中古車のカーリースはおすすめ？人気12車種の料金と安心の5社紹介

カーリースは新車だけではなく、中古車でも利用できます。

新車よりも安く利用できるのはもちろんですが、それ以外にもメリットがあります。

本記事では中古車カーリースについて、わかりやすく仕組みをご紹介しています。

まだなんとなくしか中古車カーリースについて知らない人でも、この記事を読めば新車と中古車のどちらがいいのかハッキリわかります。

大体の利用金額の想像もつくようになるので、まだ迷っている人は最後までご覧になることをおすすめします。

中古車カーリースのメリット

カーリースにおいて、中古車を利用するメリットとしては以下の2つがあります。

1.毎月のリース代金が新車より安い

中古車リースは新車リースと比較すると、毎月のリース代金が安くなります。

新車と中古車で契約期間・メンテナンスの規定が異なる業者もあるため、全てがあてはまるわけではありませんが、概ね安くなると考えて良いでしょう。

このため「少しでも安く車を導入したい」と考えている人には中古車リースは検討の価値があるサービスです。

また「軽自動車が月々3000円台で利用できる」という、安さにとことんこだわった業者も中には存在します。

ただし、高額なボーナス併用払いや契約満了時の車の価値に応じた追加料金（いわゆる「残価設定あり」）が発生することが多いため、利用を検討する場合はこの点には十分注意しましょう。

2.契約から納車までが早い

カーリースで新車を利用する場合、審査・契約が完了してから自動車メーカーに発注・製造依頼を行います。

このため、納車までの期間は一般的に1～2ヶ月程度とされており、人気の高い車を導入する場合はこれよりも更に期間が長くなる傾向があります。

一方で中古車の場合は、導入する車がすでにリース会社のもとに在庫として存在するため、基本的にはリース会社による車の整備と車両登録が完了すれば納車ができる状態になります。

このため、中古車の納車までの期間は一般的に2週間～1ヶ月程度とやや短めになっているのが特徴です。

中古車カーリースのデメリット

一方で、中古車カーリースのデメリットとしては以下の2つがあります。

1.希望の車の在庫がない場合がある

中古車リースの場合、当然ながらリース会社の在庫として存在する車しか取り扱いがありません。

このため、契約期間やメンテナンスの規定に納得して利用を検討している場合であっても「その業者では希望の車の取り扱いがなかった」という理由で利用を断念せざるをえない、という場合があります。

この他「希望していた車が他の人に契約され、品切れになってしまった」という懸念も中古車リースには存在します。

2.新車よりも、故障による中途解約・違約金リスクが大きい

新車でも中古車でも、カーリースでは原則中途解約はできません。

万が一、重大な故障や事故でやむを得ず中途解約することになった場合、残りの使わなかった期間のリース代金に加え、リース会社に違約金を支払わなければならないことになります。

特に、中古車では納車時点で数万キロ程度の走行距離があることがほとんどのため、丁寧な整備が行われているとはいえ予期せぬ早期故障が発生してしまう場合もあります。

このため、中古車リースを利用する場合は修理などのメンテナンスに関する規定を十分確認することをおすすめします。

中古車カーリースおすすめ業者5選

中古車リースは選ぶ会社を間違えると大変です。

月々3,000円〜！と謳っている名も知れぬ会社と契約すると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

そこで本記事では、中古車と言えどもしっかりとメンテンスを行った車を提供する、おすすめの5社をご紹介します。

オリックス・カーリース・オンライン

※画像出典：オリックスカーリース

1社目は、金融系サービス業でおなじみのオリックスが提供する「オリックス・カーリース」です。

カーリース業者の中でも最大手の一角を担っており、中古車であっても取扱台数はおよそ1,000台にものぼるのが特徴です。

毎月均等払いで月のリース代金が10,000円を切る低価格な車両も用意されており、金銭面で不安を抱えている人でも安心して利用できる業者と言えるでしょう。

また契約終了後は車をもらうことができるため、走行距離など気にせず使えるのが嬉しいポイントです。

在庫車はオリックスカーリースが自社でリースとして貸し出していた車両が中心で、自社管理を行ってきた安心できる車が揃っています。

ニコニコカーリース（ニコノリ）

※画像出典：ニコノリ

2社目は、ニコニコレンタカーでおなじみのMIC（ミック）社が提供する「ニコニコカーリース（ニコノリ）」です。

実店舗は東京・神奈川・埼玉の3都県のみの展開ですが、インターネットや契約書類の郵送を活用することで日本全国どこに住んでいる人でも利用することができます。

ボーナス併用払いを活用することで毎月のリース代金は最安値で5,500円になることや、実店舗に来店できる人であれば契約～納車までが最短でわずか3日という速さも魅力的です。

