仏滅とは六曜のうちのひとつで、一般に縁起の悪い日とされています。
実際のディーラーでは納車時に仏滅かどうかを気にしているの？
現役ディーラーマンの私が知り合いの営業マンにも聞き込みしたので、その結果も交えて紹介させていただきます！
売るかどうかは決めてない、値段を見てから決めたいというときに、買取店まで査定に行くのは面倒ですよね。
車の買い替え、週末に動き出すなら
筆者はMOTA車買取でディーラーよりも30万円以上高く売れました。
仏滅の納車って縁起悪いって本当？
先に結論を紹介しますと、私が接客をしていた中で「仏滅だから」という理由で納車日を変更されたお客様はいません。
仏滅の日に何か重要な行事や新しいことを始めることを避ける、または選ばないという風習は確かにあります。
しかしながら特に私は気にしたことないですし、お客様に納車日の案内をする際にも「仏滅かどうか」は気にしません。
お客様から要望があったときは応えます
仏滅に起因する事故が起きた話も聞きませんし、実際に何かが起こっているかというと何も起こっていないので特に気にする必要もないのかなと個人的に思います。
こうしたことから、ディーラーマンはもちろん、お客様も仏滅を気にしている様子はありません。
縁起が悪いということもないので、納車日が仏滅になりそうな方は気にしなくても良いでしょう。
仏滅に納車した実例
私が担当したお客様では1組も仏滅を気にしたお客様はいらっしゃいませんでした。
そのため、弊社や知り合いの営業マンに聞き込みを実施してその実例を紹介させていただきます。
実例：週末納車を提案したら断られた
50代の女性の方と店頭で在庫していた軽自動車を成約。
現車がすでに店舗内にあり、軽自動車で書類手続きも早く、12ヶ月点検のみですぐに納車できるということで平日を避けて2週間後の日曜を営業マンが提案しました。
しかしお客様から「その日は仏滅なのに縁起でもない！」と叱られ、次の日の月曜（大安）での納車になったそうです。
営業マンは仏滅より休日を気にします
平日は皆様お仕事をされているので、できるだけ納車日が被らないようにします。
お客様が休日の日に納車した方が喜ばれるので、営業マンは仏滅よりも「お客様が休日かどうか」を気にして納車日の提案を行います。
仏滅納車、ディーラーはなんて説明する？
私は特に「納車日が仏滅である」と説明しません
私に六曜を気にする習慣がなかったことと、特に入社後に気にするよう教育を受けていなかったのもあり、そもそも納車日が仏滅なのか否かを気にしたことがありません。
そして、私のお客様の中で「仏滅を避けたい」とおっしゃる方にも今まで出会っていません。
知り合いの営業マンに聞き込みを実施したところ、少数ではあるものの仏滅を気にしている人もいました。
それでも「できれば避ける」程度の認識で、お客様から要望がなければもっと合理的な理由で納車日を決めているそうです。
ディーラーマンおすすめの納車日
前述の通り、ディーラーマンは仏滅よりも「もっと合理的な理由」で納車日を決めます。
ここでは仏滅はいったん置いておいて、私がおすすめしたい納車日を紹介いたします。
1位：ディーラーの定休日の翌々日以降の平日
まず、土日はディーラーの営業マンの予定が商談等で詰め込まれて忙しくしている日なので、1件あたりにかけられる時間が少なくなります。
より丁寧な接客を受けたいという目線で考えると避けたほうがいいと思います。
となると平日が良いのですが、ディーラーの定休日は大抵平日なのでその日は納車不可能です。
そして、定休日翌日だと溜まった業務を片付けるのが忙しく、バタバタしています。
ディーラーは定休日前までに清掃や洗車を実施して、休み明けの納車日当日に再度洗車をしたり細かいチェックをします。
忙しいと、このチェックが充分なクオリティにならない可能性があります。
実際自分も経験していますが、休み前に入念にチェックしたはずなのに休み明けにもう一度車両を見たら汚れが残っていたりして、慌てて洗車していたらお客様が来てしまったことがあります。。。
なので本当にベストな日は、休み明けの翌々日以降の平日になります。
2位：ディーラーの定休日明けの平日
1位で準備不足になる可能性があるとしていた日になりますが、そもそも大抵の場合は休み前に入念に仕上げきるためそこまで問題にはならないです。
繁忙期ではない限りしっかり対応できます
平日だと営業マンも時間を取れることが多いので車両の説明も丁寧になりますし、充分コミュニケーションを取ることができると思います。
また、平日の方が休日よりも交通量が少なく、休日よりも運転しやすいですしね。
新しい車は車両感覚が掴みきれていないので、道路が空いているときに焦らず運転するのが大事です。
3位：休日の閉店前
休日は営業マンの予定が詰め込まれている上に、朝イチから昼過ぎくらいまでは新規の飛び込みの顧客が多く突発の商談も発生するような状況でその対応に追われます。
