- カーリース契約満了時に査定されるポイントは?
- カーリース返却時のトラブルを回避するには?
- おすすめのカーリース会社は?
カーリースの契約満了時に取る選択肢は「乗り換え、再リース、買取、返却」の4つです。
これらのうちの返却を選択した際には、車を査定し、契約時の想定残価との差額を算出する必要が出てきます。
この査定の際に査定士がどのようなところをチェックするのか、実際に中古車買取店で買取査定をしていた経験を踏まえて解説していきます。
また、返却の際のトラブルの回避法についても解説していきますので、一読して軽く念頭に置き返却に臨みましょう!
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カーリース返却時に査定されるポイント
リース契約が終了すると、基本的には車をリース会社に返却します。
その際に査定が行われ、綺麗に乗っていたかどうかをチェックされるのです。
カーリースで返却された車のうち、条件の良い車は特選中古車や認定中古車として自社で再販されます。
それ以外はリースアップ車として中古車オークションに出品され中古車市場へと流通していくのが一般的な流れです。
中古車として再販されるってことだね
査定の際、査定士は過去に自社で販売された車や、中古車オークションで成約された車との乖離を見ていきます。
もし返却車両が相場価格を下回っていれば、差額を請求される可能性があるのです。
そこで本章では、カーリース返却時にどんな点を査定されるのかご紹介します。
特に査定士が査定の際に重要視しているポイントを以下で解説していきます。
1.走行距離
カーリースには走行距離が無制限のプランと、上限が設けられているプランがあります。
無制限は文字通り、走行距離が何km超過しても、査定額に影響しませんが、その分、月々の支払額が高く設定されています。
上限があるプランの設定距離は各会社によって違いますが、1ヶ月あたり1,000〜1,500kmに設定されている事が多いです。
また、万が一設定距離を超えてしまった場合には1kmあたりおおよそ8〜10円の追加料金が発生してしまう場合が多いようです。
5年契約なら6万キロ、7年なら84,000キロと計算するよ
しかしながら、車は必要な時に使うもので、超過しない為に使用を控えるというのは、便利なはずの車を所有する意味が半減してしまいます。
その分多く使ったんだと考え、あんまり意識しすぎない方が良いのではないかと思います。
2.外装の傷
外装につけてしまった傷についても、各会社、契約プラン、過失の有無によって変わってきますが、返却時には原状回復するというのが原則です。
傷はある程度の経年を考慮されますが、過剰に傷ついている場合は原状回復費用を請求されます。
またリース契約中、傷をつけてしまった時や発見した時は、契約しているリース会社への報告が義務付けられています。
もし、報告を怠り、自分で修理に出してしまった場合、追加料金が発生してしまう事があるので気をつけましょう。
返却時の傷について知りたい人はコチラ
3.内装の汚れ
内装の汚れについても、各会社、契約プランによって変わってきますが、原則的には原状回復が基本です。
ただ、車を使用する上で、車内を全く汚さず、新車と同じ状態を保つのは不可能な事です。
通常使用による経年劣化においては、そこまで神経質になる必要はないかと思います。
しかし、シートに飲み物をこぼしてそのままにしてしまったり、シートの下に食べカスなどを落として、そのまま放置してしまったなどはこれに該当しないので、汚してしまったら、直ちに綺麗にするよう心がけましょう。
その時点でリース会社に連絡しようね
特にペットやタバコの臭いなどは放置してしまうと、取れなくなってしまうので、こまめに換気や消臭スプレー等で対策するようにしましょう。
4.契約期間中の修復歴