在庫車は約500台で、全車種に1年間の中古車保証が付いています。

ニコノリ公式サイト

MOTAカーリース

※画像出典：MOTAカーリース

3社目は、自動車系IT企業のMOTA（モータ）社が提供する「MOTAカーリース」です。

中古車リースにおいては異例の、以下2つの安心ポイントを売りにしています。

この他、リース契約の期間を3・4・5・6年と幅広く選択でき、ライフスタイルが変化しやすい人などにおすすめです。

リース期間終了後は、車をもらうことができるので走行距離や傷などを気にせず乗ることができます。

MOTA公式サイト

NOREL（ノレル）

※画像出典：NOREL公式サイトより

4社目は、中古車販売などの自動車関連サービス業「ガリバー」で有名なIDOM社の「NOREL（ノレル）」です。

カーリース業界では珍しい、30日、90日・1年・2年という短期リース契約を取り扱っているのが大きな特徴です。

また、信販会社や信用保証期間を通さない「自社審査」の取り扱いも行っています。

このため、借金や支払い遅延などで金融面の経歴に自信がない人でも利用を受け付けてくれる可能性があるのも魅力的なポイントと言えるでしょう。

お得にマイカー 定額カルモくん

※画像出典：定額カルモくん

最後に紹介するのは、MOTA社と同じく自動車系IT企業として活躍するNyle（ナイル）社が提供する「お得にマイカー 定額カルモくん」です。

カーリース業界でも屈指の中古車取り扱い台数を誇り、その数は3,000台以上にものぼります。

また、定額カルモくんでは走行距離上限が設定されておらず、長距離の運転が多くなる人でも安心して利用できるというのも強みの一つです。

契約期間は3〜8年の間であれば1年単位で選択可能、契約終了時は車がもらえる特典付きです。

定額カルモくん公式サイト

中古車カーリースはいくらで使える？

ここからは、実際の中古車カーリースの参考価格を「軽自動車」「ミニバン」「SUV」の3種類のボディタイプ別に紹介します。

中古車カーリースは車両価格によってリース料金が変わるため、各社の価格は調査日のものです。

軽自動車の中古リース料金はいくら？

ここではカーリースの中でも人気が高い、以下の軽自動車4車種の中古車リース料金をご紹介します。

ダイハツ「ミライース」

※画像出典：価格コムより

スズキ「アルト」

※画像出典：価格コムより

ホンダ「N-BOX」

※画像出典：価格コムより

スズキ「スペーシア」

※画像出典：価格コムより

ミニバンの中古リース料金はいくら？

ここではカーリースの中でも人気が高い、以下4車種の価格をご紹介します。

トヨタ「ノア」

※画像出典：価格コムより

トヨタ「ヴォクシー」

※画像出典：価格コムより

ホンダ「ステップワゴン」

※画像出典：価格コムより

トヨタ「アルファード」

※画像出典：価格コムより

SUVの中古リース料金はいくら？

ここではカーリースの中でも人気が高いSUVの中から、以下4車種の価格をご紹介します。

トヨタ「ランドクルーザープラド」

※画像出典：価格コムより

マツダ「CX-5」

※画像出典：価格コムより

日産「エクストレイル」

※画像出典：価格コムより

ホンダ「ヴェゼル」

※画像出典：価格コムより

冒頭でもご紹介しましたが、中古車カーリースの料金は年式やグレード、走行距離によって異なります。

各社の価格は記事執筆時点（2022/10/24）のもので、最新の価格は異なる可能性があります。

中古車カーリースがおすすめの人

それでは、中古車カーリースはどのような人に向いている、おすすめできると言えるのでしょうか。

現在は販売されていない旧型モデルの車を持ちたい人

どんな新車も、自動車メーカー側でモデルチェンジが行われることでいつかは販売終了となることがあります。

このため「まとまった資金がなくても車を導入できる」というカーリースのメリットを受けつつ古い車を利用したい、という場合には中古車カーリースは最適なサービスと言えるでしょう。