その時間帯に納車があっても営業マンは100%の対応ができないため、お客様が落ち着いた夕方～閉店までの時間帯が良いと思います。
とはいえ納車は1時間ほどかかりますので、閉店間際の時間に行くと営業時間中に手続きが終わらない可能性があります。
担当営業マンに都合の良い時間を聞いてからにしましょう
納車日は大安がいいは「ウソ」
大安の納車日がいいと考える人が大半ですが、これも「仏滅納車」と同じで迷信です。
大安は一般に縁起の良い日で、結婚式等他の大イベントでもよく意識されていると思いますが、自動車目線だとそこまで関係ありません。
大安だからと言って車の状態や営業マンの態度に変化があるわけでもないです
それよりも納車日へ向けて気にした方がいいのは天気だと思います。
天気が悪いと視界も悪く、事故の可能性が高くなります。
また、雨が降っているとせっかくピッカピカな車が走った途端汚れてしまいます。
実際、納車日が決まっていたのに当日雨予報だとわかると直前になって「納車日をずらしてほしい」と連絡が入ることは珍しくありません。
どうしても仏滅が避けられないときはどうする？
最後に、どうしても仏滅納車が避けられない場合の対処法をご紹介します。
お祓いにいく
神社にてお祓いしてもらうことで縁起を清めることができます。
お守りや護符を用意する
交通安全祈願などのお守りを車内に置くことで、降りかかる不幸を避けられる場合があります。
時間帯をずらす
仏滅の語源は「物滅」からきており、「万物の終わりと始まりの日」とする説です。
その見方だと午前は凶、午後なら吉。
結婚式なども午後に行うならOKとされています。
そのため、午後以降での納車にしたほうがより対策になると思われます。
仏滅納車で事故が起きた例はない
今回、過去の納車データを洗いざらい調査しましたが、仏滅納車が事故率が高いということはありませんでした。
納車1ヶ月以内に事故になった例は数例ありますが、それは他の六曜の日と比較しても特に変わりありませんでした。
実績から考えるとそこまで気にする必要はなさそうです。
【結論】気にしないのが一番
仏滅だから故障や事故が起きた！という話は、正直聞いたことがありませんし、実際に記事執筆にあたり過去データを確認しましたが、仏滅納車が飛び抜けて不幸に見舞われていることもありませんでした。
どうやら車に関しては仏滅と故障の結びつきは弱そうですので、あまり気にせずに過ごして問題なさそうです。
せっかく高い買い物をしたので縁起も気にされるかもしれませんが、心配よりも車が手に入った後の生活や風景を想像してワクワクしていただいた方が営業マンとしても嬉しいです。
それよりも1日も早く新車の運転に慣れて安全運転を意識しようね
売るかどうかは決めてない、値段を見てから決めたいというときに、買取店まで査定に行くのは面倒ですよね。
車の買い替え、週末に動き出すなら
筆者はMOTA車買取でディーラーよりも30万円以上高く売れました。
まとめ
今回は仏滅と納車について紹介させていただきました。
- 実際のお客様は縁起を「気にしない」
- 仏滅納車が原因で事故が起きた例は存在しない
- 納車日のお勧めはディーラーの定休日の翌々日以降の平日
- 実際のお客様は六曜よりも天気の方が気にされている
- 仏滅のことは気にしなくてOK
よくある質問
今回は私の経験と、周囲の営業マンに聞き込みしたものも含めて回答させていただきます。
仏滅納車は事故を起こす可能性が高い？
関係ありません。今回、過去の納車データを洗いざらい調査しましたが、仏滅納車が事故率が高いということはありませんでした。
納車1ヶ月以内に事故になった例は数例ありますが、それは他の六曜の日と比較しても特に変わりありませんでした。
実績から考えるとそこまで気にする必要はなさそうです。
仏滅納車なら一番いい時間帯はいつ？
午後以降です。仏滅の語源は「物滅」からきており、「万物の終わりと始まりの日」とする説です。その見方だと午前は凶、午後なら吉。結婚式なども午後に行うならOKとされています。
そのため、午後以降での納車にしたほうがより仏滅対策になると思われます。
仏滅に納車はやめたほうがいい？
やめなくていい（気にしなくていい）。
仏滅だから故障や事故が起きた！という話は、正直聞いたことがありませんし、実際に今回を気に過去データを確認しましたが仏滅納車が飛び抜けて不幸に見舞われていることもありませんでした。
どうやら車に関しては仏滅と故障の結びつきは弱そうですので、あまり気にせずに過ごして問題なさそうです。
ディーラーマンは仏滅納車を気にしない？
まったく気にしません。
少なくとも私の周囲で気にしている営業マンは皆無でした。
どうぞ皆さんも仏滅のことは気にせずにディーラーへお越しいただければと思います。
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