カーリースやサブスクに年齢制限はある？未成年者や高齢者は契約可能？

頭金も必要なく、不要になったらすぐに解約できるのがカーリースやサブスクです。

これから免許を返す予定がある高齢者はもちろん、免許取得後すぐに車に乗りたい若者まで利用できます。

本記事では、カーリースやサブスクの年齢制限について詳しくご紹介しています。

カーリースは何歳まで利用できる？

カーリースのメリットとして大きいのが「免許返納したら気軽に契約を解除できる」というもの。

免許返納を検討するということは、それなりに高齢であることが想定されます。

そこでカーリースやサブスク各社は、何歳まで契約を受け付けてくれているのか一覧表でご紹介します。

高齢者カーリース契約をまとめると、以下3つの特徴があります。

1.75歳が一つの目安

カーリースやサブスクは、75歳まで契約できるというのが一つの目安になりそうです。

しかし、各社の「75歳」という認識は少し異なるようです。

契約したい会社がどちらであるのか、契約前にしっかり確認することが大事です。

75歳以上でもカーリースを利用したい場合、90歳まで契約できるKINTOがおすすめ。

違約金フリープランを契約すれば、免許を返納したら違約金なしで契約を終了することができます。

2.連帯保証人が必要なケースが多い

高齢者になるほど定職に就いている可能性は低く、年金収入で生活していることが多いでしょう。

そのためカーリース契約時に、定職に就いている保証人を求められる可能性があります。

3.会社による個別判断がある

各社の対応を見ると、一概に年齢で区切っているのではなく、高齢者の場合は会社が個別に判断しているようです。

収入はもちろんですが、現在の生活環境や数年先のリスクなどを審査で確認されることが考えられます。

私は82才の時にKINTを知り、いつでも免許を返納すれば車を返却するだけ！という、いつまで乗れるかわからない私でしたが、安全装置のついた新車に乗りたいと思う気持ちもありましたが、奥さんや息子からは購入は反対されていましたが、大きな金額(頭金)が要らないKINTならいいんじゃない？と後押しもあり、契約しました。
いつまで元気で運転出来るか不安でしたが、運転が出来なくなって入院したり、免許証を返納すれば、車を返却するだけという、最後の煩わしさがない点が凄く気に入って、月々はアクアで52250円で３年契約と、高い料金ではありましたが契約しました。
グレードは真ん中のグレードにもかかわらず、料金はCMしてる金額より開きもあり、高い印象はありましたが契約しました。
ここまでは良い点です。

ここからは悪い点です。
昨日の出来事になりますが、KINTの契約が１２月で終わる為、契約が終わったらどうなるのかをトヨタのディーラーへ話を聞きに行って来ました。
すると、今は契約できる車が少なく、カローラクロスとアクアとノアとヴォクシーの４車種しかありませんでした。
車種の少なさに愕然としましたが、ディーラーの担当者に試乗車を用意してもらい、とりあえずは解約金フリープランで乗りたい車が契約出来るまではカローラクロスに乗ってみては？のシミュレーションで頭金約２７万円で月々約47000円と、今のアクアの契約より、いつでも乗り換えれるのと、月々の支払いも安くなるので契約しようと思いネットで申込して審査する事になりました。
当然審査といってもリースだし、今まで高い料金を滞納なく支払ってきた実績もありましたし、次の車は１２月からカローラクロスと思ってワクワクしていましたが、画面上の審査から１５分後、まさかの審査見送り画面へ・・・。
問い合わせして理由を聞いても、すみませんしか言われず、全く説明はしてもらえませんでした。
私は高い崖から突き落とされた気持ちでした。
KINTから、お前はもう８５才で、すぐにでも免許返納するだろ？と、寿命を突きつけられた思いになり、怒りが込み上げてきました。
今のアクアを契約する時(２年半前)は高齢者におすすめです。の売り文句が、あったにもかかわらず、です。
もちろん、審査がダメな点に年齢以外に心当たりはなく、KINTに年齢制限などはあるのか？問い合わせしましたが、『ない』との事。
その後ディーラーの担当者に購入した場合、月々40000円で残価設定プランで頭金なしで審査してもらい、OKも出ました。
最後までKINTで乗れると思って2年半前に保険は解約して、中断証明も出しておらず、保険も最初からかけないといけなくなり、完全にKINTに裏切られました。

