておくよ

国土交通省:貨物軽自動車運送事業経営届出書

関東運輸支局:運賃料金設定届出書

書類記入のポイント

書類の記入は、車検証があればさほど難しいことはありませんが、以下のポイントに注意してください。

  • 押印は認印可
  • 標準貨物軽自動車運送約款にチェックを入れる
  • 宣誓書欄の2カ所にチェックを入れる

事業用自動車等連絡書の有効期限は1カ月ですので、注意しましょう。

黒ナンバー取得の流れ

黒ナンバーを取得するに当たっての一連の流れを整理しましょう。

届出の工程

届出の流れは以下のとおりです。

  1. 管轄の運輸支局に、届出に必要となる5種類の書類を提出する
  2. 事業用自動車等連絡書を発行してもらう
  3. 管轄の軽自動車検査協会に出向き、黒ナンバーに変更してもらう

工程は以上のように難しいことはありませんが、待ち時間などがかかります。

時間には余裕を持ち、1日がかりの覚悟で届出をすると良いでしょう。

また、黒ナンバーの発行には1,500円程度の手数料が必要です。

軽自動車検査協会での注意点

黒ナンバーに変更する軽自動車の車検場の用途が、“乗用”か“貨物”かによって、軽自動車検査協会での手続きには違いがあります。

軽自動車を事業用として黒ナンバーに変更する場合は、“構造等変更検査”が必要となるでしょう。

構造等変更検査については、次に詳しく解説いたします。

構造等変更検査

自家用の軽自動車を黒ナンバーに変更する際は、“構造等変更検査”が必要です。

その場合、車検満了日や自賠責保険の満了日が変更になります。

また、構造変更申請には1,400円ほどの手数料がかかります。

黒ナンバーに変更すると自賠責保険がリセットされるため、車検満了日を確認してから行うのがおすすめです。

尚、黒ナンバー取得を代行してくれるリース会社もあるので、利用するのもよいでしょう。

おすすめ業者をこれから紹介するよ

黒ナンバーが取得できるカーリース3選

黒ナンバーが取得できるカーリースの中から、3つご紹介します。

【おすすめ】GMSリース


※画像出典:GMSリースより

低料金を重視するのであれば、GMSリースがおすすめです。

業界最安値の月額リース料金が、GMSリースの売りです。

契約終了時に買い取りできることも魅力です。

また、プランには新車と中古車を選べるものもあります。

さらに、大手の荷主と協業を行なっているため、複数の取引先を紹介してもらうこともできます。

初めて事業を始める人にとっては、非常に心強いでしょう。

これから独立開業する人にはピッタリだね

GMSリース公式サイト

ニコノリ

定額ニコノリパックのカーリースは、新車が月々5,500円から利用できます。

法人や個人事業主向けにも新車カーリースを提供しており、黒ナンバーの取得代行も受け付けています。

しかし店舗によっては黒ナンバーに対応していないこともあるので、事前の確認は必須です。

メンテンス費用や維持費も利用料に含まれており、クローズドエンド型なので残価精算のリスクもありません。

TBカーズ

TBカーズは、6ヵ月〜1年の短期契約である点が特徴です。

専門のアドバイザーがいるので、初めての方もプランの相談に乗ってもらえるので安心です。

そして、利用状況や走行距離などによって、保険内容を選ぶことができます。

リース会社選びのポイントは?

リース会社を選ぶ際には、以下3つのポイントが大切です。

目的やプランに応じ、最適なリース会社を選びましょう。

1.信頼性

カーリース市場の急速な拡大に伴い、リース会社は増えていますが、その分実績や経験が少ない会社も増えています。

契約期間にもよりますが、長期契約を結んだ場合、契約途中に会社の倒産やサービスの停止などの可能性があります。

経営的にも心理的にも大きな打撃だね

こうした事態を避けるためには、会社の体制や実績、経験をしっかりと確認したうえで選ぶことが大切です。

2.プラン内容

プラン内容はリース会社によって異なりますが、選択可能な項目は主に以下のようになっています。

  1. 自動車の種類(メーカー、車種、色など)
  2. 契約期間
  3. 月間走行距離
  4. オプション
  5. メンテナンスプラン

以上の項目を組み合わせると、月々のリース料がわかります。

どの項目を1番重視するかはそれぞれ違いますので、自分が最も重視する項目が充実している会社を選ぶのも1つの方法です。

予算に応じて選ぶことも大切だね

3.サポート体制

月額料金に維持費やメンテナンスプランも含まれているプランであれば、車検時などに追加料金が発生することはありません。

しかし、車屋などに自分で車を持ち込む必要があります。

したがって、リース会社と契約している車屋や工場などが近くにあるかどうかも重視すべきポイントです。

全国展開をしている大きなリース会社であれば、サポート体制の充実も期待できるでしょう。

また、初めてリースを利用する場合は問い合わせが可能なカスタマーセンターがあったり、24時間体制でサポートしてくれたりなど心強いサポート体制が整っていると安心です。

開業の相談にも乗って欲しいよね

参考商用車はリースがお得?選ぶときのポイントとメリット・デメリットを徹底解説

個人事業主が知っておくべき審査基準

軽バンを使って開業するのは法人だけではありません。

これから軽貨物輸送を始めるために、まずは個人事業主から始めるという人も多いはず。

本章では、個人事業主が黒ナンバーリースの契約時に審査されるポイントを3つご紹介します。

  1. 収入(年収)
  2. 勤続年数
  3. 信用情報/借入状況

最も重視されるのが年収ですが、現在の年収が約200万円ほどあれば審査は通ります。

勤続年数は3年以上が理想ですが、これから開業する人は高いハードルとなります。

そのため独立前に会社員として審査を通すなどの方法がおすすめです。

すでに個人事業主として事業を行っている人は、3年以上安定した経営ができていれば安心です。

そして最後に、借金やローンの滞納がないことも重要です。

どんなに年収や勤続年数が問題ないとしても、多額の借金や滞納があれば審査には通過しません。

個人事業主のカーリース審査については、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

黒ナンバーのカーリースについて、解説いたしました。

これから軽貨物運送業を始めようとしている人には参考にしていただけたことと思います。

黒ナンバーの取得には必要な準備があります。

事業計画をしっかりと立て、スムーズに取得できるよう、準備を整えましょう。

また、カーリース会社を選ぶポイントやおすすめのリース会社についてもご紹介しました。

一度リース契約をすると途中解約はできませんので、リース会社は慎重に検討し、契約するようにしてください。

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当サイトを通じて申し込み数が多かった順に、ランキング形式でご紹介します。

1位:MOTAカーリース

2位:KINTO

3位:定額カルモくん

よくある質問

カーリースで黒ナンバー車両を契約するメリットは?

メリットは主に以下の4つです。

  1. 手間をかけず独立や開業できる
  2. 管理の手間が省ける
  3. 会計処理の負担を減らせる
  4. 契約期間が選べて低リスク

黒ナンバーを取得する流れは?

  1. 管轄の運輸支局に、届出に必要となる5種類の書類を提出する
  2. 事業用自動車等連絡書を発行してもらう
  3. 管轄の軽自動車検査協会に出向き、黒ナンバーに変更してもらう

黒ナンバーが取得できるカーリースはどれ?

GMSリース、定額カルモくん、TBカーズなら黒ナンバー車両もカーリース契約できます。

カーリースで黒ナンバー車両を利用するデメリットは?

  • 走行距離の制限がある
  • 中途解約できない
  • 残価精算のリスクがある
購入よりカーリースがおすすめな理由
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