リース会社は自社で貸し出していた車両を回収し、再び中古車リースとして貸し出しているケースがあります。

リース期間中は定期メンテナンスを受けているため、一般的な中古車よりも状態が良いというメリットもあります。

リース契約は短くて3年、長ければ5年程度なので、3〜5年落ちの上質な中古車が数多く提供されます。

こんな悔しい思いをした人は、中古車リースを検討してみてはいかがでしょうか。

なるべく早く車を使いたいと考えている人

先述の通り、新車リースの場合は契約が完了してから自動車メーカーに発注を行うのが一般的です。

このため、契約時期や人気の高い車を利用する場合などは通常よりも納車までの期間が長くなってしまう可能性があります。

一方、中古車の場合は既にリース会社に在庫として利用する車が存在するため、車の整備と車両登録が完了次第納車の準備に取り掛かることができます。

以上の理由から「車を早く使いたい」という人にとっても中古車リースはおすすめのサービスと言えるのです。

新車リースと中古車リースの違い

ここまでの説明を踏まえた上で、新車リースと中古車リースの違いをご紹介します。

利用する業者によって異なる場合もありますが、一般に新車リースと中古車リースの違いは以下の2点です。

中古車リースはメンテナンスに関する規定が新車より厳しい

新車はメーカー保証も付き、車自体も新しいためトラブルの心配は皆無と言えます。

しかし中古車は一度誰かの手に渡った車なので、当然新車よりも故障のリスクが高まります。

そこで、中古車リースではメンテナンスパックの値段が新車リースと比較して高く設定されています。

このように、中古車リースではメンテナンス関連の規定が厳しくなっている業者が多いため、この点には十分注意しましょう。

リース会社が保有している車しか利用できない

先述の通り、中古車リースはリース会社が在庫として保有している車をリース契約で利用するサービスです。

このため、新車リースとは異なり「利用を検討している業者では希望の車を扱っていなかった」という可能性が出てきます。

中古車リースを利用する場合は「取り扱い車種の多い業者に絞って検討する」「先に希望の車を取り扱っているかを確認してからサービス内容などの詳細を確認する」といった対策をとるとよいでしょう。

中古車購入と中古車リースどっちがおすすめ？

中古車の利用を検討している場合、「購入」と「リース」のどちらがおすすめか気になります。

結論から言うと、本記事では「リース」の方をおすすめしており、その理由は以下の2点です。

リースの場合、毎月の支払いが一定で費用の管理がしやすい

新車リースと同様、中古車リースでも「購入のためのまとまった金額を用意する必要がない」というカーリース最大のメリットは健在です。

また、中古車の場合はメンテナンスパックのオプション契約が必要となることが多いものの、以下のメリットもあります。

こうしたメリットも受けることが出来るため、購入ではなくリースで導入する価値は大いにあると言えます。

リース会社が厳選した中古車に乗ることができる

中古車を購入する際に、最も心配なのが購入後のトラブルです。

車に詳しくない人は中古車選びも大変で、掘り出し物の1台に巡り合うのは至難の業。

しかし中古車カーリースであれば、リース会社が厳選した中古車の在庫から好きな車を選ぶことができます。

自社で貸し出していた車だけを取り扱う会社もあれば、専門家が品質チェックした車だけを取り扱う会社もあります。

各社が厳しい基準で中古車を選んでいるため、中古車選びで失敗する可能性が低いのです。

さらに1〜2年の保証が無料で付いてくることが多いので、購入後にトラブルが起きても安心。

こうしたメリットは購入ではなくリースだから受けられます。

中古車カーリースを選ぶポイント

最後に、中古車カーリースを利用する場合はどのような点に注目すればよいのかを紹介します。

1.メンテナンスの対応範囲とその費用

先述の通り、中古車リースは新車リースよりもメンテナンスに関する規定が厳しい業者が多くなっています。

このため、中古車リースの利用を検討する場合はメンテナンスの規定についてより一層注意を払うようにしましょう。

2.契約期間やリース代金はどうなっているか

新車リースの場合と同様に、中古車リースでも「契約期間は何年か」「毎月均等払いか、それともボーナス併用払いなのか」といった契約条件はとても重要です。

この他、「契約期間の途中で乗り換えや返却ができる特例」「契約満了後に車が貰える規定」の有無も重要度の高いポイントと言えるでしょう。

3.走行距離上限やドラレコ・カーナビ・ETCなどの有無

新車・中古車を問わず、カーリースでは車の価値が下がりすぎないように「走行距離上限」が設定されていることが多く、これを越えて利用すると契約満了の際に追加料金が発生してしまいます。

また、中古車リースでは以前の持ち主が取り付けていたドライブレコーダーやカーナビ・ETCなどの装備をそのまま利用できるという特徴もあります。

このため、毎月のリース代金だけではなく、業者ごとに設定されている走行距離上限や希望の車に付いている装備に注目することも重要なポイントとなります。

まとめ

中古車カーリースには、まとまった金額がなくても利用できるメリットはそのままに「契約から納車までが新車よりも早い」という魅力があります。

車検・法定点検・メンテナンスなどの規定が厳しい傾向がある点にさえ注意すれば、新車リースよりも低価格・短納期で車を利用できる素晴らしいサービスと言えるでしょう。

よくある質問

中古車カーリースはデメリットだらけ？

デメリットばかりではありません。新車に比べて安く乗れるなどのメリットがあります。一方で選べる車種に限りがあること、購入後の故障リスクなどは大きなデメリットと言えます。詳しくはコチラ

中古車カーリースのおすすめは？

以下の5つです。

1. オリックス・カーリース・オンライン
2. ニコニコカーリース（ニコノリ）
3. MOTAカーリース
4. NOREL（ノレル）
5. お得にマイカー 定額カルモくん

詳しくはコチラ

中古車カーリースは審査なしで利用できる？

できません。必ず審査があるので、落ちないために審査基準を知っておきましょう。詳しくはコチラ

中古車カーリースを選ぶポイントは？

以下の3つです。

1. メンテナンスの対応範囲とその費用
2. 契約期間やリース代金はどうなっているか
3. 走行距離上限やドラレコ・カーナビ・ETCなどの有無

詳しくはコチラ