※引用：みん評「KINTOの口コミ・評判」より

口コミを見る限り、利用条件を満たしていても審査に落ちてしまうことがあるようです。

このように、高齢者のカーリース契約は審査で確認される項目が多いことが予想されます。

カーリースは何歳から利用できる？

これから免許を取って車を買うという人は、カーリースは何歳から契約できるのか気になりますよね。

未成年者のカーリース・サブスク契約をまとめると、以下2つの特徴があります。

1.多くの会社が18歳から利用できる

カーリースやサブスクの会社のほとんどが、18歳から契約できるという内容になっています。

自動車免許は18歳から取得できるため、免許を取ったらすぐに利用できるようです。

成人年齢が18歳に引き上げられたこともあって、各社が18歳から契約できるようにしていると考えられます。

2.親権者を連帯保証人にする必要がある

せっかく18歳から利用できるとなっていても、ほとんどの会社が親権者を連帯保証人にする必要があります。

18歳ということは、まだ就職していても日が浅い可能性があります。

まだ就職していないケースも十分あるため、収入が安定している親権者を連帯保証人にする必要があるのです。

カーリースに年齢制限がある理由

ここでは、カーリースの年齢制限がある理由に関して、未成年者と高齢者の目線から確認していきます。

未成年の場合

2022年4月より成人年齢が18歳に引き下げられましたが、契約に関してはまだまだ各社の整備が整っていないのが実情です。

また未成年者はまだ学生であったり、就職していても日が浅いなどの理由があります。

また、免許を所得して間もないため、運転に不慣れであり事故を起こす可能性が高いと考えられます。

これらのことを考慮し、カーリース契約の年齢制限が設けられています。

高齢者の場合

高齢者の場合は、未成年者とは違い年金生活を送っているためまとまった収入がないことが要因です。

またカーリースは長期契約になることが多く、病気などで車に乗れなくなると中途解約のリスクがあります。

中途解約はまとまった額の違約金を支払う必要があるため、年金生活の高齢者には大きな負担となります。

こうした事情によるトラブルを避けたいため、カーリース各社はある一定の年齢までの契約としているのです。

高齢者の審査基準

具体的な審査基準は公開されていませんが、審査の際は以下2つが重視されます。

会社を定年退職後に再雇用を受けるなど安定した収入が見込めることや、資産を所有していることなどが重要視されているようです。

カーリースを契約してもリース期間中に月額料金を支払い続けることができるのかを審査されています。

未成年者の審査基準

未成年者の場合も具体的な審査基準は公開されていませんが、以下の3つが重要です。

カーリースの審査では「信用情報機関の情報」すなわち、年齢や年収、職業、資産などの情報を元に審査されます。

年収は200万円以上あるかどうか、雇用形態は正社員かどうかが重視されます。

また過去に借金を滞納していないかどうかもチェックされます。

こうした点に不安が残る場合、親族などの連帯保証人を立てるなどが必要です。

年齢や審査に不安がある場合は相談する

先ほどもお伝えしたように、カーリース契約には「信用情報機関の情報」が重要です。

債務履歴や滞納履歴などがある場合は注意が必要です。

また、資産や年収、職業なども重要視されます。

しかし、収入に見合ったカーリースプランや契約条件を選択することで審査に通ることは十分に可能です。

最近では、事前相談や公式HP上でリースプランのシミュレーションができるカーリース会社も増えています。

年齢や審査に不安がある方は、一度カーリース各社に相談してみるところから始めてもいいかもしれません。

未成年者や高齢者にカーリースがおすすめな理由

ここまでの情報を整理すると、高齢者や未成年者がカーリースやサブスクを契約するのは難しいように思えます。

しかし実際は逆で、新車をローンで購入するよりカーリースやサブスクの方がおすすめできるのです。

未成年の場合

未成年者の場合は、車を所有したくても頭金や月々のメンテナンス代、高額な車検費用などが心配です。

しかし、カーリースであれば頭金や高額なメンテナンス代を支払うことなく車を所有することができます。

進学などで一時的に車が必要になった場合でも、リース期間を短めに設定することで無駄なく低予算で車を持つことができます。

高齢者の場合

高齢になると誰しも判断力の低下や、運転能力が低下してしまいます。

最近は車が進化しているため、あらゆる運転支援システムが搭載されています。

しかしこうした車に乗るためには、常に最新の車に買い換えないといけません。

しかし、カーリースであれば毎月定額で新車や最新車両に乗ることができるため、常に安心の運転支援システムが搭載された車に乗ることができます。