事故を起こし修復した場合、こちらも、各会社、契約プランによって変わってきますが、基本的には査定額に影響してきます。
バンパーの角を軽く擦ってしまった、駐車中に隣の車にドアを当てられてしまった等の簡単な板金塗装での修理においては、そこまで大きく査定に影響はしません。
しかし、フレームと呼ばれる車の骨格になる部分にまで及ぶ事故での修理においてはかなり影響が出てきます。
エアバッグが開くような事故を起こしたときだね
フレームまで修理した車は中古車としてオークションに出品、販売する際には、修復歴ありの事故車として取引されます。
その為、無事故の車と比べて販売価格を下げないと売る事が難しくなってしまうので、その差額分を想定残価から下げなくてはならなくなります。
事故を起こしたくて起こす人はいないと思いますが、事故を起こしてしまうと、金銭面でも痛手を負いますが、何より怪我をして痛い思いをしたり、人命に関わるので、運転には十分気をつけましょう。
想定残価を下回ると精算する必要がある
想定残価を下回ってしまった時、追加料金の支払いが発生してしまう場合があります。
まず、カーリースにはオープンエンド契約と、クローズドエンド契約という2種類の契約方法があり、オープンエンド契約の場合、追加料金が発生する可能性があります。
クローズドエンドは車がもらえる契約のことだよ
オープンエンド契約というのは想定残価をあらかじめユーザーに公開するもので、想定残価を高めに設定する為、月々の支払いを低く抑えることができます。
しかし契約終了時に想定残価を査定額が下回ってしまった場合には、追加料金を支払わなくてはならなくなります。
一方、クローズドエンド契約というのは、想定残価をユーザーに公開しない契約です。
オープンエンド契約と比べて、月々の支払いが高くなる契約なので、想定残価を査定額が下回ってしまった場合でも追加料金は発生しません。
想定残価とは
想定残価の設定方法も各会社によって違いますが、基本的には使用年数や、走行距離、車の人気等を考慮した、契約満了時点でのその車の価格を予想したものです。
この車は人気があるから5年後でも50%の残価があります
じゃあ300万円の車なら5年後に150万円ってことですか?
はい。ただし事故なく綺麗に乗ってくれた場合です。
ということは5年かけて150万円を支払うんですか?
そうです。だから新車で買うより月々の支払額が安いんです。
精算の費用はいくら?
精算の費用については、前述したクローズドエンド契約を結んでいた場合は、距離の超過や、傷があった時でも追加料金は発生しません。
しかし、オープンエンド契約を結んでいた場合、査定額が想定残価を下回ってしまった時には差額を追加料金として支払わなくてはならなくなります。
前章でもお伝えした通り、精算費用は査定の上で決定します。
綺麗に乗っていれば精算額は0円ですが、走行距離が1万キロオーバーなら10万円程度の費用が発生します。
事故で原状回復できない場合はどうなる?
全損事故等により原状回復が出来なくなってしまった場合、車を継続して使用する事が不可能になってしまいます。
このような場合は強制的に契約が解除され、中途解約の違約金が発生してしまう事があります。
車もなくなってお金も取られるの?
リース車両はレンタルなので、自分に非がなかったとしても弁償する必要があります。
過失割合が10:0の事故なら相手が補償してくれますが、事故において10:0となることはあまりありません。
こうした点を踏まえ、次章ではトラブルを回避する方法をご紹介します。
返却時のトラブルを回避する方法
誰しも、事故を起こそうと思って事故にあったり、故意に走行距離を超過させるような事はしないでしょう。
しかしながら、車を運転する上での軽い事故や、ちょっとした傷、走行距離の超過等は避けられないものです。
このような事が起きてしまった場合、返却時にトラブルにならない為にはどうしたら良いでしょうか?
トラブルを回避する方法は以下の3つだよ
1.車両保険に入る
車の保険には、所有者すべてが入る事を義務付けられている自賠責保険と、任意保険の2種類があります。
カーリースの場合、基本的に自賠責保険の料金はリース料金に組み込まれていますが、任意保険の料金は組み込まれていません。
トヨタのKINTOは任意保険料も含まれているよ
この自賠責保険は対人に対して補償するもので、自分の車を傷つけてしまった場合などには補償の対象にはなりません。
自分の車の傷などを補償してくれるものは、任意保険の車両保険というものになります。
上述した全損事故などにより原状回復出来なくなってしまった場合でも、車両保険に加入していれば大部分カバーしてもらえます。
またカーリース専用車両保険に加入しておけば、違約金分までもカバーしてくれるものもあります。
月々の負担が増えてしまいますが、カーリースを契約した際にはこのような保険も検討してみると良いかと思います。
参考カーリースに自動車保険は必要?保険料と任意保険の仕組みを確認しよう
2.原状回復費用をカバーするオプションに入る
カーリース会社によっては、距離上限を設けなかったり、原状回復せずにそのまま返却できる、追加のオプションも用意されてます。
中には月々の支払いを少し増やすだけで、契約満了時に車を貰えてしまうオプション契約もあります。
定額カルモくんは月々500円で付けられるよ
支払い金額等をよく検討した上でこれらのオプションを付けることも、返却時のトラブル回避方法のひとつになるかと思います。
3.カーリース会社の査定額を上回る中古車買取店を探しておく
仮に想定残価を100万円と設定し、契約満了時の査定額が90万円になってしまった場合、ユーザーは差額の10万円を負担しなければなりません。
しかし前もって自ら他の中古車買取店を回り査定してもらって、100万円以上の店舗を確保しておけば、ユーザー負担の10万円はなくなります。
100万円を超えた分はもらえちゃうよ
ただ、この場合いったん想定残価を負担して、車を買い取ってから、買取店に売却に行かなければならないので、その点が少しデメリットではあります。
またリース会社が車両の買取を不可としているケースもあるので、契約内容によっては使えない手法でもあります。
返却トラブルの心配なし!もらえるカーリースおすすめ3社
カーリースの契約満了時の返却におけるトラブル回避の方法をいくつか紹介して来ました。
その中でも特に効果のある方法は、車がもらえるプランで契約する事です。
そこでここでは、もらえるプランのあるカーリース会社のおすすめ3社を紹介します。
MOTAカーリース
※画像出典:MOTAカーリース
運営会社 | 株式会社MOTA |
年齢 | 18歳以上 |
リース料金 | 5,940円〜 |
頭金 | 0円 |
契約年数 | 5、7、11年 |
契約方式 | クローズドエンド |
車種 | 国産全車種(商用車を除く) |
サポート | 指定整備工場 |
月間走行距離 | 制限なし |
オンライン申し込み | 不可 |
独自サービス | 契約期間中のカスタマイズOK |
MOTAカーリースの特徴は、追加料金なしで車がもらえるカーリースという点です。
どの契約方式でも車もらえるオプションがついてくるので、返却時にトラブルが起きる心配がありません。
走行距離の制限もないですし、改造もペット同乗もOKです。
トラブルの心配をしないで、自分の車のように使いたい人はMOTAカーリースがおすすめです。
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定額カルモくん
※画像出典:定額カルモくん
運営会社 | ナイル株式会社 |
年齢 | 18歳以上 |
リース料金 | 11,220円〜 |
頭金 | 0円 |
契約年数 | 1〜11年の範囲で1年単位で選択可能 |
契約方式 | クローズドエンド |
車種 | 国産全車種(商用車を除く) |
サポート | 指定整備工場 |
月間走行距離 | 6年以下:月間平均1,500km 7年以上:制限なし |
オンライン申し込み | 可能 |
独自サービス | オプション加入で車がもらえる |
最近TVCMでもよく目にする、定額カルモくん。
7年以上の契約をし、月々のリース料金に500円をプラスすると、契約満了時に車が貰えてしまうという驚きのプランがあります。
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ニコノリ
※画像出典:ニコノリ
運営会社 | 株式会社MIC |
年齢 | 年齢制限なし |
リース料金 | 5,500円〜 |
頭金 | 0円 |
契約年数 | 1~9年の範囲で1年単位で選択可能 |
契約方式 | クローズドエンド |
車種 | 国産全車種 |
サポート | 指定整備工場 |
月間走行距離 | 5年:30,000km、60,000km |
オンライン申し込み | 可能 |
独自サービス | ガソリン割引あり |
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まとめ
- 査定時の査定ポイントは走行距離、外装の傷、内装の汚れ、修復歴が主なものである
- 想定残価を査定額が下回ると追加料金が発生する場合がある
- 全損事故などによる違約金までもカバーしてくれるカーリース専用の保険がある
- カーリース会社の査定額を上回る中古車買取店を探しておくと良い
- 契約満了時に車をもらえるプランがトラブルを回避する上では1番効果がある
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