また中途解約の違約金がかからないプランで契約すれば、将来を気にすることなくカーライフを楽しむことができます。

高齢者の車買い替えについては、以下の記事で詳しく解説しています。

高齢者におすすめのカーリース3選

本章では、高齢者におすすめのカーリースを3つご紹介しています。

90歳まで契約可能！KINTO

※画像出典：KINTO

カーリースや車のサブスクの中で、最も対象年齢が広いのがトヨタの「KINTO」です。

免許さえあれば、契約終了時の年齢が90歳までであれば高齢者の契約も可能。

解約金フリープランを契約すれば、免許を返納したタイミングでカーリース契約を違約金なしで解約できます。

KINTO公式サイト

年齢制限なし！ニコノリ

※画像出典：ニコノリ

ニコノリは年齢制限を設けていないので、何歳でも申込みが可能です。

契約の可否は審査によって決まりますが、80歳以上は申込みすら受け付けていない会社に比べて柔軟性があると言えます。

ただし中途解約はできないので、契約年数はじっくり考慮する必要がありそうです。

ニコノリ公式サイト

免許返納プランがある！SOMPOで乗ーる

※画像出典：SOMPOで乗ーる

SOMPOで乗ーるは免許返納プランがあり、毎月1,100円を支払えばいつでも違約金なしで解約が可能です。

さらに年金受給者でも契約可能なので、収入源が年金だけの高齢者にもおすすめ。

300台を超えるラインナップから好きな車を選べるので、運転サポートがついた車に乗ることもできます。

SOMPOで乗ーる公式サイト

未成年者や若者におすすめのカーリース3選

本章では、未成年者や若者におすすめのカーリースを3つご紹介します。

任意保険料もコミコミ！KINTO

※画像出典：KINTO

学生や若者は、車に乗れても任意保険料が高いというデメリットがあります。

しかしKINTOなら任意保険料がコミコミなので、高い保険料を払う必要がありません。

18歳以上なら親権者の同意がなくても申し込めるので、新成人なら自分の意思で車を持つことができます。

KINTO公式サイト

契約終了時に車がもらえる！MOTAカーリース

※画像出典：MOTAカーリース

走行距離を気にせず、自分の車のように自由に使いたい人はMOTAカーリースがおすすめです。

MOTAカーリースは契約終了時に必ず車がもらえるので、契約期間中も走行距離を気にせず自由に乗ることができます。

改造もOKなので、免許を取ったばかりで車いじりも楽しみたい人にはピッタリです。

さらにオイル交換や車検代が無料になるクーポンがもらえるので、維持費のことも気にせずカーライフが送れます。

MOTA公式サイト

契約期間が自由に選べる！定額カルモくん

※画像出典：定額カルモくん

定額カルモくんの特徴は、契約年数が1〜11年の間で自由に選べること。

学生の場合は、在学期間中だけ車を所有するということができます。

申し込みもネットで完結できるため、ディーラーを回ったり価格交渉をしたりという手間がかかりません。

定額カルモくん公式サイト

まとめ

今回は、カーリースの年齢制限に関してお伝えしてきました。

カーリースは、頭金や初期費用を持たずとも月々定額で新車に乗れるため、非常にメリットがあります。

しかし、カーリースの契約には年齢制限が設けられています。

カーリース各社が、リース契約に年齢制限を設ける理由の1つとして「交通事故」や「支払い能力」が挙げられます。

カーリースは、車の価値が契約終了まで維持される必要があるため、交通事故などで車両が使えなくなってしまっては困ります。

また、リース期間中の月額料金も支払えなくなると困ります。

そのため、契約には「交通事故」「支払い能力」など総合的に判断されます。

未成年者や高齢者がカーリースを契約する場合は収入に見合ったカーリースプランを選ぶなどすると契約することができます。

まずは、カーリース会社に事前に相談してするのがおすすめです。

カーリースの年齢制限に関するよくある質問と回答

カーリースは何歳まで利用できる？

最高で80歳です。多くの会社が契約満了時の年齢を75歳以下に設定しています。

トヨタの高齢者向けカーリースはある？

KINTOが最高90歳まで契約できます。KINTOについて詳しく知りたい人はコチラ

学生はカーリースの契約できる？

18歳以上ならできます。学生のカーリースについて詳しく知りたい人はコチラ

75歳以上でも契約できるカーリースはどこ？

「KINTO」「ENEOS」「ニコノリ」「SOMPOで乗ーる」「オートフラット」などが75歳以上でもリース契約を行っています。

各社が年齢制限を設ける理由は何？

高齢者や未成年者は、まとまった収入を得られない可能性があるためです。